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ThinkPad X9 15 レビュー|テンキー廃止&1.4kgの名機

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お知らせ

ThinkPad X9 15 Gen 1 は現在レノボ公式サイトでの直販が終了しています。

現在は後継・最上位モデルとして、次世代プロセッサー「Core Ultra Series 3 (Panther Lake)」やSDカードスロットを搭載したさらに高性能な 「ThinkPad X9 15p Gen 1 Aura Edition」 が公式サイトにて好評販売中です。

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「15インチの大画面は欲しいが、重いのは嫌だ」
「テンキー(数字キー)が邪魔で、ホームポジションが左に寄るのが許せない」

そんな長年の悩みを解決した理想的なビジネスノートPCが、ThinkPad X9 15 Gen 1 Aura Edition です。

15.3インチという広大な作業領域を持ちながら、実測重量は約1.4kg。 さらに、ThinkPadの15インチ級としては珍しく「テンキーを完全廃止」したことで、体の中心でタイピングできる快適な操作性を実現しました。

現在、本機は レノボ公式サイトでの販売が終了 しており、手に入れるにはメルカリなどのフリマアプリやAmazon・中古パソコン市場を狙う必要があります。しかし、「MacBook Air 15を超えるバッテリー持ち」「絶妙な重量バランス」から、中古・美品市場でも非常に高い人気を誇る“隠れた名機”となっています。

本記事では、国内外のレビューや実機ユーザーの声を徹底分析し、X9 15の真価と、メルカリや中古市場で状態の良い個体を失敗せずに選ぶためのポイントを詳しく解説します。

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目次

ThinkPad X9 15 Gen 1とは

ThinkPad X9 15 Gen 1 Aura Editionは、インテルの最新AIプロセッサ「Core Ultra (Series 2)」を搭載した、15.3インチの薄型軽量フラッグシップモデルです。

これまでの「重くて無骨」な15インチThinkPadのイメージを覆す、驚きのスペックを誇ります。

※現在、レノボ公式サイトでの直販は終了しています。

15.3型で1.4kgの衝撃

最大の特徴は、15.3インチの大画面でありながら、重さが約1.4kgしかない点です。

通常、このサイズの高性能ノートPCは1.7kg〜2.0kg程度が相場です。しかしX9 15は、筐体に軽量なアルミニウム素材を採用することで、一昔前の13インチモバイルノート並みの軽さを実現しました。

  • 公称値: 約1.4kg〜
  • 実測値: 1.416kg

実際に購入したエンジニアの方も「A4ノートより少し大きい程度で、リュックにスルッと入る。15インチ級でトップクラスの軽さ」と、その携帯性を絶賛しています。

片手で開ける絶妙なヒンジ

細かい点ですが、ユーザー満足度を大きく左右するのが「ヒンジ(開閉機構)」の作りです。

価格.comのレビューによると、本機は「ディスプレイを片手で開くことができる」絶妙な調整が施されています。本体を押さえなくてもスッと画面が開くこの挙動は、MacBookなどの高級機に共通する特徴であり、重量バランスと筐体剛性が優れている証拠です。

また、ディスプレイは180度まで開くため、対面での商談やプレゼンにも柔軟に対応できます。

テンキー廃止が大正解

X9 15が「名機」と呼ばれる最大の理由、それは15インチなのにテンキー(数字キー)を廃止したことにあります。

ホームポジションが快適

一般的な15インチPCは、キーボードの右側にテンキーがあるため、文字を打つときの手の位置(ホームポジション)がどうしても左に寄ってしまいます。その結果、画面の正面に座れず、長時間作業で体が歪む原因になります。

X9 15は思い切ってテンキーを廃止しました。これにより、画面の中心に向かって自然な姿勢でタイピングが可能です。 「Excelで数字を大量に入力する」という人以外にとって、このレイアウトは圧倒的に快適です。

巨大タッチパッドの恩恵

テンキーをなくしたことでキーボード全体が中央に配置され、パームレストには広大なスペースが生まれました。

ここに搭載されたのが、幅135mmの巨大な感圧式タッチパッド(フォースパッド)です。 物理的に沈み込むのではなく、スマホのホームボタンのように振動でクリック感を返す仕組みを採用。どこを押してもクリック感が均一で、ジェスチャー操作もMacBook並みに滑らかです。

【重要】タッチパッドの罠

購入時に最も注意すべきなのが、タッチパッドの選び方です。 実は、カスタマイズ画面には2種類のタッチパッドが存在する可能性があり、ここを間違えると操作性が大きく損なわれます。

感圧式を選ばないと後悔

価格.comのユーザーレビューにおいて、極めて重要な証言があります。

「アキバのヨドバシで実機を触ったときは安物のタッチパッドで違うものなので注意が必要。買った商品は別物で非常に良かった」

展示機(標準仕様のマルチタッチパッド)は質感が低く感じられた一方、カスタマイズで選んだ上位の「感圧式(ハプティック)タッチパッド」は操作性が抜群だったとのことです。

フリマや中古市場で探す際は、出品物のスペック表や説明欄で「触覚タッチパッド(Haptic Touchpad)」が搭載されている個体かどうか、必ず確認してください。

トラックポイントの廃止

本機はThinkPadの象徴である「トラックポイント(赤ポチ)」が搭載されていません

往年のファンにとっては寂しい変更ですが、これは「巨大なタッチパッド」と「薄型筐体」を実現するための決断です。 赤ポチがない分、マウスカーソルの操作はすべてタッチパッド(またはマウス)で行うことになります。だからこそ、前述した「質の良いタッチパッド(感圧式)」を選ぶことが、このPCを快適に使うための絶対条件となるのです。

実測17時間超のスタミナ

「持ち運びたいけど、ACアダプターは持ち歩きたくない」。そんなわがままを叶えるのが、X9 15の圧倒的なスタミナです。

80Whrの怪物バッテリー(交換可能)

薄さ約1.4kgの筐体の中に、80Whrという怪物クラスの巨大バッテリーを内蔵しています。 これは一般的な13〜14インチノート(50Whr前後)の約1.6倍の容量です。

さらに特筆すべきは、バッテリー交換が自分の手で完結する設計になっている点です。 通常、これほど薄型のノートPCはメーカー修理でのバッテリー交換が一般的ですが、本機はメンテナンス性が高く、将来的にバッテリーが劣化しても自分で交換して長く使い続けることが可能です。

  • JEITA 3.0 動画再生: 約24.6時間
  • Notebookcheck実測 (Wi-Fi): 約17.5時間

実測レベルで17時間を超えるWindowsノートPCは極めて稀です。 ユーザーレビューでも「ChatGPTとブラウザを使いながら8時間作業しても余裕だった」と報告されており、1日や2日の出張なら充電器なしで乗り切れる頼もしさがあります。

待望のUSB-A搭載

兄弟機の「X9 14(14インチモデル)」では全廃されてしまったUSB Type-Aポートが、X9 15には右側面に1つ搭載されています。

「USBメモリを渡されたときに変換アダプタがないと詰む」 「愛用のマウスがType-Aレシーバー」

ビジネス現場ではまだまだType-Aが現役です。この1ポートがあるだけで、変換ドングルを持ち歩くストレスから解放されます。 さらに、Thunderbolt 4ポートも左右に1つずつ(計2つ)配置されており、充電ケーブルをどちら側からでも挿せる点も地味ながら便利です。

光沢でも反射しない?

ThinkPad X9 15は、全モデルで2.8K 有機EL(OLED)ディスプレイを採用しています。

一般的に、有機ELは「画面が綺麗」な反面、「光沢(グレア)仕上げで反射がキツイ」のが弱点とされていますが、本機は一味違います。

優秀な反射防止コート

Redditのユーザーレビューによると、本機には非常に優秀な反射防止(Anti-reflection)コーティングが施されています。

「MacBook Air (M3) と比較しても、X9の方が反射をうまく処理している。暗い背景でも、X9の画面にはぼやけた反射の輪郭しか映らず、鏡のようにはならない」

完全にマット(非光沢)な液晶には及びませんが、一般的なガラスパネルのPCに比べると映り込みは大幅に抑えられています。「光沢の美しさ」と「仕事での見やすさ」を両立させた、絶妙なバランスと言えるでしょう。

2.8K OLEDの実力

画質自体も最高クラスです。

sRGBカバー率100%の色再現性に加え、HDRコンテンツ表示時の最大輝度は1100ニトに達します。

窓際の明るいカフェや、照明の強いオフィスでも、輝度を上げることで画面をくっきりと視認できます。また、リフレッシュレートは120Hzに対応しており、スクロールの滑らかさは一度体験すると60Hzには戻れないレベルです。

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仕様詳細とインターフェース

ここで、ThinkPad X9 15 Gen 1 の基本スペックと、ポート類の配置を整理しておきます。

充実のインターフェース

薄型ボディですが、背面の「エンジンハブ(出っ張り部分)」にポートを集約することで、必要十分な拡張性を確保しています。

特に、14インチモデルにはない「USB Type-A」がある点が最大の強みです。

▼ ポート構成

  1. USB4 (Thunderbolt 4): 充電、映像出力、高速データ転送に対応。
  2. マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック: 有線イヤホンが使用可能です。
  3. USB 3.2 Gen 2 (Type-A) x 1: 従来のマウスやUSBメモリが変換なしで使えます。
  4. HDMI: プロジェクターやモニターへの出力に必須です。
  5. USB4 (Thunderbolt 4): 充電、映像出力、高速データ転送に対応。

主な製品仕様

CPUには最新の「Core Ultra (Series 2)」を搭載し、省電力ながら高いAI処理能力を持ちます。

重量は約1.4kg〜と、15.3インチとしては破格の軽さです。

項目仕様備考
OSWindows 11 Home / ProビジネスならPro推奨
CPUCore Ultra 5 226V 〜 Core Ultra 7 268V“Lunar Lake” 世代
メモリ16GB / 32GB (オンボード)増設不可
ストレージ256GB 〜 2TB SSDM.2 2242サイズ
ディスプレイ15.3型 2.8K OLED (2880 x 1800)120Hz, タッチ対応/非対応あり
バッテリー80Whr最大 約24.6時間 (動画再生)
本体寸法約 339.55 x 228.5 x 6.75-17.71mm最薄部はスマホ並み
本体質量約 1.4kg〜
ワイヤレスWi-Fi 7対応、Bluetooth v5.4
生体認証指紋センサー、顔認証 (IRカメラ)

14インチ vs 15インチ

兄弟機である「ThinkPad X9 14 Gen 1(14インチ)」と迷っている方へ。

結論から言うと、持ち運び頻度が極端に高くない限り、15インチをおすすめします。

重量差はわずか190g

両者のスペック差を比較してみましょう。

特徴X9 14 (14インチ)X9 15 (15インチ)
重量約 1.21kg約 1.4kg (+190g)
バッテリー55Whr80Whr (約1.5倍) 👑
USBポートUSB-CのみUSB-Aあり 👑
画面サイズ14.0型15.3型 (作業効率UP)

わずか190g(スマホ1台分)重くなるだけで、バッテリー容量が約1.5倍になり、USB-Aポートも付いてきます。

「モバイルノートは13〜14インチ」という常識を捨て、X9に関しては15インチを選ぶのが実用的な正解です。

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中古・フリマで購入する際のチェックポイント

公式直販が終了している現在、メルカリやヤフオク、中古PCショップでX9 15を探す際は、後から変更できない仕様(オンボード構成)の確認が極めて重要です。

メモリ32GB構成か確認(増設不可)

最も重要なのがメモリ容量です。本機に採用されているCore Ultra (Series 2) 200Vシリーズはプロセッサー上にメモリが直接統合されているため、購入後にメモリを交換・増設することは構造上不可能です。

  • Core Ultra 5 226V16GB メモリ固定
  • Core Ultra 5 228V 以上 → 32GB メモリ固定

長期間にわたって快適に使いたい方や、複数のアプリ・AI処理をスムーズに行いたい方は、出品スペックのCPU型番または「メモリ32GB」の記述がある個体を優先して狙うのが正解です。

SSD容量とDIY換装について

本機の内蔵SSDは、一般的なType 2280ではなくコンパクトな「Type 2242」サイズが使われています。市販のType 2242 SSDは選択肢がやや限定されるため、自身で分解換装を行わない予定であれば、最初から「512GB」や「1TB」のストレージが搭載されている個体を選ぶのがスムーズです。

タッチパッドの種類(感圧式か標準か)

前述の通り、本機には標準の物理クリックパッドと、上位の「触覚(ハプティック)タッチパッド」の2種類が存在します。打鍵感や操作性にこだわりたい方は、出品者に「ハプティック(感圧)仕様か」を確認しておくと安心です。

まとめ:中古・フリマで買って後悔しない?

ThinkPad X9 15 Gen 1 Aura Editionは、ThinkPadの伝統(トラックポイント)を大胆に削ぎ落としながらも、「大画面・軽量・長駆動・自然なキーボード配置」という現代のモバイルワークに必要な実用性を極限まで高めた傑作モデルです。
公式での新品販売は終了してしまいましたが、中古やフリマアプリで状態の良い個体を見つける価値は十分にあります。

✅ X9 15を買うべき人

  • 「大画面」と「軽さ」を両立させたい人
    • 15.3インチで1.4kgは驚異的です。リュックに入れて毎日持ち歩ける限界サイズにして、最大級の作業領域が手に入ります。
  • テンキーが不要な人
    • 体の中心でタイピングできる快適さは、一度味わうとテンキー付きには戻れません。
  • ACアダプターを持ち歩きたくない人
    • 実測で17時間〜24時間持つバッテリーは、電源カフェを探すストレスからあなたを解放します。
  • MacBookのような洗練されたWindows機が欲しい人
    • アルミボディの質感、巨大な感圧タッチパッド、美しいOLED画面。MacBook Airの良さを取り入れつつ、Windowsの実用性(USB-AやHDMI)を備えています。

❌ 買わないほうがいい人

  • 「赤ポチ(トラックポイント)」が絶対に必要な人
    • こればかりはどうにもなりません。X1 Carbonなど、他のThinkPadを選びましょう。

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