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- 信頼性への取り組み: 公式仕様書(PSREF)やLenovo公式ストアの情報を基に客観的に執筆しています。
- 主な参考元: Lenovo PSREF(公式仕様書) | Microsoft Windows 11 のシステム要件 | ThinkNavi価格表(毎週記録)
中古のThinkPadは、法人のリース明けが大量に出回るため、品数が多く値段も手ごろである。
ただし、同じ「ThinkPad」でも年式とCPUで使い心地がまったく違う。安さだけで選ぶと、すぐに遅さや電池の持ちで後悔する。
ThinkNaviのおすすめは、Intelなら第11世代(Tiger Lake)以降、AMDならRyzen 5000シリーズ以降、メモリは8GB以上である。この記事では、その理由と、狙い目の機種、買う前に確認したいポイントをまとめた。
- 中古ThinkPadを選ぶときの「最低ライン」
- Gen番号だけで判断してはいけない理由
- 今買うなら狙い目の機種(シリーズ別)
- 買ってはいけない中古ThinkPadの見分け方
- どこで買うか、新品とどちらがお得か
結論|中古ThinkPadはこの3条件で選ぶ
| 項目 | ThinkNaviのおすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| CPU(Intel) | 第11世代Core(Tiger Lake)以降 | 性能・内蔵GPU・端子が一段新しい |
| CPU(AMD) | Ryzen 5000シリーズ以降 | Tiger Lakeと同じ2021年世代 |
| メモリ | 8GB以上(できれば16GB) | 4GBではWindows 11が重い |
| ストレージ | SSD 256GB以上 | HDDは遅く、故障の不安もある |
| 画面 | フルHD(1920×1080)以上 | 1366×768は作業領域が狭い |
この条件なら、Windows 11の動作要件を満たし、事務作業・ネット・オンライン会議が快適にこなせる。2026年の今でも「まだ数年使える」ラインである。
なぜ第11世代(Tiger Lake)以降がおすすめなのか
Windows 11は第8世代Core以降なら動く。しかしThinkNaviでは、もう一歩新しい第11世代以降をすすめる。理由は次のとおりである。
- 内蔵GPUが大きく強化された(Intel Iris Xe)。動画や会議が軽い
- Thunderbolt 4やWi-Fi 6に対応した機種が増えた
- X1 CarbonやX13は、この世代から縦に広い16:10の画面になった
- 2021年発売なので、第8〜10世代より電池の劣化も少ない傾向がある
第8〜10世代の中古は確かに安い。しかし、発売から6年以上たつ機種も多く、性能も電池も余裕がない。長く使うなら、少し足して第11世代以降を選んだほうが結果的に得である。
AMDはRyzen 5000以降|型番の「Zen 2」に注意
AMDモデルは、Tiger Lakeと同じ2021年世代のRyzen 5000シリーズ以降を選ぶ。ThinkPadでは「Gen 2 AMD」が、おおむねこの世代にあたる。
ただし、Ryzen 5000には中身が1世代古い(Zen 2)型番が混ざっている。
| 型番 | 設計 | ThinkNaviの評価 |
|---|---|---|
| 5400U / 5600U / 5800U PRO 5450U / 5650U / 5850U | Zen 3 | ◎ おすすめ |
| 5425U / 5625U / 5825U PRO 5475U / 5675U / 5875U | Zen 3 | ◎ おすすめ |
| 5300U / 5500U / 5700U | Zen 2 | ◯ 使えるが、同じ値段ならZen 3を |
| Ryzen 4000シリーズ(4500U、PRO 4650Uなど) | Zen 2 | △ 最低ラインの外 |
Ryzen 7000番台も同じで、7030(例:7530U)はZen 3、7020(例:7320U)はさらに古いZen 2である。「数字が大きい=新しい」とは限らない。
メモリは8GB以上|「増やせるか」も確認する
メモリは8GBが最低ラインである。ブラウザのタブを多く開く人や、Teamsなどをよく使う人は16GBあると安心だ。
注意したいのは、薄型のThinkPadほどメモリが基板に直付けで、あとから増やせないことである。
| 機種 | メモリの仕組み | 増設 |
|---|---|---|
| X1 Carbon Gen 9 | 直付け(8 / 16 / 32GB) | 不可 |
| X13 Gen 2 | 直付け(8 / 16 / 32GB) | 不可 |
| T14s Gen 2 Intel | 直付け(8 / 16 / 32GB) | 不可 |
| L13 Gen 2 Intel | 直付け(4 / 8 / 16GB) | 不可 |
| T14 Gen 2 | 直付け+スロット1つ | 可(最大40〜48GB) |
| E14 Gen 3 / Gen 4 AMD | 直付け+スロット1つ | 可 |
| L14 Gen 2 / L15 Gen 2 | スロット2つ | 可(最大64GB) |
X1 CarbonやX13を選ぶなら、最初から16GBの個体を探すのが正解である。T14やL14なら、8GBを買ってあとから増やす手もある。
Gen番号だけで判断しない|同じGenでもCPUが違う
ThinkPadの「Gen 2」「Gen 3」は、シリーズごとに中身が違う。中古ショップの商品名だけで判断せず、CPUの型番まで確認しよう。
| シリーズ | Gen 1 | Gen 2 | Gen 3 |
|---|---|---|---|
| T14 / T14s / X13 | 第10世代 / Ryzen 4000 ✕ | 第11世代 / Ryzen 5000 ◯ | 第12世代 / Ryzen 6000 ◎ |
| L14 | 第10世代 / Ryzen 4000 ✕ | 第11世代 / Ryzen 5000 ◯ | 第12世代 / Ryzen 5×25 ◎ |
| E14 | 第10世代 ✕ | Intel:第11世代 ◯ AMD:Ryzen 4000 ✕ | AMDのみ:Ryzen 5000 ◯ |
- E14 Gen 2は、Intel版は第11世代だが、AMD版はRyzen 4000で一世代古い
- L13 / L15 Gen 2には、第11世代でも性能の低いCeleron 6305の構成がある
- X1 Carbonは数え方が別で、Gen 9が第11世代、Gen 10が第12世代にあたる
迷ったら、本体の裏にある「Type(マシンタイプ)」をPSREFで調べると、正確な仕様がわかる。
今買うなら狙い目の中古ThinkPad
ここからは、ThinkNaviの最低ラインを満たす機種の中から、中古でよく見かけて、満足度の高いものを選んだ。
※中古価格は店や状態で大きく変わるため、この記事では金額を載せていない。
X1 Carbon Gen 9|軽さ優先なら第一候補
- 約1.13kg〜の14型。毎日持ち歩くならいちばんおすすめ
- 16:10の画面で、縦に広く書類が見やすい
- メモリ直付けなので、16GBの個体を選ぶ
X1 Carbonの世代ごとの違いは、こちらの記事でくわしく解説している。

X13 Gen 2|13型で小さく、価格も手ごろ
- 約1.19kg〜の13.3型。X1 Carbonより安く見つかりやすい
- Intel版(第11世代)とAMD版(Ryzen 5000 PRO)がある
- AMD版はコア数が多く、作業の同時進行に強い

T14 Gen 2|メモリを増やせる万能型
- 14型の定番。キーボードの打ちやすさに定評がある
- 直付け+スロット1つで、あとからメモリを増やせる
- 重さは約1.46kg〜と、持ち歩きはやや重め
T14s Gen 2|薄さとT系の品質を両立
- 約1.28kg〜の薄型14型。T14より軽い
- メモリは直付けなので16GBを選ぶ

L14 Gen 2 / L15 Gen 2|安さと拡張性重視
- 中古市場にとても多く、同じ世代なら安く買える
- メモリスロットが2つあり、最大64GBまで増やせる
- L15はテンキー付きの15.6型。家で使う人向け
L15 Gen 2には1366×768のTN液晶の構成もある。画面の解像度は必ず確認しよう。
一段上を狙うなら|第12世代・Ryzen 6000
予算に余裕があれば、X1 Carbon Gen 10、T14 Gen 3、X13 Gen 3などの第12世代、またはRyzen 6000搭載のGen 3 AMDも候補になる。
Ryzen 6000(T14 Gen 3 AMDなど)は内蔵GPUがさらに強い。ただしメモリは直付けなので、こちらも16GBを選びたい。
X1 Carbonの新しめの世代は、中古での選び方を機種ごとにまとめている。

買ってはいけない中古ThinkPadの特徴
- 第10世代以前のCore(L580、T480、X280など)
- Ryzen 4000以前(E14 Gen 2 AMD、X395、E595など)
- Celeron・メモリ4GBの構成
- HDDやeMMCのストレージ
- 1366×768(HD)の画面
- 保証が無い、または極端に短い店
第8〜10世代でもWindows 11は動く。ただし、ThinkNaviとしては「今から数年使う」前提ではすすめにくい。安さだけで飛びつかないようにしたい。
買う前に確認したい7つのポイント
- CPUの型番:世代とZen 2/Zen 3をチェック
- メモリ:8GB以上か、直付けかスロットか
- SSDの容量:256GB以上が目安
- 画面の解像度:フルHD以上か
- バッテリー:劣化具合や、交換済みかどうか
- キーボード:日本語配列か英語配列か
- 保証とOS:保証期間と、Windowsのライセンスが正規か
E14 Gen 2 Intelのようにスロットが1つだけの機種は、8GBが1枚だとシングルチャネルになり、内蔵GPUの性能が落ちる。PSREFでも、Iris Xeの性能を出すにはデュアルチャネルが必要とされている。
中古ThinkPadはどこで買う?
| 買う場所 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 中古パソコン専門店 | 検品・保証つき。ThinkPad専門店もある | ◎ |
| Amazon「整備済み品」 | 返品しやすく、保証つきの出品が多い | ◯ |
| Lenovoアウトレット | メーカーの新装整備品。比較的新しい世代 | ◯ |
| 楽天・Yahoo!ショッピング | 中古ショップが多数出店。ポイントがつく | ◯ |
| フリマ・オークション | 安いが保証がない。上級者向け | △ |
はじめての中古なら、保証と返品対応がしっかりしたお店を選ぼう。同じ機種でも、状態ランクや付属品で値段が変わる。
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中古と新品、どちらを選ぶべき?
中古は安いが、電池の劣化と保証の短さがつきまとう。5年以上使うつもりなら、新品も比べておきたい。
- 新品はメーカー保証がつき、電池も新しい
- Lenovo公式はセールで大きく値下がりすることがある
- 最新世代は、Tiger Lake世代より電池持ちとAI処理が大きく進化している
Lenovo公式で、今いちばん安く買える新品ThinkPadは次のとおり(10月5日時点)。
| 製品名 | 価格 | キャンペーン | 発売年 | サイズ | 重さ | CPU | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| E14 Gen 6 AMD | ¥125,840 | 在庫限り特別価格 | 2024 | 14型 | 約1.44kg | AMD Ryzen 7000シリーズ | 詳しく |
| E16 Gen 2 AMD | ¥125,840 | 在庫限り特別価格 | 2024 | 16型 | 約1.81kg~ | AMD Ryzen 7000シリーズ | 詳しく |
| E14 Gen 8 IWL | ¥131,175 | バースデーセール(10/15まで) | 2026 | 14型 | 約1.41kg~ | Core シリーズ3 | 詳しく |
| E16 Gen 4 IWL | ¥146,850 | バースデーセール(10/15まで) | 2026 | 16型 | 約1.71kg~ | Core シリーズ3 | 詳しく |
| E16 Gen 3 ILL | ¥154,902 | バースデーセール(10/15まで) | 2026 | 16型 | 約1.61kg | Core Ultra シリーズ2 | 詳しく |
| E16 Gen 4 AMD | ¥160,820 | 2026 | 16型 | 約1.63kg~ | AMD Ryzen 300/400シリーズ | 詳しく |
新品の価格は毎週記録している。値下がりした機種は、価格ウォッチで確認できる。

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よくある質問
- 中古ThinkPadの狙い目は?
-
Intelなら第11世代(Tiger Lake)以降、AMDならRyzen 5000以降の機種である。X1 Carbon Gen 9、X13 Gen 2、T14 Gen 2、L14 Gen 2などが中古でも見つけやすい。
- メモリは8GBで足りる?
-
事務作業やネット中心なら8GBで使える。タブを多く開く人や、長く使いたい人は16GBを選ぶと安心である。メモリが直付けの機種は、あとから増やせない点に注意したい。
- 第8世代のThinkPadはもう買わないほうがいい?
-
Windows 11は動くが、発売から年数がたち、性能と電池に余裕がない。ThinkNaviでは、予算を少し足して第11世代以降を選ぶことをすすめる。
- Ryzen 5 5500Uはおすすめ?
-
使えるが、中身はひとつ前の設計(Zen 2)である。同じくらいの値段なら、Ryzen 5 5600UやPRO 5650U(Zen 3)を選びたい。
- 中古ThinkPadはどこで買うのが安心?
-
保証と返品対応のある中古パソコン専門店や、Amazonの整備済み品が安心である。メーカーの整備品なら、Lenovoのアウトレットも選択肢になる。
まとめ
- Intelは第11世代(Tiger Lake)以降、AMDはRyzen 5000以降
- メモリは8GB以上。直付けの機種は16GBを選ぶ
- Gen番号ではなく、CPUの型番で判断する
- 狙い目はX1 Carbon Gen 9、X13 Gen 2、T14 Gen 2、L14 Gen 2
- 長く使うなら、新品のセール価格とも比べる
新品のおすすめモデルを知りたい人は、こちらも参考にしてほしい。


