持ち歩きやすい14型のThinkPadが欲しいけれど、Intel・AMD・Snapdragonの3種類やCPUの多さに迷っている人へ。結論から言うと、軽さとThunderbolt 4の数、CPUの選択肢を重視するなら、ThinkPad T14s Gen 7 Intelが本命です。事務作業やWeb会議が中心なら8コアのCore Ultra 5/7で十分で、16コアのHシリーズは重い処理をする人向けです。
T14s Gen 7 Intelは、Core Ultra シリーズ3を載せた2026年モデルで、重さは約1.07kg〜です。前のGen 6より約170〜210g軽くなり、Thunderbolt 4は3つに増えました。2026年10月の当サイトの価格記録では、最安構成どうしでAMD版より安い日がほとんどでした。ただし、メモリは本体に直付けで後から増やせないため、メモリを増やしながら長く使いたい人には不向きです。約200g重くても拡張性を取るなら、T14 Gen 7 Intelが候補になります。
- 約1.07kg〜の軽い14型で、Thunderbolt 4を3つ使いたい
- 重い処理に備えて16コアのCPUも選びたい
- メモリを後から増やしたい(→T14 Gen 7 Intel)
- 有線LANやUSB-A 2つが必要(→T14 Gen 7 Intel)
T14s Gen 7 IntelのLenovo公式価格:¥251,845〜(11月5日時点)
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Gen 7 Intelの主な仕様
| 項目 | T14s Gen 7 Intel |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 5 325/335 Core Ultra 7 355/365/356H/366H |
| GPU | CPU内蔵(インテル Arc グラフィックス) |
| メモリ | 16GB/32GB/64GB(本体に直付け、増設不可) |
| ストレージ | 256GB〜2TB(PCIe Gen5対応) |
| 画面 | 14型・16:10 2.8K有機EL/WUXGA液晶(3種) |
| 重さ | 約1.07kg〜 |
| サイズ | 約313×219.4×10.7〜18.56mm |
| バッテリー | 58Wh |
| 駆動時間 | 動画再生 約19.6時間/アイドル 約36.2時間(JEITA 3.0) |
| 端子 | Thunderbolt 4×3、USB-A×1、HDMI、イヤホン |
| 通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、4G LTE/5G(注文時に追加できる) |
| カメラ | 500万画素/500万画素+IR(どちらもシャッター付き) |
| 色 | ブラック/ブルー |
※Lenovo公式の製品ページ(2026年10月29日に確認)より。重さは最小構成です。JEITA 3.0は国内の業界団体が決めた駆動時間の測り方で、実際の使い方ではこれより短くなるのがふつうです。GPUの公式の表記は「Arc グラフィックス」ですが、T14 Gen 7で選べるArc B390/B370より性能が低い内蔵GPUです。
Lenovo公式はT14s Gen 7 IntelをCopilot+ PCとして販売していて、Windowsの新しいAI機能を使えます。335・365・366Hは、会社で遠隔管理するためのvProに対応したCPUです。色は定番のブラックに加えて、新色のブルー(コズミックブルー)も選べます。
CPUの選び方(6種類)

6種類のCPUは、コア数で大きく2つに分かれます。さらに8コアはCore Ultra 5と7で少し差があるので、図のように3つのグループで考えると選びやすくなります。Core Ultra 5(325・335)と、型番にHが付かないCore Ultra 7(355・365)は8コアで、Word・Excel・ブラウザ・Web会議には十分な性能です。型番にHが付くCore Ultra 7(356H・366H)は16コアで、写真・動画の編集や開発など、重い処理を長く続ける人向けです。
海外レビュー(Notebookcheck)が同じCPU世代のT14 Gen 7 Intel(T14sより厚い別の機種)を試した結果では、16コアのCore Ultra 7 366HがCinebench R23(CPUの性能テスト)のマルチコアで、Core Ultra 5 325より約74%高い点数でした(電源につないだとき)。T14sで同じ差が出るとは限りません。T14s Gen 7 Intelの356Hを試した国内のレビュー(slide-style)では、同じテストのマルチコアが13,765点でした。
事務作業が中心なら8コアで十分です。16コアは重い処理で電力を多く使うぶん、ファンが回りやすくなります(国内の実機レビューでは、CPUの性能テスト中に約42〜44dB)。GPUはどのCPUでも同じ系統の内蔵GPUで、海外メディア(Notebookcheck)は、前の世代のGen 6 ILLの上位CPUが積むArc 140Vより性能が下がったと指摘しています(T14s Gen 7全体を紹介した記事での評価で、Intel版のGPUを測った数値ではありません)。3Dのゲームや本格的な3D CADには向きません。
重さと画面の選び方
Lenovo公式の重さは約1.07kg〜です。国内の実機レビュー3本では、1,075〜1,077gとほぼ公称どおりでした(有機ELの構成のthe比較が1,077g、usshi-na-lifeが1,075g、パソコンガイドが1,076g)。ACアダプターは約260g(usshi-na-life)です。
画面は14型・16:10の4種類です。同じ本体のAMD版の公式ページによると、明るさ(nitは明るさの単位)と色の範囲(DCI-P3・sRGB・NTSCは、表示できる色の広さを表す規格。数字が大きいほど色鮮やか)は次のとおりです。
- 2.8K有機EL:500nit・DCI-P3 100%・120Hz。写真や動画がきれい(タッチ非対応)
- WUXGA液晶・タッチ(省電力):500nit・sRGB 100%
- WUXGA液晶・タッチ(Privacy Guard):500nit・sRGB 100%。のぞき見を防ぐ
- WUXGA液晶・タッチなし:400nit・NTSC 45%
タッチなしのWUXGA液晶は色の範囲が狭く、国内のレビュー(パソコンガイド)でも色が薄いと指摘されています。事務作業なら500nitの省電力液晶、写真や動画も楽しむなら有機ELがおすすめです。画面の種類の違いは有機ELと液晶の選び方で詳しく紹介しています。
電池と静かさ(実機レビュー)
Lenovo公式の駆動時間(JEITA 3.0)は、動画再生で約19.6時間です。国内の実機レビューでは、Web会議(明るさ50%)で約7時間8分の推定(パソコンガイド、1時間で14%減った値から計算)、明るさ60%の動画再生で約10時間(slide-style)と、使い方によって大きく変わりました。外出先でWeb会議が多い日は、ACアダプターを持っていくと安心です。
静かさは、ふだん使いなら良好です。国内の比較レビュー(the比較)では、電源モード「バランス」(標準の設定)で、アイドル時や動画視聴時が約20dB(dBは音の大きさの単位で、数字が小さいほど静か)、動画編集で約33dBでした。ただし、CPUの性能テストで負荷をかけ続けると、約42〜44dB(パソコンガイド・usshi-na-life)まで上がります。表面の温度は、負荷をかけ続けても約45.1度で、パソコンガイドは膝の上でも作業できるとしています。
※実機レビューの数値は、主にCore Ultra 7 356H・メモリ32GBの構成で測ったものです。
端子と通信
端子は、Thunderbolt 4が3つ、USB-Aが1つ、HDMI、イヤホン端子です。T14s Gen 7でThunderbolt 4(USB-Cの高速な端子)が3つあるのは、Intel版だけです(AMD版はThunderbolt 4が2つと、USB-Cが1つ)。USB-Cの充電器やドック、外部モニターを同時につなぎたい人に便利です。
有線LANとSDカードスロットはなく、日本の公式ページではスマートカードリーダーも選べません。通信はWi-Fi 7とBluetooth 6.0で、注文時に4G LTE/5Gを付けられます。キーボードはバックライト付きの日本語配列で、TrackPointとCopilotキーがあります。
Gen 7 Intelの弱点
- メモリは増設できない:本体に直付けなので、数年使うなら32GBを選ぶ
- USB-Aは1つ:USBメモリとマウスのレシーバーを同時に挿すには変換アダプターが必要
- GPUは控えめ:3Dのゲームや本格的な3D CADには向かない
- 高い負荷ではファンが鳴る:CPUの性能テストでは約42〜44dB
- 標準の液晶は色が薄い:タッチなしのWUXGAはNTSC 45%
メモリの増設や有線LANが必要なら、約200g重くなりますがT14 Gen 7 Intelのほうが向いています。違いは下のGen 6・T14・X1との違いで比べています。
AMD・Snapdragonとの違い
| Intel | AMD | Snapdragon | |
|---|---|---|---|
| 公式価格 | ¥251,845 | ¥288,024 | ¥324,852 |
| CPU | Core Ultra シリーズ3 | Ryzen AI 400 | Snapdragon X2 |
| メモリ | 最大64GB | 最大64GB | 最大32GB |
| USB-C | TB4×3 | TB4×2 +USB-C | USB4×2 |
| 有機EL | ○ | ○ | × |
| 重さ | 1.07kg〜 | 1.09kg〜 | 1.25kg |
| 動画再生 (JEITA) | 約19.6時間 | 約17.8時間 | - |
※Lenovo公式の製品ページより(2026年10月29日に確認)。公式価格は最安構成の割引後(11月5日時点)で、毎日自動で更新しています。Snapdragon版の重さは公式ページの構成の値で、JEITAの値は公式ページに記載がありません。
AMD版は同じ本体で、メモリに24GBの選択肢があり、スマートカードリーダーも選べます。Thunderbolt 4の数、16コアのCPUを選べること、駆動時間(JEITA)ではIntel版が上です。価格が近いならIntel版、スマートカードが必要ならAMD版を選びましょう。詳しくはT14s Gen 7 AMDの解説で紹介しています。
Snapdragon版は、スマホと同じArmという仕組みのCPUを使うモデルです。一部の古いソフトや周辺機器が動かないことがあり、有機ELも選べません。日本の公式ページには駆動時間の記載がなく、電池の持ちを第三者が測ったレビューも見つかっていないため、選ぶなら使うソフトが動くかを先に確かめましょう。詳しくはT14s Gen 7 Snapdragonの解説で紹介しています。
Gen 6・T14・X1との違い
Gen 6からの変化:Gen 6 ILL(Core Ultra 200V搭載、約1.28kg〜)・Gen 6 IAL(Core Ultra 200H/U搭載、約1.24kg〜)から、Gen 7は約1.07kg〜に軽くなりました。Thunderbolt 4は2つから3つに増え、USB-Aは2つから1つに減りました。Gen 6はどちらもLenovo公式での販売を終えています。Gen 6 ILLを使っていて、重さに不満がなければ急いで買い替える必要はありません。海外メディア(Notebookcheck)は、Gen 6 ILLのCPU(Lunar Lake)を電池の持ちと内蔵GPUで評価しているからです。Gen 6 ILLの詳しい内容はT14s Gen 6 ILLのレビューで紹介しています。
T14 Gen 7 Intelとの違い:T14は約1.27kg〜と約200g重い代わりに、メモリを交換でき(LPCAMM2)、有線LANとUSB-Aが2つあります。T14sでは選べない、内蔵GPUが強いArc B390/B370も選べます。公式価格は¥276,320〜(11月5日時点)で、2026年10月の当サイトの記録では、最安構成どうしでT14sのほうが安い日が多くありました。詳しくはT14 Gen 7 Intelのレビューで紹介しています。
X1 Carbon Gen 14との違い:X1 Carbonは約977g〜とさらに軽く、メモリも最大64GBですが、公式価格は¥399,850〜と高めです。約90gの軽さを取るか、価格を取るかで選びましょう。詳しくはX1 Carbon Gen 14のレビューで紹介しています。
Gen 7 Intelのおすすめ構成

- 仕事用の本命:Core Ultra 5 335(会社で管理しないなら325でも可)+32GB+1TB+WUXGA液晶(タッチ・省電力)
- 少し余裕が欲しい:Core Ultra 7 365(会社で管理しないなら355でも可)+32GB+1TB+WUXGA液晶か有機EL
- 重い処理もする:Core Ultra 7 356H+32GB以上+1TB以上+有機EL
メモリは後から増やせません。ブラウザと事務ソフトだけなら16GBでも動きます。国内レビュー(slide-style)が指摘するように32GBは価格差が大きいですが、数年使うなら32GBが安心です。組み合わせによっては選べないことがあるので、注文画面で確かめてください。ThinkPadは日によって割引の幅が変わるので、注文前にLenovo公式の製品ページでその日の価格を確かめましょう。
よくある質問
- T14sとT14の違いは?
-
T14sは約1.07kg〜と軽く、Thunderbolt 4が3つあります。T14は約1.27kg〜と重い代わりに、メモリを交換でき、有線LANとUSB-Aが2つあります。持ち歩きが多いならT14s、拡張性ならT14です。
- Intel版とAMD版はどっちがいい?
-
Thunderbolt 4の数、16コアのCPUを選べること、駆動時間(JEITA)で選ぶならIntel版です。スマートカードリーダーや24GBのメモリが必要ならAMD版です。2026年10月の当サイトの記録では、最安構成どうしでIntel版のほうが安い日がほとんどでした。
- Hシリーズ(356H・366H)は必要?
-
事務作業やWeb会議が中心なら必要ありません。写真・動画の編集や開発など、重い処理を長く続ける人向けです。16コアは重い処理で電力を多く使うぶん、ファンが回りやすくなります。
- メモリは何GBにすべき?
-
後から増やせないので、数年使うなら32GBが安心です。ブラウザと事務ソフトだけで、短い期間で買い替えるなら16GBでも足ります。
- 実際の重さは?
-
Lenovo公式は約1.07kg〜です。国内の実機レビュー3本では、1,075〜1,077gでした。
まとめ:軽さとTB4×3の本命
T14s Gen 7 Intelは、約1.07kg〜の軽さ、Thunderbolt 4×3、6種類のCPUから選べる14型のThinkPadです。
- 向く人:軽い14型で、端子とCPUの選択肢も重視したい人
- おすすめ構成:Core Ultra 5 335(または325)+32GB+1TB+省電力のWUXGA液晶
- 弱点:メモリは増設できず、USB-Aは1つ、GPUは控えめ
- メモリ増設や有線LANが必要なら:T14 Gen 7 Intel
T14s Gen 7の今日の公式価格です(11月5日時点、安い順)。
\ ブラックフライデー先行セール中 11/12まで /
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