ThinkPad E16 Gen 2 AMDは、Ryzen 7035シリーズを搭載した16型ビジネスノートPCである。
最新世代ではないが、2026年10月13日時点ではLenovo公式サイトで124,850円からの在庫限り特別価格となっている。16型の大画面とテンキー、16GBメモリ、512GB SSDを備えたThinkPadを、この価格で購入できるのは魅力的だ。
さらに、メモリはSO-DIMM×2、SSDも2台まで搭載可能。購入後に必要な容量を増やせる拡張性も残している。
現在販売されているのは、価格重視のRyzen 3モデルと、性能・画質を強化したRyzen 7モデルの2構成である。
本記事では、現在購入できる2モデルの違いを中心に、性能や拡張性、現行Gen 4 AMDとの違いまで整理し、どちらを選ぶべきか解説する。
\ 在庫限り特別価格 ¥124,850〜 /
特徴と向いている人
ThinkPad E16 Gen 2 AMDの魅力は、16型の作業性と拡張性を備えながら、在庫限りの価格で購入できることだ。
| 注目点 | 内容 |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7035シリーズ |
| GPU | Radeon 660M / 680M |
| ディスプレイ | 16型・16:10 |
| キーボード | テンキー搭載 |
| メモリ | DDR5 SO-DIMM×2 |
| 最大メモリ | 64GB |
| SSD | M.2 SSD×2 |
| 端子 | USB-C×2、USB-A×2、HDMI、LAN |
| バッテリー | 47Wh / 57Wh |
| 重量 | 約1.78kg~ |
| 現在の販売状況 | 在庫限り特別価格 |
Office、Excel、Web会議を中心に使い、ノートPCを仕事のメインマシンにしたい人に向いている。
特に16型の画面とテンキーは、表計算や数値入力の多い業務でメリットが大きい。
一方、毎日長時間持ち歩くことを優先するならE14、最新のAI機能やUSB4を重視するならE16 Gen 4 AMDも比較したい。
最新性能より、購入価格と机上での作業効率を重視する人に向くThinkPadである。
現在買える2モデル
2026年10月13日時点で、Lenovo公式サイトに掲載されているThinkPad E16 Gen 2 AMDは以下の2構成である。
| 項目 | Ryzen 3モデル | Ryzen 7モデル |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 3 7335U | Ryzen 7 7735HS |
| コア / スレッド | 4コア / 8スレッド | 8コア / 16スレッド |
| GPU | Radeon 660M | Radeon 680M |
| メモリ | 16GB | 16GB(8GB×2) |
| SSD | 512GB | 1TB |
| ディスプレイ | WUXGA | WUXGA |
| 輝度 | 300nit | 400nit |
| 色域 | 45% NTSC | 100% sRGB |
| バッテリー | 47Wh | 47Wh |
| カメラ | FHD | FHD+IR |
| キーボード | 日本語・テンキー付き | 日本語・バックライト付き |
| 保証 | 1年間 送付修理 | 1年間 プレミアサポート |
| 価格 | 124,850円 | 169,950円 |
| 製品番号 | 21M5006QJP | 21M5000UJP |
※2026年9月26日確認時点。価格・在庫状況は変動する。
単にCPUが違うだけではない。
Ryzen 7モデルでは、SSDが1TBとなり、ディスプレイも400nit・100% sRGBへ強化されている。バックライトキーボードやIRカメラ、プレミアサポートも付属する。
そのため、価格だけでなく、画面品質や付属装備まで含めて比較することが重要である。
主なスペック
ThinkPad E16 Gen 2 AMDの製品ファミリーとしての主な仕様を整理する。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| CPU | Ryzen 3 / 5 / 7 7035シリーズ |
| GPU | Radeon 660M / 680M |
| メモリ | DDR5-4800 SO-DIMM×2 |
| 最大メモリ | 64GB |
| SSD | PCIe 4.0 NVMe |
| SSDスロット | M.2 2242×1+M.2 2280×1 |
| ディスプレイ | 16型 WUXGA / WQXGA IPS |
| バッテリー | 47Wh / 57Wh |
| USB-C | USB 10Gbps×1+USB 5Gbps×1 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 / 6E |
| サイズ | 約356.1×247.7mm |
| 厚さ | 約19.85~20.20mm |
| 重量 | 約1.78~1.81kgから |
| OS | Windows 11 Home / Pro |
過去にはRyzen 5やWQXGAディスプレイを選べる構成も存在したが、現在の直販では前述の2モデルを中心に考えればよい。
デザインと携帯性
ThinkPadらしいブラックの筐体に、赤いTrackPointを配置する。
本体サイズは約356.1×247.7mm。重量は筐体素材などによって異なり、約1.78~1.81kgからとなる。
14型のE14と比較すると携帯性では不利だが、そのぶん画面とキーボードの作業領域を確保できる。
自宅やオフィスを中心に使い、必要に応じて会議室や別の作業場所へ持ち運ぶ用途に向いている。
海外の実機レビューでも、筐体の剛性やメンテナンス性が評価されている。一方、16型としての大きさと重量は、毎日の長距離移動では考慮したい部分だ。
持ち運びやすさより、机上での作業性を優先したThinkPadである。
CPU・GPU性能
現在販売中の2モデルは、同じRyzen 7035シリーズでも性能が異なる。
| CPU | Ryzen 3 7335U | Ryzen 7 7735HS |
|---|---|---|
| コア数 | 4 | 8 |
| スレッド数 | 8 | 16 |
| 最大クロック | 4.3GHz | 4.75GHz |
| GPU | Radeon 660M | Radeon 680M |
| 主な用途 | 一般業務 | マルチタスク・高負荷業務 |
Ryzen 3は一般業務向け
Ryzen 3 7335Uは4コア8スレッドのCPUである。
最新CPUと比較すると性能面で世代差はあるが、Word、Excel、PowerPoint、Webブラウザー、Web会議などが中心なら検討できる。
特に現在の124,850円モデルは16GBメモリと512GB SSDを標準搭載しているため、一般業務用PCとして購入後すぐに使い始められる。
一方、重い動画編集や複数の高負荷アプリを同時に使う場合には、4コアという構成が制約になる可能性がある。
Office中心で初期費用を抑えたいなら、Ryzen 3モデルが基本となる。
Ryzen 7は8コア16スレッド
上位モデルにはRyzen 7 7735HSを搭載する。
8コア16スレッドとなり、CPU負荷の高い処理や複数アプリの同時実行でRyzen 3より余裕を持たせやすい。
例えば、ブラウザーを大量に開きながらExcelの集計や資料作成を行う場合、上位CPUを選ぶ意味が出てくる。
ただし、すべてのOffice作業で価格差に見合う体感差が生まれるわけではない。
Ryzen 7モデルはCPU性能だけでなく、1TB SSDや100% sRGBディスプレイまで必要かどうかで判断したい。
GPUも異なる
Ryzen 3モデルはRadeon 660M、Ryzen 7モデルはRadeon 680Mを搭載する。
Radeon 680Mは内蔵GPUとして上位の構成であり、画像処理や軽めのGPU負荷が発生する用途では選ぶ理由になる。
ただし、本格的な3D CADや高負荷な動画編集を目的とするなら、専用GPUを備えたThinkPad Pシリーズなども比較したい。
ディスプレイ
今回の2モデルは、ディスプレイ品質にも明確な違いがある。
どちらも16型・16:10のWUXGAだが、輝度と色域が異なる。
| 項目 | Ryzen 3モデル | Ryzen 7モデル |
|---|---|---|
| サイズ | 16型 | 16型 |
| 解像度 | 1920×1200 | 1920×1200 |
| パネル | IPS | IPS |
| 輝度 | 300nit | 400nit |
| 色域 | 45% NTSC | 100% sRGB |
| リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz |
| 表面 | 非光沢 | 非光沢 |
Ryzen 3はOffice向け
標準ディスプレイは300nit・45% NTSCとなる。
Excel、Word、ブラウザーなど、文字中心の業務なら十分検討できる。
16型・16:10なので、資料や表の表示領域を広く確保できる点もメリットだ。
一方、45% NTSCは広色域パネルではないため、写真編集や色を正確に扱う用途には向かない。
Ryzen 7は100% sRGB
Ryzen 7モデルでは、400nit・100% sRGBの上位WUXGAを搭載する。
解像度は同じだが、色域と明るさが改善されている。
写真や画像を扱う人、画面の品質を重視する人には、CPU性能以上にこちらの違いが重要になる場合もある。
Office中心ならRyzen 3の標準画面、写真や画質も重視するならRyzen 7の100% sRGBパネルという考え方が分かりやすい。

端子と拡張性
ThinkPad E16 Gen 2 AMDは、16型のビジネスノートらしく端子が充実している。
| 端子 | 数量 |
|---|---|
| USB-C 10Gbps | 1 |
| USB-C 5Gbps | 1 |
| USB-A 10Gbps | 1 |
| USB-A 5Gbps | 1 |
| HDMI 2.1 | 1 |
| RJ-45 | 1 |
| オーディオ端子 | 1 |
2基のUSB-CはいずれもUSB PDとDisplayPort出力に対応する。
有線LANとHDMIも搭載するため、オフィスや会議室での接続性は良好だ。
一方、Thunderbolt 4やUSB4には対応しない。
最新の高速ドックやThunderbolt専用機器を使う場合は、E16 Gen 4など現行モデルとの違いを確認したい。
メモリは2スロット
DDR5-4800のSO-DIMMを2基搭載する。
最大64GBまで対応し、購入後にメモリを交換・増設できる。
ただし、現在販売中の2モデルでは、初期のメモリ構成に違いがある。
Ryzen 3モデル:16GB
販売ページでは16GB SO-DIMMと表示されている。増設を考えている場合は、購入前に搭載枚数と空きスロットを確認したい。
Ryzen 7モデル:8GB×2
最初からデュアルチャネル構成となっている。
ただし、2スロットとも使用しているため、将来32GBへ増やす場合は既存メモリの交換が必要になる。
最大容量だけでなく、購入時のメモリ構成まで確認することが重要だ。
SSDも2台搭載可能
SSDは、M.2 2242とM.2 2280の2スロットを備える。
現在販売中のモデルは、どちらもM.2 2242 SSDを1台搭載する構成である。
そのため、容量が不足した場合は、空いているM.2 2280へ2台目を追加できる。
Ryzen 3モデルは512GB、Ryzen 7モデルは1TBでスタートでき、必要に応じて容量を増やせる。
購入後もメモリやSSDを拡張できることは、Gen 2を2026年に選ぶ大きな理由である。

キーボードと操作性
E16の大きな特徴は、テンキー付きキーボードである。
Excel、経理、会計、見積書作成など、数字を頻繁に入力する業務では14型のE14よりメリットが分かりやすい。
キーボードは6列構成で、基本キーストロークは1.5mm。Fn列とG/H/Bキーは1.35mmとなる。
TrackPoint、3ボタン構成のクリックパッド、Copilotキーも備える。
Ryzen 7はバックライト付き
現在販売中のRyzen 7モデルには、バックライト付き日本語キーボードが搭載されている。
暗い場所で作業することがあるなら、この違いも購入判断に入れたい。
海外の実機レビューでは、文字入力は良好とされる一方、上位ThinkPadと比較するとキーの反発感や操作音に違いがあると指摘されている。
EシリーズはThinkPadらしい入力装備を備えているが、上位モデルと同じ打鍵感だと断定するのは避けたい。
バッテリー
製品ファミリーでは47Whと57Whのバッテリーを用意する。
ただし、現在販売中のRyzen 3・Ryzen 7モデルは、どちらも47Whバッテリーとなる。
Lenovo公称の最大駆動時間は、CPUやバッテリー容量など所定の測定条件による数値であり、実使用時間を保証するものではない。
海外の実機レビューでもバッテリー駆動時間は一定の評価を得ているが、テスト機はRyzen 5 7535HSと57Whバッテリーの構成である。
現在販売中の47Whモデルに、そのまま同じ駆動時間を期待しない方がよい。
E16 Gen 2 AMDは、自宅やオフィスでAC電源を利用しながら使う時間が長い人に向くモデルである。
Gen 4 AMDとの違い
2026年にGen 2を購入するなら、現行のE16 Gen 4 AMDとの違いも確認しておきたい。
| 項目 | Gen 2 AMD | Gen 4 AMD |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 7035 | Ryzen AI 300 / 400 |
| Copilot+ PC | 非対応 | 対応 |
| NPU | なし | 最大50TOPS |
| メモリ | SO-DIMM×2 | SO-DIMM×2 |
| SSD | 2スロット | 2スロット |
| 高速USB-C | 最大10Gbps | USB4×2 |
| 重量 | 約1.78kg~ | 約1.63kg~ |
| 主な魅力 | 在庫限り価格 | 最新性能・AI・接続性 |
Gen 4では、CPU・AI性能、USB4、重量などが進化している。
一方、メモリ2スロットとSSD2スロットという拡張性は、Gen 2でも確保されている。
ここで重要になるのは価格差である。
124,850円のRyzen 3モデルなら、現行世代との価格差を活かしやすい。
一方、169,950円のRyzen 7モデルまで予算を上げるなら、E16 Gen 4 AMDの販売価格も必ず確認したい。
現行モデルがセールで近い価格になっている場合、旧世代の上位構成を選ぶ理由は変わってくる。

どちらを選ぶべきか
現在販売されている2モデルは、用途によって選び方が分かれる。
Ryzen 3モデル|124,850円
OfficeやExcel中心で、購入価格を抑えたい人向け。
16GBメモリ、512GB SSDを備え、16型ディスプレイとテンキーも利用できる。
ディスプレイは45% NTSC、CPUは4コアという割り切りがあるものの、一般業務用の大画面ThinkPadとして検討しやすい。
価格重視なら、まずはこちらを基準にしたい。
Ryzen 7モデル|169,950円
CPU性能に加え、画質や付属装備まで重視する人向け。
8コア16スレッドのRyzen 7、Radeon 680M、1TB SSD、400nit・100% sRGBディスプレイを搭載する。
バックライトキーボード、IRカメラ、指紋センサー、プレミアサポートも付属する。
ただし、この価格帯では現行Gen 4 AMDも比較対象になる。
Ryzen 7モデルは、旧世代の上位構成であることを理解したうえで、画質や装備まで含めて選びたい。
まとめ
ThinkPad E16 Gen 2 AMDは、最新モデルではない。
Copilot+ PCには対応せず、USB4も搭載しない。約1.8kgの16型筐体も、軽量モバイルPCとは性格が異なる。
それでも、16型の大画面、テンキー、SO-DIMM×2、SSD×2という実用性は今も健在だ。
2026年10月13日時点では、Lenovo公式で以下の2モデルが在庫限り特別価格となっている。
Ryzen 3モデル:124,850円
Office・Excel中心で、価格を抑えて大画面ThinkPadを使いたい人向け。
Ryzen 7モデル:169,950円
CPU性能、1TB SSD、100% sRGBディスプレイ、バックライトキーボードなど、装備を重視する人向け。
特にRyzen 3モデルは、初期費用を抑えながら必要に応じてメモリやSSDを増設できる点が魅力である。
一方、Ryzen 7モデルを検討するなら、現行E16 Gen 4 AMDとの価格差も確認したい。
「16型ThinkPadを安く買い、必要になったら増設する」。
この使い方こそ、在庫限り特別価格となったThinkPad E16 Gen 2 AMDの魅力である。
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