10/29までハロウィンフェスティバル開催中!

ThinkPadの型番の読み方と用語集|Gen・ILL・vPro・NPUを初心者向けに解説【2026年】

  • URLをコピーしました!
  • PR: 記事内にアフィリエイト広告のリンクを含みます。
  • 信頼性への取り組み: Lenovo公式の仕様書(PSREF)と製品ページ、Microsoft・Intel・AMDの公式情報を基に執筆している。

ThinkPadは「T14s Gen 6 ILL」のように型番が長く、記事やスペック表にはvPro・NPU・MIL-STDといった言葉も並ぶ。初めて選ぶ人が迷う原因の多くは、この型番と用語である。

この記事では、型番の読み方と、ThinkPad選びでよく出てくる用語を、できるだけ普段の言葉で言い換えて説明する。全部を覚える必要はない。記事を読んでいて分からない言葉が出てきたら、ここに戻ってきてほしい。

目次

型番の読み方

ThinkPadの型番は、シリーズ・画面サイズ・世代・CPUの種類の順に並んでいる。例えば「T14s Gen 6 ILL」は、次のように読む。

Tシリーズ1414インチs薄型Gen 6第6世代ILLCPUの種類

「T14s Gen 6 ILL」= Tシリーズの14インチ薄型モデル、第6世代、Intel Lunar Lake搭載版

シリーズ(最初のアルファベット)

シリーズどんな人向けか
X1軽さと質感を重視する人。いちばん上のモバイル
X9デザインと薄さを重視する人。新しいシリーズ
X(X13)13インチの小さいモバイルがほしい人
T仕事用の定番。迷ったらここ
E価格を抑えたい人。入門向け
L会社でまとめて買う法人向け。手堅い作り
PCADや画像・動画編集をする人。GPU(グラフィック専用チップ)を積めるワークステーション

シリーズごとの違いはおすすめ8選でも比べている。

数字・s・g・2-in-1

  • 13・14・16:画面のサイズ(インチ)。持ち歩くなら13〜14、家や職場に置くなら16が目安
  • s(T14s・P14s・P16s):同じサイズの中で薄く軽いモデル。そのかわり、メモリを後から増やせない機種が多い
  • g(T16g・T1g):GPUを積んだ派生モデル
  • 2-in-1:画面を360度回してタブレットのように使えるモデル。ペン対応のものが多い

Gen(世代)

Genは「Generation(世代)」の略で、数字が大きいほど新しい。毎年1つずつ上がることが多い。同じGenでも、Intel版とAMD版でCPUや中身が違うことがある。

古いGenは値下がりしていることが多く、価格重視なら1つ前の世代も候補になる。今の値段は価格ウォッチで確認できる。

ILL・IAL・AHPなどの記号

同じ機種・同じGenに、CPUの違う版が2つ以上あるとき、このサイトでは最後に記号を付けて区別している。最初の文字がIならIntel、AならAMD。残りはCPUの開発名の頭文字である。

記号CPU特徴例
ILLIntel Core Ultra シリーズ2(Lunar Lake)省電力で電池持ちが良い。メモリは基板に固定T14s Gen 6 ILL
IALIntel Core Ultra シリーズ2(Arrow Lake)性能寄り。メモリを交換できる機種が多いT14 Gen 6 IAL
IWLIntel Core シリーズ3(Wildcat Lake)価格を抑えた入門向けE14 Gen 8 IWL
AHPAMD Ryzen PRO 200シリーズ基本性能重視で価格が手ごろT14 Gen 7 AHP
AKPAMD Ryzen AI 300シリーズAI機能(Copilot+ PC)に対応L14 Gen 6 AKP
AGPAMD Ryzen AI PRO 400シリーズAMDの新しい世代。AI性能も高いT14 Gen 7 AGP

Lenovo公式ストアでは「14型 Intel」「14型 AMD」のように表示される。記号はこのサイトでの呼び分けである。Core Ultra シリーズ3(Panther Lake)の機種は「Intel」と書いている

よく出てくる用語

スペック表やレビューでよく見る言葉を、意味と「選ぶときにどう考えればいいか」に分けてまとめた。

性能・AI

用語意味選ぶとき
NPUAIの処理だけを受け持つ専用のチップWindowsの新しいAI機能を使うなら必要
TOPSNPUの速さの単位。1秒に何兆回計算できるか数字が大きいほど速い。40以上がCopilot+ PCの条件
Copilot+ PCMicrosoftが決めたAI PCの基準(NPU 40TOPS以上・メモリ16GB以上など)画像生成やリコールなど、一部のAI機能はこの基準のPCだけで使える
GPU画像や3Dの処理を受け持つチップ。CPUに内蔵されたものと、別に積むもの(GeForce・RTX PROなど)があるCADや動画編集、ゲームをするなら別に積むモデル(Pシリーズなど)

仕事用の機能

用語意味選ぶとき
vProIntelの法人向けの機能。会社のIT担当が、離れた場所からPCを管理・修理できる個人で使うなら不要なことが多い。会社の指定があれば選ぶ
AMD PROAMD版の法人向け機能。vProと同じような管理・セキュリティの仕組み同上
MIL-STD-810Hアメリカ国防総省の耐久試験の規格。ThinkPadは温度・振動・落下などの項目で試験している丈夫さの目安になる。壊れないことの保証ではない
PSREFLenovo公式の製品仕様書(Product Specifications Reference)重さやポートを正確に確かめたいときに見る

通信・ポート

用語意味選ぶとき
Thunderbolt 4・USB4速いUSB-C。1本で充電・画面出力・データ転送ができるドックやモニターを1本でつなぎたいなら、あると便利
WWAN(4G・5G)SIMカードやeSIMで、Wi-Fiがない場所でもネットにつなぐ機能外出先で使うことが多いなら検討。注文時に選ぶ必要がある

メモリ・画面

用語意味選ぶとき
LPDDR5x基板に固定された省電力のメモリ。後から増やせない買うときに必要な容量(16GB以上がおすすめ)を選ぶ
SO-DIMM差し替えられるメモリ。後から増設できる長く使うつもりなら有利。増設できる機種の一覧
sRGB 100%画面が出せる色の広さの目安写真やデザインをするなら100%に近い画面を選ぶ
OLED有機ELの画面。黒がくっきりして色が鮮やか動画や写真をきれいに見たい人向け。価格は上がる

買い方・操作

用語意味選ぶとき
CTO(カスタマイズ)注文するときにCPU・メモリ・SSDなどを選んで作ってもらう買い方欲しい構成にできるが、届くまで時間がかかることがある
TrackPointキーボードの真ん中にある赤いスティック。指先でカーソルを動かせるホームポジションのまま操作したい人に好まれる。TrackPointの使い方

よくある質問

ILLとIAL、どちらを選べばいい?

持ち歩いて電池持ちを重視するならILL、メモリを後から増やしたい・性能を重視するならIALが目安になる。同じ機種でも価格が違うので、今の値段を比べてから決めるとよい。

vProは個人でも必要?

多くの場合は不要である。vProは会社のIT担当がPCを遠隔で管理するための機能で、個人で使うぶんには付いていなくても困らない。

Copilot+ PCでないとAIは使えない?

使える。CopilotのチャットはどのPCでも使えるが、画像生成やリコールなど、一部の新しい機能はCopilot+ PCだけで使える。

Genが新しいほど良い?

新しいほど性能や電池持ちは良くなることが多いが、価格も高い。1つ前の世代が値下がりしていれば、そちらのほうが得なこともある。

まとめ

型番と用語のポイント
  • 型番は「シリーズ・画面サイズ・世代・CPUの種類」の順に並んでいる
  • Genは世代。数字が大きいほど新しい
  • 最後の記号は、IならIntel、AならAMD
  • vProやMIL-STDは、個人なら気にしすぎなくてよい
  • メモリが後から増やせるか(LPDDR5xかSO-DIMMか)は、買う前に確かめる

用語が分かったら、次は用途と予算から1台にしぼろう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次