外出先でもオフィスでも、圧倒的な処理性能を誇るフラッグシップモバイルPC。

- 最新Intel Arrow Lake搭載、最大16コアCPU+Arc GPUで圧倒的な処理性能
- 約1.01kgの軽量ボディに最大64GBメモリ、(H構成で)PCIe Gen5 SSD対応 の拡張性
- Wi-Fi 7&5G Sub6対応 × MIL-STD-810H準拠の堅牢性でモバイルも安心
処理性能も拡張性も妥協しない、ビジネスモバイルの決定版。
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 IALは、最新のIntel® Core™ Ultra(Arrow Lake / U・Hシリーズ)を搭載し、最大16コアCPUとArc GPUにより重い資料編集やマルチタスクも快適にこなします。
約1.01kgの軽量ボディに、最大64GBメモリやPCIe Gen5 SSDを収め、高速かつ余裕ある作業環境を実現。さらに、Wi-Fi 7対応の最新無線性能と**5G Sub6(オプション)**により、オフィスでも外出先でも常に高速で安定した通信が可能です。
堅牢性は米軍調達基準のMIL-STD-810Hを満たし、57WhバッテリーとRapid Charge対応で長時間の利用も安心。
高性能・軽量・堅牢・高速通信をすべて兼ね備えたフラッグシップモバイルPCです。
CPU | Intel® Core™ Ultra プロセッサー(Arrow Lake / U・Hシリーズ) ・Core Ultra 7 265H / 255H / 265U / 255U ・Core Ultra 5 235H / 225H / 235U / 225U |
---|---|
グラフィックス (CPU内蔵) | Intel® Arc™ Graphics(Hシリーズ) Intel® Graphics(Uシリーズ) |
メモリ | 16GB / 32GB / 64GB (オンボード、増設不可) |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB SSD |
ディスプレイ | ・14型 2.8K OLED (2880×1800) 最大120Hz / HDR True Black 500 / Dolby Vision ・14型 WUXGA (1920×1200) IPS 500nit / タッチ対応モデルあり / Privacy Guardモデルあり |
通信 | Wi-Fi 7 / Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4 WWAN(オプション):4G LTE / 5G Sub6(eSIM対応) |
重さ | 約1.01kg〜 |
バッテリー | 57Wh、Rapid Charge対応 |
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IALは「Intel Arrow Lake」の略です。 本記事のX1 CarbonはArrow Lake搭載モデルです。ちなみに、姉妹機のILLモデルは「Intel Luanr Lake」の略です。ILLモデルについては下記の記事をご覧ください!

7つの特徴
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 IAL は、フラッグシップらしい完成度を誇る Arrow Lake搭載ビジネスモバイル です。
ここでは、その魅力を整理した「7つの特徴」を紹介します。購入を検討される際には、まずこのポイントを押さえてください。
最大16コアCPU+Arc GPUによる圧倒的パフォーマンス
最新の Intel® Core™ Ultra(Arrow Lake / H・Uシリーズ) を搭載。Hシリーズでは最大16コアとArc GPUを備え、マルチタスクから動画編集まで余裕でこなします。
👉 重い業務アプリや複数タブを開いた作業でも、快適な処理性能を発揮。

最大64GBメモリ対応で将来まで安心
オンボードながら 最大64GB LPDDR5x-8400 を選択可能。Lunar Lakeモデル(最大32GB)に比べ、圧倒的に拡張性が高く、数年先まで安心です。
👉 大きなExcelファイルや多数の資料を同時に開いても動作が重くならず快適。

PCIe Gen5 SSD対応でデータ処理も高速
Hシリーズは PCIe Gen5 SSD に対応し、大容量データの読み書きも超高速。動画編集やAI処理、大規模な資料転送などでも効率を落としません。
👉 将来を見据えた高速ストレージで、業務効率を最大化。
約1.01kgの軽量&MIL-STD-810H準拠の堅牢性
重量は 約1.01kg〜。軽量設計ながら米軍調達基準 MIL-STD-810H をクリアし、出張や外出先でも安心して持ち運べます。
👉 「軽さ」と「強さ」を兼ね備えたモバイルPC。

選べる2種類の高精細ディスプレイ
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 IALは、2.8K OLED(2880×1800、最大120Hz、HDR True Black 500)と、WUXGA IPS(500nit、省電力、Privacy Guard対応モデルあり)の2タイプから選べます。発色やコントラスト重視ならOLED、長時間作業や省電力重視ならIPS――用途に応じて最適なディスプレイを選択できます。
👉 鮮やかな映像表示からビジネス利用まで、用途に応じて最適な画面を選べます。

Wi-Fi 7&5G対応でどこでも快適接続
最新の Wi-Fi 7 に対応し、混雑した環境でも高速で安定。
さらに、オプションで 5G Sub6(eSIM対応) にも対応。
👉 オフィスでも外出先でも、常に快適なネットワーク環境を確保。

ThinkPad伝統の操作性とセキュリティ
ThinkPad伝統のTrackPointに加え、クリックパッドと触覚タッチパッドから操作方法を選べる柔軟さを備えています。さらに、バックライト付きのフルサイズキーボードにはCopilotキーも搭載され、快適な入力環境を実現。加えて、指紋認証やIR顔認証、ThinkShieldによる多層的なセキュリティ機能により、大切な業務データをしっかり守る安心感も確保されています。
👉 快適な入力体験と安心のセキュリティで、ビジネスを強力にサポート。

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製品仕様まとめ
OS | Windows 11 Pro / Home(Linuxプリロードも一部モデルで対応) |
---|---|
CPU | Intel® Core™ Ultra プロセッサー(Arrow Lake / U・Hシリーズ) ・Core Ultra 5 225H / 235H / 225U / 235U ・Core Ultra 7 255H / 265H / 255U / 265U (vPro® Enterprise対応モデルあり) |
グラフィックス | CPU内蔵 Intel® Arc™ Graphics(Hシリーズ) CPU内蔵 Intel® Graphics(Uシリーズ) |
メモリ | 16GB / 32GB / 64GB LPDDR5x-8400(オンボード、増設不可) |
ストレージ | SSD 256GB / 512GB / 1TB / 2TB(M.2 2280) ・Uシリーズ:PCIe Gen4 ・Hシリーズ:PCIe Gen5 |
ディスプレイ | ・14型 2.8K OLED (2880×1800) / 100% DCI-P3 / 最大120Hz / HDR True Black 500 / Dolby Vision / Eyesafe® ・14型 WUXGA (1920×1200) IPS / 100% sRGB / 500nit / タッチ対応モデルあり / Privacy Guardモデルあり |
カメラ | FHD 1080p + IR(プライバシーシャッター付き) 8MP + IR(人感検知、MIPI対応、プライバシーシャッター付き) |
キーボード/操作性 | フルサイズ6列(89キー、Copilotキー搭載、バックライト対応) TrackPoint®+クリックパッド または ガラス製触覚タッチパッド |
通信 | Wi-Fi 7 / Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4 WWAN(オプション):4G LTE / 5G Sub6(eSIM対応) |
インターフェース | ・USB-C (Thunderbolt 4 / USB4, PD3.0, DP2.1) ×2 ・USB-A 3.2 Gen1 ×2(うち1つAlways On) ・HDMI 2.1(4K/60Hz) ・ヘッドホン/マイクコンボジャック ・nanoSIMスロット(WWAN対応モデルのみ) |
オーディオ | Dolby Atmos® スピーカーシステム、Dolby Voice®、デュアルマイク |
サイズ | 312.8 × 214.75 × 8.08–14.37mm(OLEDモデル 最大厚16.95mm、WUXGAモデル 最大厚17.95mm) |
重量 | 約1.01kg〜(構成により変動) |
バッテリー | 57Wh リチウムイオンポリマー、Rapid Charge対応 最大駆動時間:約15.5時間(動画再生, JEITA 3.0基準) |
筐体素材 | カーボンファイバー(天板)、再生マグネシウム合金またはアルミ底面 |
耐久性 | MIL-STD-810H 準拠 |
カラー | ブラック(ペイント / カーボン柄ウィーブ) |
インターフェース
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 IALは、約1.01kgの軽量ボディながら、ビジネスに必要な主要ポートをしっかり搭載しています。USB4(Thunderbolt 4)やHDMI 2.1に対応しており、外部ディスプレイ接続や周辺機器利用も安心。さらにWWAN対応モデルでは、nanoSIMスロットから4G/5G接続も可能です。モバイルでも据え置きでも、幅広いシーンに対応できる拡張性が魅力です。

左側面
- USB-C(Thunderbolt™ 4 / USB4, 40Gbps)×2
- 高速データ転送、映像出力、Power Delivery(充電)に対応。ドッキングステーション経由で複数モニターやストレージを同時接続可能です。
- USB-A 3.2 Gen1(Always On対応)
- スリープ中でもスマートフォンや周辺機器を充電できます。
- HDMI 2.1
- 最大4K/60Hz出力に対応。会議室のプロジェクターや外部ディスプレイ接続も安心です。
- マイク/ヘッドホン・コンボジャック(3.5mm)
- 有線ヘッドセットや外部マイクを接続可能。オンライン会議や配信に便利です。
右側面
- USB-A 3.2 Gen1
- マウスやUSBメモリなど日常的な周辺機器の接続に便利。
- Nano SIMスロット(WWAN対応モデルのみ)
- 5G Sub6通信やeSIMに対応。外出先でも安定したモバイルネットワークにアクセス可能です。
- Kensington Nano Security Slot(2.5×6mm)
- セキュリティワイヤーロックを接続でき、オフィスや公共スペースでの盗難対策に役立ちます。
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CPUの特徴

最新のIntel® Core™ Ultra(Arrow Lake世代)を搭載
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 IALは、最新の Intel® Core™ Ultra(Arrow Lake / U・Hシリーズ) を採用。
最大16コア(6 P-core+8 E-core+2 LPE-core)構成のHシリーズでは、高負荷な業務処理から動画編集、軽い3Dレンダリングまで余裕で対応可能です。Uシリーズは省電力性を重視しつつ、モバイルでも快適に動作するバランス設計です。
👉 処理性能と省電力性を両立しつつ、用途に応じてU/Hを選べるのが大きな特徴です。
CPU世代の流れを整理
- 第13世代 Raptor Lake (2023–2024)
従来型アーキテクチャを改良し、性能と安定性を強化。 - 第14世代 Meteor Lake (2024)
初めてNPUを搭載し、AI対応を前面に打ち出した世代。 - 第15世代 Arrow Lake (2025)
最大64GBメモリやPCIe Gen5 SSD対応など、拡張性と処理性能を重視した構成。
Uシリーズは省電力重視、Hシリーズは高性能重視という明確な棲み分けが可能。 - 第15世代 Lunar Lake (2025)
MoP(Memory on Package)設計で超軽量・省電力に最適化し、最大118TOPSのAI性能を実現。モバイル性とAI処理特化を追求した設計。
👉 Lunar Lakeが「超軽量&AI処理特化」なのに対し、Arrow Lakeは「拡張性・パワフル性能」重視という住み分けになります。
Lunar Lakeモデルはこちらで解説しております!

AI処理もサポート
Arrow LakeのNPU(Intel® AI Boost)は最大13TOPSと控えめながら、Copilotキーから起動できるAIアシスタントや音声認識・要約など日常業務を支えるには十分。
加えて、Arc GPUが最大74TOPSのAI処理性能を担うため、実際の業務では快適にAI機能を活用できます。
GPUとの組み合わせ
- Core Ultra 5 H/U → Arc 130T GPU(最大63TOPS)またはIntel Graphics
- Core Ultra 7 H/U → Arc 140T GPU(最大74〜75TOPS)
👉 GPUも併用することでAI処理性能は最大96TOPSクラスとなり、ビジネス利用だけでなくグラフィック作業や動画編集も安心です。
CPU選び方まとめ(IALモデル)
- Uシリーズ(225U / 235U / 255U / 265U)
→ 省電力・軽量性を重視するモバイル派向け - Hシリーズ(225H / 235H / 255H / 265H)
→ 高性能・拡張性を重視し、長期利用やクリエイティブ用途にも安心
👉 まとめると、IALモデルは「モバイルでも高性能を求める人向け」。特にHシリーズ+Arc GPUを選べば、ノートPCながらデスクトップ並みの性能を発揮できます。
おすすめ構成とカスタマイズの注意点

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 IALは、CPUやメモリ、ストレージ、ディスプレイなどを幅広くカスタマイズ可能です。特にArrow Lake世代は最大64GBメモリやPCIe Gen5 SSDに対応しており、将来を見据えた構成を選べる点が大きな魅力です。ただしメモリはオンボード実装で後からの増設はできないため、用途に応じて最適な容量を初期選択することが重要です。
CPUの選び方

- Core Ultra 5(225U / 235U / 225H / 235H)
コストを抑えつつ十分な性能を確保。- Uシリーズ:省電力重視。OfficeやWeb会議中心の利用に最適。
- Hシリーズ:演算能力が高く、資料作成から軽い動画編集まで快適。
- Core Ultra 7(255U / 265U / 255H / 265H)
高性能を求めるユーザー向け。- Uシリーズ:バッテリー効率と性能を両立した万能型。
- Hシリーズ:最大16コア構成で動画編集や開発用途などにも安心。
👉 モバイル中心ならUシリーズ、処理性能重視ならHシリーズを選ぶのが基本です。
CPU一覧表(ThinkPad X1 Carbon Gen 13 IAL / Arrow Lake 搭載モデル)
CPUモデル | コア構成 | スレッド数 | 最大クロック | キャッシュ | 内蔵GPU | GPU性能 | NPU性能 | 総合AI性能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Core Ultra 5 225U | 2 P + 8 E + 2 LPE = 12 | 14 | P-core 4.8GHz / E-core 3.8GHz | 12MB | Intel Graphics | – | 最大12 TOPS | – |
Core Ultra 5 235U | 2 P + 8 E + 2 LPE = 12 | 14 | P-core 4.9GHz / E-core 4.1GHz | 12MB | Intel Graphics | – | 最大12 TOPS | – |
Core Ultra 5 225H | 4 P + 8 E + 2 LPE = 14 | 14 | P-core 4.9GHz / E-core 4.3GHz | 18MB | Arc 130T | 最大63 TOPS | 最大13 TOPS | 最大83 TOPS |
Core Ultra 5 235H | 4 P + 8 E + 2 LPE = 14 | 14 | P-core 5.0GHz / E-core 4.4GHz | 18MB | Arc 140T | 最大74 TOPS | 最大13 TOPS | 最大94 TOPS |
Core Ultra 7 255U | 2 P + 8 E + 2 LPE = 12 | 14 | P-core 5.2GHz / E-core 4.2GHz | 12MB | Intel Graphics | – | 最大12 TOPS | – |
Core Ultra 7 265U | 2 P + 8 E + 2 LPE = 12 | 14 | P-core 5.3GHz / E-core 4.2GHz | 12MB | Intel Graphics | – | 最大12 TOPS | – |
Core Ultra 7 255H | 6 P + 8 E + 2 LPE = 16 | 16 | P-core 5.1GHz / E-core 4.4GHz | 24MB | Arc 140T | 最大74 TOPS | 最大13 TOPS | 最大96 TOPS |
Core Ultra 7 265H | 6 P + 8 E + 2 LPE = 16 | 16 | P-core 5.3GHz / E-core 4.5GHz | 24MB | Arc 140T | 最大75 TOPS | 最大13 TOPS | 最大97 TOPS |
Intel GraphicsとIntel Arc 130T/140Tの性能比較
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 IALでは、CPUの種類によって内蔵GPUが異なります。
Uシリーズは省電力性を優先し、軽量モバイルPC向けの Intel Graphics を搭載。
一方、Hシリーズは高性能を求める構成で、AI処理能力やグラフィック性能に優れる Intel Arc 130T / 140T GPU を採用しています。
- 基本的なオフィスワーク、ブラウジング、動画再生などを快適にこなせるGPU。
- AI処理はNPU(Intel® AI Boost, 最大12TOPS)に依存するため、AI活用はライトユース向け。
- 消費電力が低く、バッテリー駆動時間を優先したいユーザーに最適。
- Arc 130T:最大63TOPSのAI処理性能を持ち、ビジネス用途から写真編集まで対応可能。
- Arc 140T:最大74〜75TOPSに対応し、動画編集や軽めの3Dレンダリング、AI活用業務でも余裕。
- GPU側のAI処理性能とNPU(最大13TOPS)を組み合わせることで、総合AI性能は最大96〜97TOPSに到達。
- 外部GPUなしでもクリエイティブ用途に十分な性能を確保。
👉 Intel Graphics(Uシリーズ):省電力重視、長時間駆動を優先するモバイルユーザー向け。
👉 Intel Arc 130T/140T(Hシリーズ):パフォーマンス重視、動画編集やAI活用を見据えたユーザーに最適。
メモリの選び方

メモリはオンボード実装のため、購入後に増設はできません。長期利用を想定して余裕を持った容量選択が必須です。
- 16GB:Office作業やWeb利用が中心で、クラウドストレージを活用するライトユーザー向け。
- 32GB:複数アプリを同時に利用するビジネスユーザーに最適。快適さとコストのバランスが良い。
- 64GB:動画編集、CAD、大量のブラウザタブを開く作業などヘビーユースにおすすめ。将来を見据えて長く使うなら安心。
👉 3〜5年先の使い方を考えて容量を決めることが、失敗しないポイントです。
OS

ThinkPad X1 Carbon Gen13 では、初期導入OSとして Windows 11 Home と Windows 11 Pro が選択可能です。
購入時には、このWindows 11の中から 「Home」か「Pro」、そして 「日本語版」か「英語版」 を選ぶことになります。
- Windows 11 Home 64bit – 日本語版 / 英語 (US・UK)
- 一般的な個人向けエディション。使いやすさを重視したシンプルな構成で、日常的な作業や学習利用には十分です。👉 コストを抑えて導入したい個人ユーザーに最適。
- Windows 11 Pro 64bit – 日本語版 / 英語 (US・UK)
- ビジネス利用を想定した上位エディション。BitLocker暗号化やリモートデスクトップ、グループポリシー管理など法人向け機能を標準で備えています。👉 セキュリティや管理性を重視するビジネスユーザーにおすすめ。
OS(オーエス)とは「Operating System(オペレーティング・システム)」の略で、パソコンを動かすための基本ソフトのことです。WindowsやMacOSなどが代表的で、これがないとパソコンはただの箱にすぎません。アプリを動かしたり、画面に表示したり、インターネットにつなげたりするのも、すべてOSが土台になっています。
Microsoft Office

ThinkPad X1 Carbon Gen13 では、プリインストールされる Microsoft Office を選択できます。購入後に自分で追加も可能ですが、最初から導入しておくとライセンス管理やセットアップの手間が省けて便利です。

選択肢は以下の通りです。
- なし(自分で後から用意する)
- Office Home & Business 2024(個人向け/法人向け)
どちらも「買い切り型(永続ライセンス)」で、一度購入すればずっと使えるタイプです。ただし価格は +35,200円 と高額なので、慎重に検討しましょう。
個人向けと法人向けの違いは、利用規約とサポート対象の範囲にあります。たとえば、法人向けライセンスは法人名義での導入や再ライセンスが認められているため、企業や団体での利用に適しています。一方、個人向けは家庭や個人事業主向けで、家庭用PCなどに導入するのに最適です。ソフトの内容(Word、Excel、PowerPoint、Outlook)は同じです。
以下のような方には、Office付き構成を選ぶメリットがあります。
- サブスクリプション形式が苦手で、一度買い切りで済ませたい人
- Word、Excel、PowerPointなどをオフラインでも長く使いたい人
- 法人用途で、Officeソフトが必須条件になっている環境
一方で、最近は Googleドキュメントやスプレッドシート などの無料クラウド型オフィスも充実しており、軽い文書作成や表計算なら十分代用可能です。そのため「Officeどうしようかな…」と迷う場合は、まず “なし”で購入 → 必要になったら後から導入 でも安心です。
また、学生や教職員であれば、教育機関向けの無料・割引プログラム(例:Office 365 Education)を利用できるケースもあります。
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ストレージ
ThinkPad X1 Carbon Gen13 では、512GB / 1TB / 2TB の容量が選べるほか、SSDの規格として PCIe Gen4 と PCIe Gen5 Performance の2種類があります。
SSDの2つの規格の選び方
まず、ThinkPad X1 Carbon Gen13で選べるSSDには、PCIe Gen4 と PCIe Gen5 の2種類があります。
💡 SSDとは?
SSDはデータを保存する部品で、パソコンの「動作の速さ」に大きく影響します。SSDの「Gen」という表記はデータをやり取りする規格の世代を表していて、数字が大きいほど「新しくて高速」になります。
- Gen4:現在も主流で、多くのノートPCに採用されている安定した規格
- Gen5:Gen4の後継で、理論上は約2倍の転送速度を実現できる最新規格
👉 簡単に言うと、Gen4は十分速い安心のスタンダード、Gen5はさらに速い最新・高性能タイプです。
Gen4 SSDは安定性とコストパフォーマンスに優れており、クラウドサービス中心の利用や事務作業では体感的に不満を感じることはほとんどありません。
一方で、Gen5 SSDは特にAI処理やクリエイティブ作業で大容量データを扱うときに本領発揮します。高速な書き込み・読み出しにより、大きなファイルの保存やレンダリング時間の短縮が期待できます。
👉 コストを抑えつつ快適に使いたい方におすすめ。
- 転送速度:最大約8GB/s(理論値)
- 一般的なビジネス用途(Office、Web、動画再生など)では十分高速
👉 将来を見据えて最新規格を導入したい方、クリエイティブ用途が多い方におすすめ。
- 転送速度:最大約16GB/s(理論値)でGen4の約2倍
- AI処理、動画編集、データ解析など高負荷タスクで優位
- 低遅延でレスポンスも高速化
SSDの容量の選び方
- 512GB
- 標準構成。Office作業、クラウド利用中心なら十分。👉 コストを抑えて使う方に。
- 1TB
- 業務データや動画・画像ファイルをPCに保存するなら安心。Gen4/Gen5両方から選べます。
- 👉 ビジネスとプライベート両方でしっかり使いたい方に最適。
- 2TB(Gen5のみ)
- 大容量データや動画編集、AI開発などにも余裕。PCIe Gen5の性能をフルに活用可能。
- 👉 ヘビーユースや長期利用を見据える方におすすめ。
容量選びは「クラウドとの併用か、ローカル保存中心か」で判断するとわかりやすいです。大量の画像や動画を扱う方、長期間データを蓄積する方は1TB以上がおすすめです。
ディスプレイ

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 IALは、IPS液晶(WUXGA)3種類+OLED(2.8K)2種類の合計5タイプから選択可能です。用途に合わせて、自分に最適なディスプレイを選ぶことが重要です。
ディスプレイ比較表です!
種類 | 解像度 / 方式 | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|---|
WUXGA IPS(非タッチ) | 1920×1200 / IPS | ノングレア、500nit、100%sRGB、目に優しい省電力設計 | 文書作成・学習・ウェブ閲覧などの基本作業 |
WUXGA IPS(タッチ対応) | 1920×1200 / IPS | マルチタッチ対応、500nit、100%sRGB、直感的操作が可能 | 出張や外出先での操作性重視、資料閲覧 |
WUXGA IPS(Privacy Guard) | 1920×1200 / IPS | 覗き見防止機能搭載、500nit、100%sRGB、セキュリティ性が高い | カフェ・移動中に機密情報を扱う業務 |
2.8K OLED(非タッチ) | 2880×1800 / OLED | HDR True Black 500、100% DCI-P3、500nit、120Hz、鮮やかな色表現 | 動画編集、映像視聴、資料の見栄え重視 |
2.8K OLED(タッチ対応) | 2880×1800 / OLED | HDR True Black 500、100% DCI-P3、500nit、120Hz、タッチ操作可能 | クリエイティブ用途+直感操作を両立 |
- IPS液晶:省電力・長時間駆動に強く、文字中心のビジネス用途向け
- Privacy Guard:セキュリティを最優先するビジネスユーザー向け
- OLED:映像美・色再現性に優れ、クリエイティブ用途に最適
- OLEDタッチ:操作性+映像美を両立、万能型
内蔵カメラ

ThinkPad X1 Carbon Gen13 には、IRカメラ+1080p FHDカメラ(一体型) が標準搭載されています。
- 1080p FHD画質
フルHDの高画質で、オンライン会議や面接、授業などでも鮮明な映像を提供。
👉 ベネフィット:相手に明るくクリアな印象を与え、プロフェッショナルな信頼感を高められます。 - IRカメラ機能
Windows Helloの顔認証に対応しており、パスワード入力なしで即座にログイン可能。
👉 ベネフィット:外出先でも素早く、安全にPCを利用でき、ストレスなく業務を始められます。 - プライバシーシャッター
ワンタッチで物理的にカメラを遮断可能。
👉 ベネフィット:ハッキングなどによる不正アクセスを防ぎ、安心して使えます。
このIR+FHDカメラ一体型は、「高画質映像」「高いセキュリティ」「安心のプライバシー保護」 をすべて兼ね備えており、ビジネスからプライベートまで幅広く安心して利用できます。
指紋センサー

ThinkPad X1 Carbon Gen13 には、指紋センサーが標準搭載 されています。
- ワンタッチでログイン
指を軽くタッチするだけでWindowsにログイン可能。パスワード入力の手間を省き、すぐに作業を始められます。
👉 ベネフィット:会議前や外出先など、素早くPCを立ち上げたいときに便利。 - セキュリティ強化
生体認証によるログインのため、不正アクセスを防止。ビジネス利用に欠かせない高い安全性を確保します。
👉 ベネフィット:大切な業務データや個人情報をしっかり守れる安心感。
標準搭載の指紋センサーにより、「スピード」と「セキュリティ」 を両立。毎日のログインを快適にしながら、大切な情報をしっかり保護します。
操作感で選べる!クリックパッドと触覚タッチパッドの違い

ThinkPad X1 Carbon Gen 13では、ポインティングデバイス(タッチパッド)を2種類から選択できます。それぞれ操作感に特徴があるため、自分の使い方に合ったものを選びましょう。
標準構成の「クリックパッド」は、物理的なクリック感がある従来タイプ。左右の物理ボタンがしっかり押し込めるため、ThinkPadらしい確かな操作感を求める方におすすめです。マウス操作に近い感覚を好むユーザーに向いています。
一方、オプションの「触覚タッチパッド(Haptic TouchPad)」は、MacBookにも採用されているような触覚フィードバック方式。実際に動く部品はなく、圧力に応じて振動で擬似的なクリック感を演出します。滑らかな操作性と静音性が魅力で、スマートな使用感を求める方に最適です。
ただし、触覚タッチパッドを選ぶとWWANが非対応になる点には注意が必要です。外出先でも通信したい方は、クリックパッド構成を選ぶのが無難です。
選べるタッチパッド | 特徴・違い |
---|---|
クリックパッド![]() 出典: Lenovo公式サイト | 物理的にボタンが上下に動くタイプ。クリック時にしっかりとしたフィードバックがあり、ThinkPadらしい確かな操作感が特徴です。マウスに近い感覚を求める人におすすめ。 |
触覚タッチパッド(Haptic TouchPad)![]() 出典: Notebookcheck | MacBookのような方式。物理的な可動部がなく、触った際の圧力に応じて振動モーターが擬似的なクリック感を生み出します。なめらかなスクロールやクリック感の調整ができ、より静かでスムーズな操作体験が得られます。 |
どちらもタッチパネル自体の精度は非常に高いため、操作性そのものに大きな差はありません。「確実な物理フィードバック重視ならクリックパッド」、「先進的
キーボード
ThinkPad X1 Carbon Gen13 のキーボードは、バックライト付き・指紋センサー内蔵 が標準仕様です。
配列は 日本語配列(標準) と 英語配列(+2,200円) から選択可能です。
- バックライト搭載
暗い場所でもキーが見やすく、夜間の作業や出張先でも快適にタイピング可能。
👉 ベネフィット:環境を選ばず集中でき、生産性が落ちません。 - ThinkPad伝統の打鍵感
適度なストロークとしっかりした反発力で、長時間の入力でも疲れにくい設計。
👉 ベネフィット:レポート作成やプログラミングなど、長文入力でも快適。 - 日本語・英語配列が選べる
普段の使用環境や入力スタイルに合わせてカスタマイズ可能。
👉 ベネフィット:ビジネス用途では日本語配列が安心、開発や海外利用が多い方は英語配列が便利。
日本語キーボードと英語キーボード。

バックライトキーボードが光っている様子

バックライト付きで視認性抜群、かつ長年支持されるThinkPadらしい打鍵感を実現。自分に合った配列を選ぶことで、「生産性」と「快適性」 をさらに高められます。
バッテリー

ThinkPad X1 Carbon Gen13 には、57Whのリチウムイオンバッテリー が標準搭載されています。
- 長時間駆動
57Whバッテリー と省電力チューニングにより、動画再生やWeb会議でも安心のスタミナを確保。
👉 ベネフィット:出張や移動中でも、電源を気にせず作業を続けられます。 - Rapid Charge対応
急速充電に対応しており、約1時間で80%まで充電可能。
👉 ベネフィット:短い休憩や移動の合間でもすぐに使えるので、バッテリー切れの不安を軽減。 - 軽量ボディと両立
約986gの軽量設計ながら、十分な容量を確保。薄型モバイルPCの中でもトップクラスのバランスを誇ります。
👉 ベネフィット:軽量性とスタミナ性能を両立し、持ち運びに最適。
57Whバッテリーと省電力設計により、「長時間駆動 × 急速充電 × 軽量性」 を兼ね備えた一台。
モバイルワーカーにとって、安心して持ち歩ける頼れるパートナーです。
電源アダプターの選び方- 標準ACとスリムGaN/Nano GaNの違い

ThinkPad X1シリーズでは、電源アダプター(充電器)も用途に応じてカスタマイズが可能です。標準装備のものに加えて、軽量・コンパクトなGaN(窒化ガリウム)仕様のアダプターがオプションで選択できます。
現在、選べるアダプターは以下の3種類です。
種類 | 特徴・メリット | 価格差 |
---|---|---|
65W ACアダプター![]() | 最もスタンダードなモデル。堅牢でコスト重視。やや大きめ・重めだが信頼性重視派向け。 | 追加料金なし(標準) |
65W スリムGaN ACアダプター![]() | GaN素材を採用し、従来比で小型・軽量化。持ち運びが多い人におすすめ。コンパクト設計。 | +2,200円 |
65W ウォールマウントNano GaN ACアダプター![]() | GaN技術採用+壁コンセント直付け設計。最も小型・軽量。カフェや出張先でも省スペースでスマートに使える。 | +3,300円 |
公式サイトレビューまとめ
総合評価
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 IALは、レビュー全体を通じて 高性能・軽量・キーボードの快適さ が特に高く評価されています。多くのユーザーが「仕事で使うため」に選んでおり、モバイルPCとしての信頼性も強調されています。一方で、バッテリー駆動時間や発熱に関する指摘も一部見られました。
良かった点
- パフォーマンス
- Core Ultra 7 HシリーズやGen5 SSD構成を選択したユーザーから「ベンチマーク値通りの高性能」「デスクトップ並みの処理能力」との声。
- 動作が俊敏で、業務アプリや映像編集にも十分対応できるとの評価。
- ディスプレイ
- 有機ELモデルの鮮やかさ・高コントラストに満足するレビュー多数。
- IPS液晶でも500nitの高輝度で視認性が良く、選択肢が豊富。
- キーボードと操作性
- 「ThinkPadらしい打鍵感がさらに良くなった」「トラックポイントの操作性が向上」と高評価。
- 他メーカー機種と比較しても「やはりX1 Carbonのキーボードが最高」との声が多い。
- 軽量性・携帯性
- 約1kgの軽量筐体で「外出先に持ち出しやすい」「長時間作業でも負担が少ない」との声。
- 長年使い続けているリピーターも多く、信頼性が高い。
改善要望・不満点
- バッテリー持ち
- HシリーズやOLEDモデルでは「バッテリーが思ったよりも長く持たない」との指摘あり。
- 特にMacBook Airとの比較で不満を挙げる声も。
- 発熱
- 「膝上で使うと熱い」「机上では気にならないが高負荷時は本体が温かくなる」との意見。
- 信頼性の懸念
- 一部ユーザーから「購入後すぐにブラックアウト→再起動が必要」「初期不良で返品」といった報告も散見。
- ただし全体から見ると少数意見で、多くは安定稼働している。
- 細かな使い勝手
- HDMIポート位置の変更に違和感。
- USBポートの配置がやや使いにくい。
- 電源ボタンが側面にあることを「一長一短」とする声。
まとめ
全体として、ThinkPad X1 Carbon Gen 13 IALは「軽量と性能を両立したフラッグシップモバイルPC」として非常に高い評価を得ています。
一部でバッテリー持ちや発熱に関する課題が指摘されていますが、性能・操作性・信頼性においては満足度が高く、長期利用を前提に選ばれる定番モデルといえるでしょう。
まとめ
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 IALは、軽量ボディと高性能を両立したフラッグシップモバイルPCです。
第15世代Intel® Core™ Ultra(Arrow Lake)を搭載し、最大16コアCPU・Arc GPU・PCIe Gen5 SSDに対応するなど、処理能力と拡張性が大幅に進化。モバイル用途から動画編集まで幅広い業務を支えます。
また、キーボードやトラックポイントの操作性は従来以上に磨かれ、ThinkPad伝統の快適な打鍵感を継承。ディスプレイもIPS/OLEDから用途に合わせて選択可能で、映像美を重視するユーザーからも高評価を得ています。
👉 総じて、ThinkPad X1 Carbon Gen 13 IALは 「モバイルでも性能を妥協したくない人」 に最適な1台。長期利用を前提に選ぶ価値のある、2025年を代表するビジネスモバイルPCといえるでしょう。
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