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ThinkPad歴代モデル一覧|1992〜2026年の年表とシリーズの系譜

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  • 信頼性への取り組み: 1992〜2022年の機種の流れと出来事は、Lenovo for Business JP(@LenovoPRO_Japan)が公開した公式の年表画像をもとに書き起こした。2023年以降は、Lenovo公式サイトと当サイトの機種レビューで確かめた現行モデルの世代名である。発売の年は国や地域で前後することがある。

ThinkPadの歴代モデルを一覧で見たい人に、1992年の初代「700C」から2026年の現行モデルまでを、年表とシリーズの系譜でまとめた。ThinkPadは30年以上で数百の機種が出ていて、名前のルールも何度か変わっている。中古で古い機種を探すときや、昔使っていた機種の後継を知りたいときに、どの機種がどの流れにあるかが分かるようにした。

  • ThinkPadは1992年にIBMが出したノートパソコン。2005年からはLenovo(レノボ)のブランドになった
  • IBM時代は「700」「500」などの数字3桁、2000年からは「T」「X」などのアルファベット+数字、2020年からは「T14 Gen 1」のように画面サイズと世代で呼ぶ
  • 今のシリーズは X1・X9・X・T・P・L・Eの7つ。それぞれの流れをたどると、IBM時代の機種につながる
目次

ThinkPadの年表(1992年〜)

まずは、シリーズごとの流れを1枚の系譜図にした。Lenovoが30周年に作った公式の年表と同じように、横に年、縦にシリーズを並べ、同じ流れの機種を線でつないでいる。

赤い点が今買える現行モデル。表の中は縦・横にスクロールできます

IBM時代 1992〜2004年
Lenovo時代 2005年〜
シリーズ \ 年
19921年目
19932年目
19943年目
19954年目
19965年目
19976年目
19987年目
19998年目
20009年目
200110年目
200211年目
200312年目
200413年目
200514年目
200615年目
200716年目
200817年目
200918年目
201019年目
201120年目
201221年目
201322年目
201423年目
201524年目
201625年目
201726年目
201827年目
201928年目
202029年目
202130年目
202231年目
202332年目
202433年目
202534年目
202635年目
主な出来事
初代 700C 誕生
701C 登場(のちに MoMA 収蔵)
累計1,000万台
10周年
累計2,000万台
Lenovo へ
15周年
累計6,000万台
20周年(X1 Carbon)
PC世界シェア1位
累計1億台
25周年(ThinkPad 25)
Gen表記の今の名前に
30周年
P1・X1 Extreme高性能
X1 Extreme
P1
X1 Extreme Gen 2
P1 Gen 2
X1 Extreme Gen 3
P1 Gen 3
X1 Extreme Gen 4
P1 Gen 4
X1 Extreme Gen 5
P1 Gen 5
P1 Gen 6
P1 Gen 7
P1 Gen 8
現行
P1 Gen 9
Tp → W → Pワークステーション
A31p
T40p
T41p
T42p
T43p
T60p
T61p
W500
W700
W700ds
W510
W701
W520
W530
W540
P50
P70
P51
P71
P52
P72
P53
P73
P15 Gen 1
P17 Gen 1
P15 Gen 2
P17 Gen 2
P16 Gen 1
P16 Gen 2
P16v Gen 1
現行
P16 Gen 3
P s薄型ワークステーション
W550s
P50s
P51s
P52s
P43s
P53s
P14s Gen 1
P15s Gen 1
P14s Gen 2
P15s Gen 2
P14s Gen 3
P16s Gen 1
P14s Gen 4
P16s Gen 2
P14s Gen 5
P16s Gen 3
P14s Gen 6
P16s Gen 4
現行
P14s Gen 7
P16s Gen 5
700 → T14型の主力
700C
720C
750C
755C
755CD
760C
760E
770
600
600E
600X
T20
T21
T22
T23
T30
T40
T41
T42
T43
T60
T61
T400
T410
T420
T430
T440
T440p
T450
T460
T460p
T470
T470p
ThinkPad 25
T480
T490
T495
T14 Gen 1
T14 Gen 2
T14 Gen 3
T14 Gen 4
T14 Gen 5
T14 Gen 6
現行
T14 Gen 7
T s薄型の14型
T400s
T410s
T420s
T430s
T440s
T431s
T450s
T460s
T470s
T480s
T490s
T495s
T14s Gen 1
T14s Gen 2
T14s Gen 3
T14s Gen 4
T14s Gen 5
T14s Gen 6
現行
T14s Gen 7
T 15〜16型大画面
T500
T510
T520
T530
T540p
T550
T560
T570
T580
T590
T15 Gen 1
T15 Gen 2
T16 Gen 1
T16 Gen 2
T16 Gen 3
T16 Gen 4
現行
T16 Gen 5
X1 Carbon14型の最上位
X300
X301
X1
X1 Carbon
X1 Carbon(第2世代)
第3世代
第4世代
第5世代
第6世代
第7世代
Gen 8
Gen 9
Gen 10
Gen 11
Gen 12
Gen 13
現行
Gen 14
X1 Yoga・Nano・FoldX1の派生
X1 Yoga
X1 Tablet
X1 Yoga(第2世代)
X1 Yoga(第3世代)
X1 Yoga(第4世代)
X1 Yoga Gen 5
X1 Nano
X1 Fold
X1 Yoga Gen 6
X1 Titanium Yoga
X1 Yoga Gen 7
X1 Nano Gen 2
X1 Fold 16
X1 Yoga Gen 8
X1 Nano Gen 3
X1 2-in-1 Gen 9
X1 2-in-1 Gen 10
現行
X1 2-in-1 Gen 11
X9新シリーズ
現行
X9 14
X9 15
500 → X12〜13型
500
510Cs
701C
530CS
560
535
560E
560X
570
X20
X21
X22
X23
X24
X30
X31
X32
X60
X61
X200
X201
X220
X230
X240
X250
X260
X270
X280
X390
X395
X13 Gen 1
X13 Gen 2
X13 Gen 3
X13s
X13 Gen 4
X13 Gen 5
X13 Gen 6
現行
X13 Gen 7
200 → 小型X小さく軽い
220
230Cs
235
240
240X
s30
X40
X41
X60s
X61s
X200s
X201s
X240s
ペン・タブレット画面が回る・外れる
700T
360P
TransNote
X41 Tablet
X60 Tablet
X61 Tablet
X200 Tablet
X201 Tablet
X220 Tablet
ThinkPad Tablet
Twist
Tablet 2
Helix
S1 Yoga
Yoga 14
ThinkPad 8・10
Yoga 260
Yoga 460
Yoga 370
X12 Detachable
X12 Detachable Gen 2
X Yoga → 2-in-113型の2-in-1
X380 Yoga
X390 Yoga
X13 Yoga Gen 1
X13 Yoga Gen 2
X13 Yoga Gen 3
X13 Yoga Gen 4
X13 2-in-1 Gen 5
X100e → 11e教育・廉価
X100e
X120e
X121e
X130e
X131e
X140e
11e
11e(第3世代)
11e
11e Yoga
11e Yoga Gen 6
ChromebookChrome OS
13 Chromebook
C13 Yoga Chromebook
300 → R → L法人の標準機
320
330Cs
340
360C
370C
365X
380
385D
380Z
390
390E
390X
R30
R31
R32
R40
R50
R51
R52
R60
R61
R400
R500
L412
L512
L420
L520
L430
L530
L440
L540
L450
L460
L560
L470
L570
L480
L580
L490
L590
L14 Gen 1
L15 Gen 1
L14 Gen 2
L15 Gen 2
L14 Gen 3
L15 Gen 3
L14 Gen 4
L15 Gen 4
L14 Gen 5
L16 Gen 1
L14 Gen 6
L16 Gen 2
現行
L14 Gen 7
L16 Gen 3
13 → L1313型の標準機(Yogaも)
ThinkPad 13
13(第2世代)
L380
L390
L13 Gen 1
L13 Gen 2
L13 Gen 3
L13 Gen 4
L13 Gen 5
現行
L13 Gen 6
SL中小企業向け
SL300
SL400
SL500
SL410
SL510
Edge → E手ごろな価格
Edge 13
14
15
Edge E420
E520
E430
E530
E440
E540
E450・E550
E460・E560
E470
E570
E480
E580
E485
E585
E490・E590
E495・E595
E14・E15
E14・E15 Gen 2
E14・E15 Gen 3
E14・E15 Gen 4
E14 Gen 5
E16 Gen 1
E14 Gen 6
E16 Gen 2
E14 Gen 7
E16 Gen 3
現行
E14 Gen 8
E16 Gen 4
A・G → A据え置き/AMD
A20m
A21p
A22
A30
A31
G40
G41
G50
A275
A475
A285
A485
Zワイド・上位機
Z60
Z61
Z13
Z16
Z13
Z16 Gen 2
iシリーズ個人向け
i1400など
i1620など
i1800など

出典:1992〜2022年はLenovo for Business JPの年表(X)の系譜をもとに主な機種を抜き出した。2023年以降は当サイトで調べた発売日をもとにした。年は年表の位置(おおむね日本での発表の年)に合わせている。

次に、1年ごとの主な機種と出来事を表にした。2022年までは、同じく公式の年表をもとにしている。

年主な機種出来事
1992年700C・700T初代ThinkPadが誕生。赤いTrackPointを最初から載せていた
1993年720C・750C・220上位の750Cと、小型の220が登場
1994年755C・755CD755で、内蔵型のCD-ROMドライブを世界で初めて載せた
1995年701C・760Cキーボードが左右に広がる701C(通称バタフライ)が登場。のちにニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久コレクションに
1996年560薄型の560が登場
1997年770・380770で14.1型カラー液晶と内蔵DVDドライブを業界で初めて載せた
1998年600・iシリーズ600が登場。個人向けのiシリーズはキーボードライトを業界で初めて載せた
1999年570・240570がMoMAで展示される
2000年T20・X20「T」「X」の名前が始まる。累計の販売台数が1,000万台を突破
2001年T23・R30・TransNoteT23がセキュリティ・チップを業界で初めて載せた
2002年T30・X30T30がタッチパッドとTrackPointを両方持つ「ウルトラナビ」を初めて載せた。10周年の国内特別限定モデルを2,002台発売
2003年T40・X40・G40T41がハードディスクを衝撃から守る機能を業界で初めて載せた。累計2,000万台を突破
2004年T42T42がThinkPadで初めて指紋センサーを載せた
2005年X41 TabletIBMのパソコン部門がLenovoへ。レノボ・ジャパンが発足
2006年T60・X60・R60Lenovoになって最初の主力世代
2007年T61・X6115周年の国内特別限定モデル「X61s」を発売
2008年X300・X200・T400・W700・SL薄型のX300、ワークステーションのWシリーズが登場
2009年T400s薄型のT400sが登場(今のT14sの流れの始まり)
2010年T410・X201・L512・Edge手ごろなEdge(今のE)とLシリーズが登場。累計6,000万台を突破
2011年X1・T420・X220・ThinkPad Tablet初代X1が登場。NECレノボ・ジャパングループが発足
2012年X1 Carbon・T430・X23020周年の記念モデルとしてX1 Carbonを発表
2013年T440s・X240・Helix・S1 YogaLenovoがパソコンの世界シェア1位に
2014年X1 Carbon(2代目)・Yoga 142代目のX1 Carbon
2015年P50・P70・X250ワークステーションがPシリーズに。累計1億台を突破
2016年X1 Yoga・X1 Tablet・ThinkPad 13X1が2-in-1とタブレットに広がる
2017年ThinkPad 25・T470・X27025周年の記念モデル「ThinkPad 25」を発売
2018年X1 Extreme・P1・X280・T480s高性能な15型のX1 ExtremeとP1が登場
2019年X1 Carbon Gen 7・T490・X390・E14T490・X390が3桁の型番の最後の世代に
2020年T14・T14s・X13・L14・P14s・X1 Fold・X1 Nano画面サイズ+Genの今の名前に。折りたたみのX1 Foldと、とても軽いX1 Nanoが登場
2021年X1 Carbon Gen 9・X1 Titanium YogaX1 Carbonなどで、画面の縦横比が16:10の機種が増え始める
2022年X1 Carbon Gen 10・Z13・X13s・X1 Fold 1630周年。記念モデル「X1 Carbon Gen 10 30th Anniversary Edition」を1,000台限定で発売
2023年X1 Carbon Gen 11・T14 Gen 4Gen番号で毎年の世代が続く
2024年X1 Carbon Gen 12・T14 Gen 5AI処理用のNPUを持つCPUが増える
2025年X9 14・X9 15・X1 Carbon Gen 13TrackPointのない新シリーズX9が登場
2026年X1 Carbon Gen 14・T14 Gen 7・E14 Gen 8Core Ultra シリーズ3を載せた世代(2026年モデルの解説)

出典:1992〜2022年はLenovo for Business JPの年表(X)、30周年モデルはLenovo・30周年特設ページ。2023年以降は当サイトの各機種記事。年は日本での発表・発売の年を基本にした。

元の年表は、横に長い1枚の画像である。上の段に「IT業界」「社会情勢」「主な受賞」、下の段に機種の系譜が線でつながっている。気になる人は、次の投稿で画像を開いてみてほしい。

2013年以降の機種が、世界と日本でそれぞれいつ発表されたかは、ThinkPad発売日一覧にシリーズ別でまとめた。

シリーズ別の系譜一覧

ThinkPadの機種は、年表の上で何本もの「流れ」になっている。名前が変わっても、役割(大きさ・価格帯・向いている人)は引き継がれている。今のシリーズから逆にたどると、次のようになる。

シリーズ時期主な機種今の後継
X12011年〜X1、X1 Carbon、X1 Yoga、X1 Extreme、X1 Nano、X1 Fold、X1 2-in-1X1 Carbon Gen 14・X1 2-in-1 Gen 11
X(12〜13型)2000年〜X20、X40、X60、X200、X220、X240、X280、X13 Gen 1〜X13 Gen 7
X92025年〜X9 14 Gen 1、X9 15 Gen 1X9 14・X9 15
T(14型)2000年〜T20、T40、T60、T400、T420、T440、T480、T14 Gen 1〜T14 Gen 7
T s(薄型)2009年〜T400s、T420s、T440s、T480s、T14s Gen 1〜T14s Gen 7
T(15〜16型)2008年〜(15型のTはT60の頃からある)T500、T520、T540p、T580、T15 Gen 1、T16 Gen 1〜T16 Gen 5
P(ワークステーション)2008年〜W500/W700(W)、W520、W540、P50/P70(P)、P52、P1、P14s、P16P1 Gen 9・P16 Gen 3・P14s Gen 7・P16s Gen 5
L(法人の標準機)2010年〜L412/L512、L420、L440、L480、L14 Gen 1〜、L13L13 Gen 6・L14 Gen 7・L16 Gen 3
E(手ごろな価格)2010年〜Edge 13、Edge E420、E440、E480、E14 Gen 1〜E14 Gen 8・E16 Gen 4

今はないシリーズも多い。主なものは次の表のとおりで、多くは今のシリーズに役割を引き継いでいる。

シリーズ時期主な機種その後
700系1992〜1998年頃700C、720C、750C、755C、760、770IBM時代の最上位機。のちの600、T20へ
300系1993〜2000年頃300、340、360、380、390手ごろな価格帯。R30(Rシリーズ)へ
500系1993〜1999年頃530CS、535、560、570小さく軽いモバイル。X20へ
200系1993〜2000年頃220、230Cs、235、240とても小さいミニノート。s30、X40の流れへ
600系1998〜2000年600、600E、600X薄型の上位機。T20へ
iシリーズ1998〜2001年頃i1400、i1620、i1800など個人向け
R2001〜2008年頃R30、R40、R50、R60、R400/R500手ごろな価格帯。L412/L512(Lシリーズ)へ
A・G2000年前後〜2005年頃A20m、A30、A31、G40、G41、G50据え置き向けの大型機
SL2008〜2011年頃SL300/SL400/SL500、SL410/SL510中小企業向け。LとEへ
W2008〜2015年W500/W700、W510、W520、W530、W540ワークステーション。Pシリーズへ
タブレット・Yoga2005〜2020年頃X41 Tablet、X220 Tablet、Helix、S1 Yoga、X1 Tablet、X390 Yoga画面が回る・外れる機種。X1 2-in-1、X13 Yoga、X12 Detachableへ
Z2005〜2006年、2022〜2023年Z60、Z61/Z13、Z162005年はワイド画面の機種。2022年はAMDと組んだ上位機として名前が復活

時期は年表の上で各シリーズが続いていた期間のめやすである。

型番のルールの変わり方

歴代モデルを探すときに迷いやすいのが、名前のルールの違いである。大きく3つの時代に分けると分かりやすい。

  • 1992〜2000年頃:数字3桁。「700C」「560」「240」のように、百の位がシリーズを表す。末尾の「C」はカラー液晶、「E」「X」などは改良版の意味
  • 2000〜2019年頃:アルファベット+数字。「T40」「X200」「T480」のように、文字がシリーズ、数字が世代を表す。2008年からは「T400」「T410」「T420」…「T490」と3桁になり、真ん中の数字が大きいほど新しい
  • 2020年〜:シリーズ+画面サイズ+Gen。「T14 Gen 1」「X13 Gen 1」のように、Genの数字が世代である。X1 Carbonだけは2014年の2代目から「第○世代(Gen)」で数えている。同じ世代でもIntelとAMDで別の機種になることがある

今の機種の「Gen」の数え方や、型番の末尾の記号(ILL・AHP(Ryzen PRO 200搭載のAMD版)など)の意味は、各シリーズの比較記事で説明している。

手元の機種の正しい名前は、型番・シリアル番号の調べ方で、本体のラベルやコマンドから確かめられる。

ThinkPadが初めて載せた技術

公式の年表には、ThinkPadが世界・業界・ThinkPadで初めて載せた技術が書かれている。今のノートパソコンでは当たり前の機能も多い。

年機種中身
1994年ThinkPad 755内蔵型のCD-ROMドライブ(世界初)
1997年ThinkPad 77014.1型カラー液晶と内蔵DVDドライブ(業界初)
1998年iシリーズキーボードライト(業界初)
2001年ThinkPad T23セキュリティ・チップ(業界初)
2002年ThinkPad T30ウルトラナビ(ThinkPad初)
2003年ThinkPad T41ハードディスク・アクティブ・プロテクション(業界初)
2004年ThinkPad T42指紋センサー(ThinkPad初)

出典:Lenovo for Business JPの年表(X)の記載どおり。

セキュリティ・チップは今のTPMにつながり、指紋センサーは今の電源ボタン一体型の指紋センサーにつながっている。赤いTrackPointは初代の700Cから載っていて、今もほとんどのThinkPadに残っている(TrackPointの記事)。

記念モデルと販売台数

ThinkPadは節目の年に記念モデルを出してきた。年表に書かれた記念モデルと、累計の販売台数の節目をまとめる。

年出来事
1995年バタフライキーボードの701Cが登場(のちにMoMAの永久コレクションに)
2000年累計の販売台数が1,000万台を突破
2002年10周年記念の国内特別限定モデルを2,002台発売
2003年累計2,000万台を突破
2007年15周年記念の国内特別限定モデル「X61s」を発売
2010年累計6,000万台を突破
2012年20周年記念としてX1 Carbonを発表
2015年累計1億台を突破
2017年25周年記念モデル「ThinkPad 25」を発売
2022年30周年記念モデル「X1 Carbon Gen 10 30th Anniversary Edition」を1,000台限定で発売

出典:2015年まではLenovo for Business JPの年表(X)、2022年はITmedia NEWS。

初代から今まで、開発の中心は日本の大和研究所(今は横浜)である。誕生のいきさつはThinkPadの歴史と誕生秘話に、大和研究所と利用者のイベントの歴史は大和魂イベントの記事にまとめている。

701CやX220、T480など、とくに語りつがれる機種はThinkPadの歴代名機11選で紹介している。

シリーズ別の歴代記事

シリーズごとの世代の違いや、中古で買うならどの世代かは、次の記事でくわしく比べている。

シリーズ記事
X1 Carbon・X1X1歴代モデル一覧、X1 Carbonの世代比較
X13・XX13の世代比較、Xシリーズの解説
T14s・TT14s歴代モデル年表、Tシリーズの比較
L13・LL13の比較と歴代モデル、Lシリーズの比較
PPシリーズの比較
EEシリーズの比較
X9X9 14 Gen 1レビュー
中古中古ThinkPadの選び方、中古X1 Carbonの選び方

古い機種を中古で買うなら、Windows 11に対応しているかどうかが分かれ目になる。目安は、Intelなら第8世代以降のCPU、AMDならノート向けのRyzen 3000シリーズ以降である。ThinkPadの名前でいうと2018年のT480・X280・X1 Carbon(第6世代)あたりからだが、T480・X280には第7世代のCPUを載せた構成もあるので、CPUの型番まで確かめたい。くわしくは中古ThinkPadの選び方を見てほしい。

今買えるThinkPad

今のThinkPadは、30年の流れを引き継いだ7つのシリーズに分かれている。迷ったら、それぞれの流れの「本流」にあたる定番機から見るとよい。

  • 軽さと上質さ:X1 Carbon(2012年からのX1 Carbonの流れ)
  • 持ち運べる標準機:T14s・T14(2000年からのTの流れ)
  • 小さく手ごろ:X13(2000年からのXの流れ)
  • 価格重視:E14(2010年からのEdgeの流れ)
ThinkPad E14 Gen 8 AMD

E14 Gen 8 AMD

¥213,686〜/14インチ/1.34kg~

ThinkPad T14s Gen 7 Intel

T14s Gen 7 Intel

¥249,700〜/14インチ/1.07kg~

ブラックフライデー先行セール(11/12まで)

ThinkPad T14 Gen 7 Intel

T14 Gen 7 Intel

¥276,320〜/14インチ/1.27kg~

ThinkPad X1 Carbon Gen 14 Aura Edition

X1 Carbon Gen 14 Aura Edition

¥399,850〜/14インチ/977g~

用途と予算で選ぶなら、ThinkPadおすすめ8選から見るのが早い。

当時のThinkPadの壁紙を今のパソコンで使いたいなら、ThinkPadの壁紙ダウンロード先のまとめに、公式と非公式に分けて入手先をまとめている。

よくある質問

初代ThinkPadは何ですか?

1992年にIBMが出した「ThinkPad 700C」である。10.4型のカラー液晶と、キーボードの真ん中の赤いTrackPointを持っていた。同じ年にペンで使う700Tも出ている。

ThinkPadはいつからLenovoになりましたか?

2005年である。IBMのパソコン部門をLenovoが買い、ThinkPadの開発チームと日本の大和研究所もLenovoに移った。

ThinkPadの名機といえば?

バタフライキーボードの701C、薄型の560・570、Tシリーズの基本を作ったT40系、軽いX40、そして初代X1 Carbonがよく挙げられる。701CはMoMAの永久コレクションに選ばれている。

「T480」と「T14 Gen 1」はどちらが新しいですか?

T14 Gen 1(2020年)のほうが新しい。T480(2018年)→T490(2019年)→T14 Gen 1(2020年)と続く、同じ14型の流れである。

いちばん長く続いているシリーズは?

2000年に始まったTシリーズとXシリーズである。名前は「T20」から「T14 Gen 7」、「X20」から「X13 Gen 7」に変わったが、役割は今も続いている。

歴代のThinkPadの年表はどこで見られますか?

Lenovo for Business JPが30周年に合わせて作った年表の画像を、Xで公開している。この記事の年表は、その画像をもとにまとめた。

まとめ

ThinkPadは1992年の700Cから始まり、IBM時代の数字3桁の機種、2000年からのT・X、2010年頃からのL・E、2011年からのX1と広がってきた。2020年からは「T14 Gen 1」のような今の名前になり、2026年はX1 Carbon Gen 14・T14 Gen 7などが現行モデルである。

名前は変わっても、各シリーズの役割は引き継がれている。昔使っていた機種の後継を探すなら、上のシリーズ別の系譜で今の名前を確かめてから、シリーズの比較記事を読むと選びやすい。

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