ThinkPad T16を購入するなら、どのモデルを選ぶべきか。
16型の大画面とテンキーを備えたThinkPad T16は、オフィスワークから開発業務まで幅広く活躍するビジネスノートPCである。
しかし、2026年のラインアップは少々複雑だ。
最新のGen 5には、Panther Lakeを搭載するIntelモデルに加え、Ryzen AI PRO 400を搭載するAGP、Ryzen PRO 200を搭載するAHPが存在する。さらに旧世代のGen 4にもIntelのIAL・ILL、AMDモデルがあり、合計6モデルが購入候補となる。
最新モデルを選べば間違いないのか。それとも、価格が下がったGen 4を狙うべきなのか。
実際には、CPU性能だけでなく、メモリ構成や省電力性能、拡張性、価格など、それぞれに異なる特徴がある。
本記事では、ThinkPad T16 Gen 5・Gen 4の全6モデルを比較し、用途別のおすすめと後悔しない選び方を解説する。
なお、14型のThinkPad T14と迷っている方は、以下の記事も参考にしてほしい。

T16はどれを買う?
ThinkPad T16を選ぶなら、まずは最新のGen 5から検討したい。
Gen 5にはIntel版とAMD版があり、AMD版はさらにAGPとAHPに分かれる。CPU性能だけでなく、AI機能への対応やメモリの拡張性にも違いがある。
一方、Gen 4にも魅力は残っている。特に、Lunar Lake搭載のILLは省電力性能、IALやAMD版は従来型のメモリ拡張性が特徴だ。
まずは、自分が何を重視するかで候補を絞るのがおすすめである。
用途別おすすめ早見表
| 重視するポイント | おすすめモデル | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 最新Intel・高性能GPU | Gen 5 Intel | Panther Lake搭載。LPCAMM2や上位GPU、OLEDも魅力 |
| 最新AMD・AI性能 | Gen 5 AGP | Ryzen AI PRO 400搭載。Copilot+ PC対応とメモリ拡張性を両立 |
| 価格と実用性能 | Gen 5 AHP | Ryzen PRO 200搭載。一般業務を中心に使うなら有力候補 |
| Intel・メモリ拡張性 | Gen 4 IAL | SO-DIMM×2を備え、購入後のメモリ増設にも対応 |
| 省電力・バッテリー | Gen 4 ILL | Lunar Lake搭載。大画面でも長時間のバッテリー駆動を重視 |
| 旧世代AMD・価格 | Gen 4 AMD | Ryzen AI PRO 300搭載。セール価格次第で魅力的な選択肢 |
※仕様はCPUや販売構成によって異なる。特にGen 5 IntelのGPUやディスプレイ、Gen 5 AHPのNPUは、選択する構成を確認したい。

迷ったらGen 5から比較
2026年に新しく購入するなら、まずはGen 5の3モデルを比較したい。
最新のIntelプラットフォームやOLEDディスプレイを重視するならIntel版。AMDのAI性能とメモリ拡張性を両立したいならAGPが候補となる。
一方、OfficeやExcel、Web会議が中心であれば、AHPでも十分な性能が期待できる。
ただし、AHPはCopilot+ PCに非対応である。将来的なAI機能への対応まで考えるなら、AGPとの価格差を確認しておきたい。
Gen 4は価格次第で狙い目
旧世代のGen 4も、セール価格によっては十分に購入候補となる。
特に、Lunar Lake搭載のILLは省電力性能、IALとAMD版はSO-DIMMによるメモリ拡張性が特徴である。
最新のGen 5との価格差が大きいなら、あえてGen 4を選ぶ価値はある。
ただし、Lenovoの販売価格は頻繁に変わるため、必ず同じメモリ容量・SSD容量・液晶構成で比較して判断したい。
Gen 5・Gen 4を比較
ThinkPad T16の6モデルは、いずれも16型ディスプレイとテンキーを備えたビジネスノートPCである。
しかし、中身は大きく異なる。
特に注目したいのは、CPUの世代だけでなく、AI性能を左右するNPU、メモリの拡張性、バッテリー容量の違いである。
まずは主要スペックを比較してみよう。
Gen 5のスペック比較
| 比較項目 | Gen 5 Intel | Gen 5 AGP | Gen 5 AHP |
|---|---|---|---|
| CPU | Core Ultra シリーズ3 | Ryzen AI PRO 400 | Ryzen PRO 200 |
| 開発コード名 | Panther Lake | Gorgon Point | Hawk Point |
| GPU | Intel Graphics / Arc B370・B390 | Radeon 840M / 860M | Radeon 740M / 760M / 780M |
| NPU | 最大50 TOPS | 最大50 TOPS | なし〜最大16 TOPS |
| Copilot+ PC | 対応 | 対応 | 非対応 |
| メモリ | LPCAMM2 | DDR5 SO-DIMM×2 | DDR5 SO-DIMM×2 |
| 最大メモリ | 64GB | 96GB | 64GB |
| 液晶 | WUXGA IPS / 2.8K OLED | WUXGA IPS | WUXGA IPS |
| バッテリー | 60 / 75Wh | 60 / 75Wh | 60 / 75Wh |
| 最小重量 | 約1.63kg | 約1.74kg | 約1.74kg |
※CPU・GPU・最大メモリ容量などは構成によって異なる。重量はLenovo公称の最軽量構成。液晶も販売地域や構成によって選択肢が異なる。出典:Lenovo PSREF。
Gen 5で注目したいのは、IntelとAMDでメモリ構造が異なる点だ。
Intel版は新規格のLPCAMM2を採用し、最大64GBまで対応する。一方、AMD版は従来のSO-DIMMを維持しており、AGPでは最大96GBまで対応する。
また、Gen 5 Intelは最小重量が約1.63kgとなり、16型としては持ち運びも考えやすい。
最新CPUや軽量性を重視するIntel、AI性能と大容量メモリを両立するAGP、価格を抑えたAHPという違いがある。
Gen 4のスペック比較
| 比較項目 | Gen 4 IAL | Gen 4 ILL | Gen 4 AMD |
|---|---|---|---|
| CPU | Core Ultra シリーズ2 | Core Ultra シリーズ2 | Ryzen AI PRO 300 |
| 開発コード名 | Arrow Lake | Lunar Lake | Krackan Point |
| GPU | Intel Graphics / Arc 130T・140T | Arc 130V / 140V | Radeon 840M / 860M |
| NPU | 最大13 TOPS | 最大47 TOPS | 最大50 TOPS |
| Copilot+ PC | 非対応 | 対応 | 対応 |
| メモリ | DDR5 SO-DIMM×2 | LPDDR5X(パッケージ内) | DDR5 SO-DIMM×2 |
| 最大メモリ | 64GB | 32GB | 64GB |
| 液晶 | WUXGA IPS | WUXGA IPS | WUXGA IPS |
| バッテリー | 52.5 / 86Wh | 52.5 / 86Wh | 52.5 / 86Wh |
| 最小重量 | 約1.76kg | 約1.76kg | 約1.76kg |
※重量は52.5Whバッテリー搭載時。ILLのメモリはCPUパッケージ内に搭載され、購入後の増設はできない。出典:Lenovo PSREF。
Gen 4では、IALとILLの違いに注意したい。
同じIntelのCore Ultra シリーズ2でも、Arrow Lakeを搭載するIALはメモリ拡張性を重視した構成。一方、Lunar Lakeを搭載するILLは省電力性能とAI性能を重視した構成である。
AMD版はRyzen AI PRO 300を搭載し、最大50 TOPSのNPUとSO-DIMMによるメモリ拡張性を両立している。
また、Gen 4は最大86Whの大容量バッテリーを選択できる点も特徴だ。
スペック差の見極め方
6モデルを比較すると、CPUの新しさだけでは選べないことがわかる。
AI機能を使うのか、メモリをどこまで増やしたいのか、持ち運ぶ機会は多いのか。優先するポイントによって、選ぶべきモデルは変わってくる。
Gen 4にも大容量バッテリーなど独自の魅力が残っており、必ずしも最新世代がすべての面で優れているわけではない。
自分の用途に必要な性能を見極め、最後は同等構成で価格差を確認したい。
それでは、まず最新のGen 5に絞り、Intel・AGP・AHPの違いを詳しく見ていこう。
Gen 5の違い
ThinkPad T16 Gen 5には、Intel・AGP・AHPの3モデルが存在する。
いずれも16型ディスプレイとテンキーを備え、基本的な使い勝手は共通している。しかし、CPUだけでなく、メモリ構造やディスプレイの選択肢にも違いがある。
選び方のポイントは、最新のIntelプラットフォームを重視するか、AMDのAI性能や価格を重視するかである。
IntelとAMDの違い
Intel版は、Panther Lake世代のCore Ultra シリーズ3を搭載する。
注目したいのは、上位CPUで選択できるIntel Arc B370・B390と、次世代メモリ規格LPCAMM2の採用だ。
特にArc B390搭載構成は、内蔵GPUを使った画像・動画編集やグラフィックス処理まで視野に入る。ただし、すべてのIntel版にArc B390が搭載されるわけではないため、CPU型番まで確認したい。
さらに、Intel版では2.8K OLEDディスプレイも選択できる。高解像度や発色のよさを重視する人にとって、AMD版との大きな違いとなる。
一方、AMD版はDDR5 SO-DIMMスロットを2基搭載し、購入後のメモリ増設にも対応する。
Intel版のLPCAMM2も交換可能だが、AMD版は従来のSO-DIMMを採用しているため、手持ちの対応メモリを活用したい人にも扱いやすい。
また、AGPでは最大96GBまでメモリを搭載できる。仮想環境や開発用途など、大容量メモリが必要な場合は注目したい。
AGPとAHPの違い
AMDモデルを選ぶなら、次に検討したいのがAGPとAHPの違いだ。
AGPはRyzen AI PRO 400、AHPはRyzen PRO 200シリーズを搭載する。
最大の違いは、Copilot+ PCへの対応とCPUアーキテクチャである。
AGPはZen 5世代のCPUと最大50TOPSのNPUを搭載。一方、AHPはZen 4世代で、NPU性能は最大16TOPSにとどまり、Copilot+ PCには対応しない。
ただし、一般的なビジネス用途なら話は別だ。
AHPの上位CPUであるRyzen 7 PRO 250は、8コア16スレッドとRadeon 780Mを搭載する。
Office、Excel、Web会議、ブラウザを中心に使うのであれば、AGPとの違いを体感する場面は限られるだろう。
Copilot+ PCを使いたいならAGP。AI機能よりも価格と通常業務の性能を重視するならAHPという選び方がわかりやすい。
なお、AGPだから必ずしもAHPより内蔵GPU性能が高いわけではない。 Ryzen AI 5 PRO 440のRadeon 840Mと、Ryzen 7 PRO 250のRadeon 780Mでは、GPUの構成そのものが異なるためだ。
CPUのグレードも含めて比較したい。
価格差で最終判断
最終的には、同じメモリ・SSD・液晶構成で価格を比較したい。
| 価格差の考え方 | 選び方 |
|---|---|
| Intel版の上位GPUやOLEDが必要 | Gen 5 Intel |
| Copilot+ PCや大容量メモリが必要 | Gen 5 AGP |
| 通常業務中心でAI機能は重視しない | Gen 5 AHP |
価格差が小さければ、将来のAI機能まで考えてAGPを選ぶ価値はある。
一方、AHPが大幅に安ければ、浮いた予算を32GBメモリや上位液晶に回す方が、日常的な使い勝手の向上につながる場合もある。
CPUのグレードだけでなく、PC全体の構成と価格のバランスで選ぶことが重要である。
Gen 4は今でも買いか?
2026年にThinkPad T16を購入するなら、Gen 4も十分に検討する価値がある。
Gen 5では最新CPUや新しい筐体設計が魅力だが、Office、Excel、Web会議といった一般的な業務では、Gen 4でも十分な性能を備えている。
さらに、Gen 4は最大86Whの大容量バッテリーを選択できる点も見逃せない。Gen 5の最大75Whより容量が大きく、長時間のバッテリー駆動を重視する人にとって注目したいポイントである。
ただし、バッテリー駆動時間はCPUや液晶、使用条件によって変わるため、容量だけで優劣は判断できない。
IAL・ILL・AMDの違い
Gen 4の3モデルは、以下のように選び分けたい。
| モデル | 注目したい特徴 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| Gen 4 IAL | Arrow Lake・SO-DIMM×2 | Intel環境・メモリ増設 |
| Gen 4 ILL | Lunar Lake・省電力性能 | バッテリー重視・モバイル |
| Gen 4 AMD | Ryzen AI PRO 300・Copilot+ PC対応 | AI活用・価格重視 |
IALはIntel環境とメモリ拡張性を重視する人向け。 最大64GBのメモリに対応し、購入後の増設も可能である。
一方、ILLはLunar Lakeを搭載し、省電力性能とAI性能を両立する。ただし、メモリは最大32GBで交換できないため、購入時の容量選びには注意したい。
AMD版はRyzen AI PRO 300を搭載。Copilot+ PCに対応しながら、SO-DIMMによるメモリ拡張性も確保している。
Gen 5との価格差で判断
Gen 4を選ぶ最大の理由は、やはり価格だ。
Gen 5と同程度の価格なら、最新CPUや新しい筐体を備えるGen 5から検討したい。一方、Gen 4が大幅に安ければ、浮いた予算をメモリやSSD、上位液晶に回すという選択肢もある。
特に、16型ThinkPadを据え置き中心で使うなら、CPUの世代差よりも32GBメモリや見やすい液晶の方が、日常的な快適さにつながる場合もある。
最新モデルにこだわらず、必要な性能を満たす構成を安く購入する。それがGen 4を選ぶメリットである。
T14とT16の違い
ThinkPad T14とT16は、基本的なプラットフォームを共有する兄弟モデルである。
大きな違いは、画面サイズとテンキーの有無だ。
| 比較項目 | ThinkPad T14 | ThinkPad T16 |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 14型 | 16型 |
| テンキー | なし | あり |
| 携帯性 | 持ち運びやすい | 大きく重い |
| 作業スペース | 標準的 | 広い |
| おすすめ用途 | 通勤・出張・外出先 | Excel・資料作成・据え置き |

T16の魅力は、16型の大画面を使ってExcelやPowerPoint、Webブラウザを快適に操作できることだ。
特に、テンキーを標準搭載しているため、経理や会計、数値入力が多い仕事ではT14より使いやすい。
一方、毎日PCを持ち歩くなら、14型のT14が扱いやすい。外部モニターを利用する環境であれば、必ずしも16型を選ぶ必要はない。
ノートPC単体で長時間作業するならT16、持ち運びと作業性を両立したいならT14。
この基準で選べば、大きな失敗は避けられるだろう。
14型モデルのCPUや世代ごとの違いについては、以下の記事で詳しく比較している。

また、軽量なT14sも含めて比較したい場合は、ThinkPad Tシリーズ完全ガイドも参考にしてほしい。

T16gとの違い
ThinkPad T16には、もう一つ「T16g」というモデルが存在する。
名前は似ているが、通常のT16を単純に高性能化したモデルではない。
T16g Gen 3は、モバイルワークステーションのThinkPad P16 Gen 3をベースとした大型・高性能モデルである。Intel Core Ultra HXシリーズとNVIDIA GeForce RTX 50シリーズを組み合わせ、動画編集や3D制作、ローカルAI処理などを想定している。
| 比較項目 | 通常のT16 | T16g Gen 3 |
|---|---|---|
| 主な用途 | 一般業務・開発・資料作成 | 動画編集・3D・AI処理 |
| CPU | 省電力・バランス重視 | Core Ultra HXシリーズ |
| GPU | 内蔵GPU中心 | GeForce RTX 5080 / 5090 |
| メモリ | 最大96GB(Gen 5 AGP) | 最大192GB |
| 重量 | 約1.6〜1.8kg〜 | 約2.54kg〜 |
| 設計のベース | T16専用設計 | P16 Gen 3系 |
※重量や最大メモリ容量は構成によって異なる。
一般的なOffice作業やExcel、Web会議が中心なら、通常のT16で十分だろう。
一方、GeForce GPUを使った動画編集や3Dレンダリング、AI開発などが目的なら、T16gが候補となる。
同じ16型ThinkPadでも、通常のT16は作業性と携帯性のバランス、T16gはCPU・GPU性能と拡張性を重視したモデルである。
T16gの詳しいスペックやP16との違いは、以下の記事で解説している。

おすすめ構成と選び方
ThinkPad T16は、CPUだけでなく、メモリやディスプレイ、バッテリーまで構成によって使い勝手が変わる。
モデル選びが終わったら、次は自分の用途に合わせて構成を決めたい。
特に重視したいのは、メモリ32GB、液晶の色域、バッテリー容量の3点である。
メモリは32GBがおすすめ
2026年にThinkPad T16を新しく購入するなら、メモリは32GBを基本に考えたい。
OfficeやWeb会議だけなら16GBでも十分だが、ブラウザのタブを多数開きながらExcelやPowerPointを同時に使う場合、32GBの余裕が生きてくる。
| メモリ容量 | おすすめ用途 |
|---|---|
| 16GB | Office・Web会議・一般事務 |
| 32GB | マルチタスク・長期利用 |
| 64GB以上 | 開発・仮想環境・大容量データ処理 |
また、Gen 5 IntelはLPCAMM2、AMD版はSO-DIMMを採用している。
どちらもメモリ交換に対応するが、規格が異なる点には注意したい。Gen 4 ILLはメモリがCPUパッケージ内に搭載されており、購入後の増設はできない。
長く使うつもりなら、最初から32GBを選んでおくと安心だ。
液晶は色域にも注目
T16の構成選びで見落としたくないのがディスプレイである。
同じ16型WUXGA液晶でも、45% NTSCと100% sRGBでは色の再現性が異なる。
Gen 5では、400nit・45% NTSCの標準パネルに加え、500nit・100% sRGBの上位パネルが用意されている。Intel版では2.8K OLEDも選択可能だ。
| 液晶 | おすすめ用途 |
|---|---|
| WUXGA・45% NTSC | Office・一般事務 |
| WUXGA・100% sRGB | 写真編集・長時間の作業 |
| 2.8K OLED | 高画質重視・クリエイティブ用途 |
※2.8K OLEDはGen 5 Intelの選択肢。100% sRGBパネルのタッチ対応など、選べる仕様はモデルによって異なる。
一般業務なら標準液晶でも問題ないが、写真や画像を扱うなら100% sRGBを優先したい。
CPUを一段階上げるよりも、液晶をアップグレードした方が満足度につながる場合もある。
バッテリーは用途で選ぶ
T16は16型の大画面モデルだが、持ち運んで使うことも想定してバッテリー容量を確認したい。
Gen 5は60Whと75Wh、Gen 4は52.5Whと86Whの構成が用意されている。
据え置き中心なら標準バッテリーでもよいが、会議室への移動や外出先で使う機会が多いなら、大容量バッテリーを検討したい。
ただし、バッテリー容量が大きいほど必ず長時間駆動するわけではない。CPUや液晶の消費電力、使用条件によって実際の駆動時間は変わる。
SSDは512GB以上を基本に
SSDは512GBを基本とし、写真や動画、大容量の業務データを扱うなら1TBを検討したい。
Gen 5はSSDスロットが1基のため、容量を増やす場合は基本的に既存のSSDを交換することになる。
価格差が小さければ、購入時に1TBを選んでおくのもよいだろう。
ThinkNaviの推奨構成
最後に、一般的なビジネス用途を想定したおすすめ構成を整理する。
| 項目 | 推奨構成 |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 5 / Ryzen 5クラス以上 |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 512GB〜1TB |
| 液晶 | WUXGA・100% sRGB |
| バッテリー | 持ち運ぶなら大容量モデル |
もちろん、すべてを上位構成にする必要はない。
通常業務が中心ならCPUはミドルクラスに抑え、メモリや液晶に予算を回す方が、T16の大画面を生かした快適な作業環境を作りやすい。
最上位CPUよりも、自分の使い方に合った構成を選ぶことが、ThinkPad T16を長く快適に使うためのポイントである。
まとめ|T16の選び方
ThinkPad T16は、16型の大画面とテンキーを備え、仕事の生産性を重視する人に適したビジネスノートPCである。
2026年に新しく購入するなら、まずは最新のGen 5を中心に比較したい。
最新Intelの性能やOLEDを重視するならIntel版、AMDのAI性能とメモリ拡張性を両立したいならAGP、価格と実用性能のバランスならAHPが候補となる。
一方、Gen 4も決して侮れない。日常業務には十分な性能を備えており、セール価格によってはGen 5より魅力的な選択肢になる。
ThinkPad T16選びで重要なのは、最新CPUを選ぶことではなく、自分の用途に合ったモデルと構成を選ぶことである。
特に、メモリ32GBや色域の広い液晶など、毎日の使い勝手に直結する部分には予算をかけたい。
モデルが決まったら、最後にLenovo公式サイトで最新価格と販売構成を確認しよう。


