ビジネスにもモバイルにも妥協したくない――そんなあなたが「ThinkPad X13」にたどり着いたのは、「軽くて丈夫で、高性能な1台」を探しているからではないでしょうか。
2025年モデルのThinkPad X13 Gen 6は、日本市場を意識した設計により、ついに約933g(実測は925g)という驚異的な軽さを実現。 さらに、最新のAMD Ryzen AI PRO 300シリーズ搭載モデルは「Copilot+ PC」に準拠しており、AI性能においてもフラッグシップ級の選択肢を持てるのが大きな特徴です。
本記事では、X13の特徴から、ライバル機種(X1 Carbon Gen 13 / L13 Gen 6)との決定的な違い、そして失敗しないカスタマイズの正解まで徹底解説します。
マイクこの記事でわかること
– ThinkPad X13 Gen 6 の進化点(900g台への軽量化とCopilot+対応)
– X1 Carbon(Intelのみ)とのCPUラインナップの違い
– あなたに最適な構成(Intel Arrow Lake vs AMD AI 300)の選び方
\ 最新価格・構成を公式で確認 /
X13の特徴と位置づけ


ThinkPad X13シリーズは、13.3型ディスプレイを搭載した、ビジネスモバイルの「実用主義」を体現するモデルです。
14インチのX1 Carbonよりも一回りコンパクトなため、新幹線のテーブルやカフェの狭いデスクでもマウス操作がしやすい「絶妙なサイズ感(フットプリントの小ささ)」が最大の特徴。
「日本のビジネス環境に最も適したThinkPad」として、多くの企業やモバイルワーカーに選ばれ続けています。
最新の公式サイトのラインナップ
X1 Carbon・L13との徹底比較
「画面サイズが同じL13でいいのでは?」「予算を出してX1 Carbonにするべき?」 この疑問に答えるために、2025年の最新3モデルを徹底比較しました。特に「選べるCPU(頭脳)」の違いに注目してください。
3機種スペック比較表
| 比較項目 | ThinkPad X13 Gen 6 | ThinkPad X1 Carbon Gen 13 | ThinkPad L13 Gen 6 |
| 位置づけ | 機動力No.1の実用モバイル | 最高級フラッグシップ | コスパ重視スタンダード |
|---|---|---|---|
| 重量 | 約933g~ (最軽量) | 約986g~ | 約1.21kg~ (重め) |
| 厚み (最厚部) | 約17.75mm | 約16.95mm (OLED) 約17.95mm (IPS) | 約18.95mm |
| 画面サイズ | 13.3型 WUXGA | 14.0型 (OLED等あり) | 13.3型 WUXGA |
| CPU世代 | Core Ultra (シリーズ2) 200U/Hシリーズ (Arrow Lake) AMD Ryzen AI 300 | Core Ultra (シリーズ2) 200Vシリーズ (Lunar Lake) 200U/Hシリーズ (Arrow Lake) | Core Ultra (シリーズ2) 200Uシリーズ (Arrow Lake) AMD Ryzen AI 300 |
| サイズ(幅) | 約299.3mm | 約312.8mm | 約299mm |
| 価格帯 | 中 (約16万円〜) | 高 (約25万円〜) | 中 (約17万円〜) |
vs X1 Carbon:AI性能と価格差
両機種とも構成次第で「Copilot+ PC」に準拠しますが、そこにかかるコストに大きな違いがあります。
- X1 Carbon (Gen 13) の場合:
- Intelの最新 Core Ultra シリーズ2 (Lunar Lake) を選択することで、Copilot+ PCに準拠可能です。
- しかし、この最新CPUを選択すると、標準構成と比較して価格がプラス5万円ほど跳ね上がります。Intel最高峰の省電力とAI性能を得られますが、予算へのインパクトは甚大です。
- X13 (Gen 6) の場合:
- AMD Ryzen AI PRO 300シリーズ を選択することで、Copilot+ PCに準拠可能です。
- X1 CarbonでLunar Lakeを選ぶよりも圧倒的にリーズナブルに、同等のAI要件(NPU性能)を満たすことができます。
予算がありでIntel最高峰のAIモバイルが欲しいなら「X1 Carbon Gen13 (Lunar Lake搭載)」一択ですが、現実的な予算で最新のAI機能 (Copilot+) を使いたいなら「X13 (AMD搭載)」が唯一の解です。




vs L13:軽さと薄さの違い
スペック表を見ると、同じ13.3型で価格も近接していますが、モバイル用途なら圧倒的にX13です。
- 決定的な「重さ」の差 (約300g):
- X13 (約933g) は指先で持てる軽さですが、L13 (約1.21kg) はずっしりとした重みがあります。毎日持ち歩くなら、このペットボトル小1本分の差は肩への負担に直結します。
- 「厚み」と「質感」の違い:
- X13 (約17.75mm): スリムでシュッとしたデザイン。カバンの書類ポケットにもスムーズに入ります。
- L13 (約18.95mm): X13に比べて1mm以上厚く、全体的にボテッとした印象を受けます。
X13の方が「軽くて」「薄くて」「高性能」です。持ち運ぶ前提なら、迷わずX13を選ぶべきです。
最新 X13 Gen 6 の進化点
ここからは、X13 Gen 6を「買う」と決めた方に向けて、詳細な特徴を解説します。
約933gへの軽量化
前モデル(Gen 5)までは1.1kg前後でしたが、Gen 6では筐体設計を見直し、約933g(最軽量構成時、実測は925g)を実現しました。MILスペック(米軍調達規格)の堅牢性を維持したままの1kg切りは、まさに技術の結晶です。


CPUはAMDかIntelか
X13 Gen 6の最大の魅力は、最新鋭の2大プラットフォームから選べる点です。
- 特徴: 強力なNPU(最大50TOPS超)を搭載し、マイクロソフトが提唱する「Copilot+ PC」の要件を満たします。
- メリット: オフラインでのAI処理、リアルタイム翻訳、画像生成などのAI機能が高速。グラフィック性能も高く、クリエイティブ用途にも強いのが特徴です。
- 特徴: 第14世代の後継となる最新アーキテクチャ。
- メリット: 多くの企業で標準採用されており、アプリの互換性や安定性が抜群です。
充実のインターフェース
しても、ビジネスに必要なポートはしっかり確保されています。


左側面
- HDMI 2.1
- フルサイズのHDMIポート。
- USB4 (Thunderbolt 4) x 2
- 充電、映像出力、高速データ転送に対応。
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
右側面
- Nano SIMスロット(WWANモデルのみ)
- USB 3.2 Gen 1 (Type-A):
- 従来のマウスやUSBメモリ用。Powered USB対応。
- セキュリティ・キーホール
ただ、X13は小型化のためか、microSDカードスロットがありません。デジカメの写真を取り込む機会が多い方は、別途USB-Cハブやカードリーダーを用意する必要があります。
詳細な実機レビューはこちら




失敗しないカスタマイズの正解
購入時に「これを選んでおけば間違いない」という推奨構成を紹介します。
CPUの選び方
- 「AI機能をフル活用したい」「グラフィック性能も欲しい」
- 👉 AMD Ryzen AI PRO 300 (Copilot+ PC) がおすすめ。
- 「会社の指定がある」「最軽量構成を狙いたい」
- 👉 Intel Core Ultra (Arrow Lake Uシリーズ) がおすすめ。
メモリ:増設不可に注意
X13 Gen 6のメモリは基盤に埋め込まれているため、購入後の増設・交換は絶対にできません。
- 16GB: 事務作業、ブラウザ、メール、動画視聴なら十分快適です。
- 32GB: 【推奨】 3〜5年先を見据える方、Copilot+のAI機能を使い倒したい方、Wi-Fi 7を使いたい方は迷わず32GBを選びましょう。
ストレージ:512GBが推奨
- 256GB: OSとアプリで半分近く埋まるため注意が必要です。
- 512GB: 最もバランスが良い選択。
- 1TB: メーカーカスタマイズは高額になりがちです。予算に余裕がなければ、初期は256GB/512GBに抑え、外付けSSDを活用するのが賢い買い方です。
バッテリー:軽さか持続か
モバイルユーザーにとって究極の選択です。
- 3セル 41Wh:
- 「軽さ」こそ正義。 933gを実現するにはこれを選びます。
- 筆者も「持ち運びの楽さ」を優先し、こちらの41Whを選びました。
- 4セル 54.7Wh:
- 「スタミナ」重視。 重量は約40gほど増えますが、ACアダプターなしで一日中活動したい方におすすめです。
ACアダプター
標準アダプターのままだと、せっかくの軽量が台無しになります。


カスタマイズ画面で最も注意すべき罠がここです。 X13 Gen6 の標準電源アダプターは、昔ながらの「黒いレンガ(箱型)」タイプです。 持ち運ぶには重くてかさばり、ケーブルの付け根が弱りやすいという口コミもあります。
ここで+2,200円を追加し、最新の「GaN(窒化ガリウム)」モデルへ変更することは、もはや義務と言っても過言ではありません。
①Lenovo USB Type-C 65W ACアダプター


【据え置き用 】
特徴: 本体だけで約220g。さらに太い電源コード(約60g)が加わり総重量は約300g。持ち運びには不向きです。
ユーザーの声: 「電源部の大きさがネック」「付属品の予備として購入したが、やはり大きい」


\ ThinkNavi推奨 /
【究極のモバイル派へ】
特徴: 最新素材「GaN」採用で、標準の半分以下のわずか93g。プラグも折りたためる最強モデルです。
ユーザーの声: 「小型軽量で持ち運びが楽」「出張用カバンに隙間ができた」


【今回は選ばなくてOK】
特徴: 一見良さそうですが、プラグが折りたためない致命的な弱点があります。カバンの中で邪魔になるためおすすめしません。
もちろん、充電ポートは汎用的な「USB Type-C (PD対応)」なので、Ankerなどのサードパーティ製充電器も問題なく使用できます。 「純正アダプターとAnker、どっちがいいの?」と迷っている方は、以下の記事で人気モデルとの比較を徹底解説していますので、あわせてご覧ください。


Let’s noteとのコスパ比較
よく比較対象になる国産モバイルノートの代表格「Let’s note(12.4型クラス)」と比較してみましょう。
| 項目 | ThinkPad X13 Gen 6 | Let’s note SR/QR 等 |
| CPU | Core Ultra (Arrow Lake) / Ryzen AI | Core Ultra シリーズ1/2 |
| 重量 | 約933g~ | 約940g前後~ |
| 堅牢性 | MILスペック準拠 | 非常に高い |
| 価格 | 約16万円~ | 約27万円~ |
スペックや軽さはほぼ同等ですが、価格差は10万円以上になることも。「高性能なビジネスノートが必要だが、コストも賢く抑えたい」という方には、ThinkPad X13 Gen 6のコストパフォーマンスの高さが際立ちます。
歴代モデルと中古情報
ThinkPad X13は2020年の登場以来、毎年進化を続けています。 Gen 6以前のモデル(Gen 1〜Gen 5)のスペック変遷や、中古モデルを選ぶ際のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。


- Gen 3 (2022): 画面比率が16:10になり、今の形のベースとなったモデル。
- Gen 5 (2024): Core Ultra (シリーズ1) 初搭載。重量は1.1kg弱。
まとめ
2025年のThinkPad X13 Gen 6は、歴代モデルの中で最も「持ち運び」に特化した進化を遂げました。
- 「Intel最高峰」と「大画面」なら: X1 Carbon Gen 13(Intelのみ)
- 「AMDのAI性能」と「軽さ・コスパ」なら: X13 Gen 6(AMD / Intel選択可)
L13 Gen 6と比較しても、重量・薄さ・価格の面でX13 Gen 6の優位性は明らかです。もしあなたが「毎日PCを持ち歩くけれど、予算も賢く抑えたい」と考えているなら、X13 Gen 6は間違いなく最良のパートナーになります。
\ 最新価格・構成を公式で確認 /









