14型の仕事用ThinkPadで、T14 Gen 7 Intelにするか、安いGen 6 ILL(Lunar Lake搭載のIntel版)や軽いT14s Gen 7、AMD版にするかで迷っている人へ。結論から言うと、USB-A・HDMI・有線LANを変換なしで使い、直付け並みに速いメモリを後から交換できる14型が欲しいなら、T14 Gen 7 Intelが本命です。価格を抑えたいならT14 Gen 6 ILL、軽さを優先するならT14s Gen 7、64GBを超えるメモリが必要ならAGP(Ryzen AI PRO 400搭載のAMD版)を選びましょう。
T14 Gen 7 Intelは、Core Ultra シリーズ3(開発名Panther Lake)を載せた2026年モデルで、重さは約1.27kg〜です。メモリは交換できるLPCAMM2で、修理しやすさを評価するiFixitでは10点中10点(暫定)です。ただし、バッテリーの持ちを最優先する人には不向きです(海外レビューでは、60Whの構成でウェブ閲覧が約18時間と、Gen 6 ILLの19時間超に届きませんでした)。
- USB-A・HDMI・有線LANを変換なしで使いたい
- 部品を交換しながら長く使いたい
- 軽さを最優先したい(→T14s Gen 7)
- 価格を抑えたい(→T14 Gen 6 ILL)
T14 Gen 7 IntelのLenovo公式価格:¥276,320〜(11月5日時点)
\ 今日の公式価格 ¥276,320〜(税込) /
T14 Gen 7 Intelの主な仕様
| 項目 | T14 Gen 7 Intel |
|---|---|
| CPU | Core Ultra シリーズ3 (Core Ultra 5 325〜Core Ultra 7 368H、11種) |
| GPU | CPU内蔵(Arc B390/Arc B370/インテル グラフィックス) |
| メモリ | 16GB/32GB/64GB(LPCAMM2、1枚で交換式) |
| ストレージ | 256GB〜2TB(SSD) |
| 画面 | 14型・16:10 WUXGA液晶(3種)/2.8K有機EL 120Hz |
| 重さ | 約1.27kg〜 |
| サイズ | 約313.6×221.7×11.3〜21.95mm |
| バッテリー | 60Wh/75Wh |
| 端子 | Thunderbolt 4×2、USB-A×2、HDMI、有線LAN、イヤホン |
| 通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、4G LTE/5G(選べる) |
| カメラ | 500万画素(IR付きも選べる)、プライバシーシャッター付き |
| 色 | ブラック/ブルー |
※Lenovo公式の製品ページ(2026年10月24日に確認)より。駆動時間は公式で「測定中」です。
SDカードスロットはありませんが、スマートカードリーダーは選べます。USB-A・HDMI・有線LANがそろっているので、会社のモニターやLANにそのままつなげます。T14シリーズ全体の違いはT14シリーズの比較で比べています。
Core Ultra シリーズ3の性能
CPUは、日本の直販でCore Ultra 5 325からCore Ultra 7 368Hまで11種類を選べます。型番に「H」が付くCPUはコアが多く、重い処理向きです。Word・Excel・ブラウザ・Teams中心なら、Hの付かないCore Ultra 5でも困りません。
注意したいのは内蔵GPUです。Lenovo公式にはArc B390/Arc B370/インテル グラフィックスの3種類が載っていて、どれになるかはCPUで決まります。海外の情報では、Arc B390を載せるのはCore Ultra 7 358H・368H(Intelの表記ではCore Ultra X7)です。一方、Core Ultra 5 325は「インテル グラフィックス」で、海外レビューではGen 6 ILLの上位CPUが載せるArc 140VよりGPUの性能が低いと評価されています。写真や動画の編集もするなら、358Hか368Hを選びましょう。
Lenovo公式はT14 Gen 7をCopilot+ PCとして販売していて、Windowsの新しいAI機能を使えます。
LPCAMM2メモリの交換と増設

Gen 7 Intelのメモリは、LPCAMM2という小さな基板1枚に載った方式です。本体に直付けするタイプと同じLPDDR5x(省電力で高速なメモリ規格)を使いながら、基板ごと取り外して交換できます。AMD版も交換できるスロット式ですが、Intel版は直付け並みの速いメモリのまま交換できるのが特徴です。Gen 6 ILLやT14s Gen 7はメモリが直付けで、後から増やせません。
ただし、スロットは1つで、最大は64GBです。増やすときは、今のメモリを外して容量の大きい1枚に入れ替えます。市販のLPCAMM2は日本では手に入りにくく、T14 Gen 7で動くかもまだ確かめられていません。メモリの値段も上がっているので、32GB以上が必要なら、買うときに選んでおくほうが確実です。
修理しやすさはiFixit満点
修理の情報サイトiFixitは、T14 Gen 7に10点中10点の暫定スコアを付けています(Lenovoの公式マニュアルと部品が出そろった時点で確定)。理由として挙げられているのは、LPCAMM2のメモリ、交換しやすいバッテリー、キーボードを交換する手順です。
USB-C(Thunderbolt)ポートは部品として交換できますが、すべての端子が交換式というわけではありません。海外の分解情報では、SSDを入れる場所(M.2)は1つだけで、2台目を足すのではなく、容量の大きいものに入れ替える形です。Lenovo公式も、利用者が自分で交換できる部品(CRU)を用意していて、壊れた部品だけを直しながら長く使えます。
外観・キーボード・画面

色はブラックと新色のブルーです。ブルーはIntel版だけで、AMD版(AGP)はブラックだけです。キーボードは89キーの日本語配列で、TrackPointとCopilotキーが付いています。バックライトも選べます。
画面は、WUXGA(1920×1200)の液晶3種と、2.8K有機ELから選びます。有機ELは120Hz・500nitで、写真や動画がきれいに見えます。海外レビューでは、標準のWUXGA液晶は色の表示範囲が狭いと指摘されています。資料の色を気にするなら、有機ELも検討しましょう。
バッテリー駆動時間と静かさ
バッテリーは60Whと75Whから選べます。公式の駆動時間は「測定中」で、まだ公表されていません。海外レビュー(Notebookcheck、Core Ultra 5 325・60Whの構成)では、Wi-Fiでのウェブ閲覧で約18時間でした。同じテストでGen 6 ILLは19時間を超えたので、電池の持ちはGen 6 ILLが少し上です。少しでも長く使いたいなら、75Whを選んでおくと安心です。
同じレビュー(Core Ultra 5 325の構成)では、ファンはほとんど回らず、負荷をかけても約34〜38dB(A)と静かな結果でした。上位のCore Ultra 7 366Hの構成では、ピークで約40dB(A)という報道もあります。
※海外レビューの数値は検索結果の要約から引用しています。構成や使い方で変わります。
Gen 6との違い
| Gen 7 Intel | Gen 6 ILL | |
|---|---|---|
| 公式価格 | ¥276,320 | ¥189,310 |
| CPU | Core Ultra シリーズ3 | Core Ultra 200V |
| メモリ | 16〜64GB 交換できる | 32GB 増設不可 |
| 重さ | 1.27kg〜 | 1.46kg |
| バッテリー | 60/75Wh | 57Wh |
| 画面 | 液晶/有機EL | 液晶のみ |
| 色 | 黒/青 | 黒 |
※Lenovo公式の製品ページより。公式価格は最安構成の割引後(11月5日時点)で、毎日自動で更新しています。
今も公式で買えるGen 6はGen 6 ILLです。Gen 7 Intelは、約190g軽くなり、メモリを交換できるようになりました。有機ELやブルーも選べます。一方、Gen 6 ILLはメモリ32GBが直付けで、そのまま使う前提ならGen 7より安く買えて、電池の持ちも長めです。
メモリ32GBで足りて価格を抑えたいならGen 6 ILL、後からの交換や修理のしやすさまで考えるならGen 7 Intelがおすすめです。Gen 6 ILLの詳しい内容はT14 Gen 6 ILLレビューで紹介しています。Gen 6のうち、IAL(Arrow Lake搭載のIntel版)とAMDのモデルは公式での販売を終えています。
T14s・AMD版との違い
| T14 Gen 7 Intel | T14 Gen 7 AGP | T14s Gen 7 Intel | |
|---|---|---|---|
| 公式価格 | ¥276,320 | ¥284,218 | ¥251,845 |
| メモリ | 最大64GB 交換できる | 最大96GB 2スロット | 最大64GB 増設不可 |
| 重さ | 1.27kg〜 | 1.29kg〜 | 1.07kg〜 |
| バッテリー | 60/75Wh | 60/75Wh | 58Wh |
| USB-A | 2 | 2 | 1 |
| 有線LAN | あり | あり | なし |
※Lenovo公式の製品ページより。公式価格は最安構成の割引後(11月5日時点)です。
AMD版のAGPは、メモリスロットが2つあり、最大96GBまで選べます。USB-A・HDMI・有線LANもIntel版と同じです。大きなメモリが必要ならAGPも候補です。AMD版にはAHP(Ryzen PRO 200搭載のAMD版)もありますが、Copilot+ PCではなく、有機ELも選べません。詳しくはT14 Gen 7 AGPレビューとAHPレビューで比べています。
T14s Gen 7 Intelは約1.07kg〜と200gほど軽い一方、有線LANがなく、USB-Aも1つでメモリは直付けです。価格は日によって入れ替わり、T14sのほうが安い日もあります。持ち運びが多い人はT14s Gen 7 Intelの解説も見てください。
失敗しない構成の選び方
Lenovo公式のカスタマイズ画面で迷いやすい項目を、上から順に見ていきます。画像は2026年4月時点の画面で、選択肢や価格は変わることがあります。
① CPU:事務ならCore Ultra 5

OfficeやWeb会議が中心なら、Hの付かないCore Ultra 5で十分です。写真・動画の編集など重い作業をするなら、Arc B390を載せたCore Ultra 7 358Hか368Hを選びましょう。会社で遠隔管理するPCなら、vPro対応のCPUも候補です。
② メモリ:32GBが安心

16GBでもOfficeやWebは動きますが、ブラウザのタブを多く開いたままTeamsを使うなら32GBが安心です。後から入れ替えはできますが、市販品の入手性を考えると、最初に必要な容量を選んでおくのが確実です。
③ ストレージ:512GB以上

後から2台目のSSDは足せないとされているので、写真や動画を本体に保存するなら、512GB以上を選んでおきましょう。
④ 画面:色を重視するなら有機EL

文字中心の仕事ならWUXGAで十分です。外出先で画面をのぞかれたくないなら、のぞき見を防ぐPrivacy Guard付き、写真や動画をきれいに見たいなら2.8K有機ELを選びます。
⑤ カメラ:顔認証ならIR付き

IRカメラ付きを選ぶと、Windows Helloの顔認証でサインインできます。毎日のログインが楽になるので、選んでおくと便利です。
⑥ バッテリー:75Whがおすすめ

持ち運ぶ日が多いなら75Whを選びましょう。60Whとの価格差は画面で確認してください。
⑦ ACアダプター:持ち運ぶなら小型

画像の時点では、65Wや100Wのほかに、小型のGaN(窒化ガリウム)アダプターも選べました。アダプターも毎日持ち歩くなら、小さいものを選ぶと荷物が軽くなります。
おすすめ構成
- 事務・Web会議中心:Core Ultra 5(Hなし)+32GB+512GB+WUXGA+75Wh
- 写真・資料の色も見る:上の構成+2.8K有機EL
- 写真・動画の編集もする:Core Ultra 7 358H/368H+32GB以上+1TB+2.8K有機EL
よくある質問
- T14 Gen 7 Intelの重さは?
-
Lenovo公式で約1.27kg〜です。約1.46kgのGen 6 ILLより約190g軽くなりました。もっと軽いモデルが欲しいなら、約1.07kg〜のT14s Gen 7を比べましょう。
- バッテリーは何時間持つ?
-
公式の駆動時間は「測定中」です。海外レビューでは、60Whの構成でWi-Fiでのウェブ閲覧が約18時間でした。長く使いたいなら75Whを選びましょう。
- メモリは後から増設できる?
-
LPCAMM2は交換できますが、スロットは1つで最大64GBです。増やすときは1枚ごと入れ替えます。市販品は手に入りにくいので、必要な容量は購入時に選ぶのがおすすめです。
- IntelとAMDはどっちがいい?
-
どちらもメモリを交換できます。直付け並みに速いLPCAMM2のメモリやブルーを選びたいならIntel、64GBを超える最大96GBのメモリが必要ならAMDのAGPです。価格は日によって変わるので、今日の価格を見比べて決めましょう。
- T14sとの違いは?
-
T14sは約200g軽い一方、有線LANがなく、USB-Aは1つ、メモリは直付けです。端子の多さや交換のしやすさならT14、軽さならT14sです。
ほかの機種と迷ったら
この機種で決めきれないときは、用途・予算別のおすすめや、Tシリーズの中での比較を見てから選ぶと失敗しにくいです。


まとめ:部品を交換して長く使える14型

T14 Gen 7 Intelは、USB-A・HDMI・有線LANを備えた14型に、交換できるLPCAMM2メモリと修理のしやすさを加えたモデルです。
- T14 Gen 7 Intelが向く人:端子の多さと、メモリ交換・修理のしやすさを重視する人
- おすすめ構成:Core Ultra 5+32GB+512GB+75Wh
- 価格を抑えるなら:T14 Gen 6 ILL。メモリは32GB固定
- 軽さ優先なら:T14s Gen 7 Intel
T14・T14sの今日の公式価格です(11月5日時点、安い順)。
\ 好きな構成で注文できる公式ストア /
Tシリーズ全体で比べたいなら、Tシリーズの比較も参考にしてください。
まだ迷うなら 価格ウォッチで値下がりを待つ
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