ビジネスノートPCの定番として長年支持されてきた ThinkPad X1 Carbon。
登場以来12年以上にわたり「軽くて丈夫」「キーボードが快適」「セキュリティも安心」といった特長で、世界中のプロフェッショナルに選ばれ続けています。
本記事では、ThinkPad X1 Carbonの 人気の理由 を整理しつつ、2012年の初代から最新の Gen13 Aura Edition までの歴代モデルをダイジェストで解説。さらに、
- 今買うならどのモデルがベストか
- 中古で選ぶならどの世代がおすすめか
- 公式サイトで販売中の現行ラインナップとキャンペーン情報
といった購入に役立つ情報をまとめました。
初めての購入を検討している方も、買い替えや中古を狙う方も、この記事を読めば「自分に合うX1 Carbonの選び方」が明確になります。
ThinkPad X1 Carbonが人気の理由

ThinkPad X1 Carbonがこれほど長年支持されてきた理由は、シンプルにまとめると以下の3点に集約されます。
- 軽さと堅牢性の両立:14型ながら1kg前後に抑えた軽量設計と、MIL規格準拠の耐久性。
- 快適な入力環境:打鍵感に定評のあるキーボードとトラックポイントによる操作性。
- ビジネスに必要な安心感:セキュリティ機能や拡張性が充実し、長く使える信頼性。
つまり「持ち運べるのに、妥協なく仕事に使える」──これこそがX1 Carbonがビジネスパーソンに選ばれ続ける最大の理由です。
1kg前後の軽量ボディで持ち運びに強い

X1 Carbonは、14型ディスプレイを備えながら 約1kg前後という軽量性 を実現しています。
「小型ノートは軽いけど画面が狭い」「14型以上は重い」という常識を覆し、見やすさと携帯性の両立に成功しました。
さらに、最新の ThinkPad X1 Carbon Gen13 ILLモデルでは、ついに 1kgを切る986g を達成。
「14型で片手でも軽く持てる」モバイルノートの新たな基準を打ち立てました。
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毎日の通勤や出張で持ち歩くユーザーからも「疲れにくい」と高く評価されており、まさに “軽くて頼れる14型” の代表格といえます。

MIL規格準拠の堅牢性と安心の品質

軽さだけでなく、米国国防総省調達基準(MIL-STD-810H) に準拠したテストをクリア。落下・振動・高温・低温など、過酷な環境下でも安定して動作する設計になっています。
素材にはカーボンファイバーやマグネシウム合金が用いられ、「壊れにくい=長く安心して使える」という信頼性が法人導入を後押ししています。
ThinkPad伝統の打ちやすいキーボードとトラックポイント

X1 Carbonの大きな魅力は、打ちやすいキーボード と トラックポイント。
- キーピッチ約19mm・適度なストロークで長文入力も快適
- 指先に自然にフィットする湾曲キーでタイプミスを減らす
- トラックポイントは手をホームポジションから動かさずにカーソル操作可能
「速く打てる」「ミスタイプが少ない」「疲れにくい」という三拍子そろった操作性は、多くのプロフェッショナルがX1 Carbonを選ぶ決定的理由となっています。

拡張性とセキュリティ機能の充実(法人導入実績多数)

X1 Carbonは USB Type-C(Thunderbolt 4対応)やHDMI、USB-Aポート などを備え、外部ディスプレイや周辺機器の接続が容易。さらに 顔認証・指紋認証・TPMセキュリティチップ・ThinkShield といった多層防御を搭載しています。
これらの強みから 大企業から中小企業まで導入実績が豊富 で、「ビジネス現場で安心して使えるPC」として確固たる地位を築いています。
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ThinkPad X1 Carbonとは
2012年に誕生したフラッグシップモデル
ThinkPad X1 Carbonは、2012年に登場した 14型のフラッグシップ・モバイルノート です。
ThinkPad X1 Carbonの歴史は、実はその前年に登場した 「ThinkPad X1(2011年)」 から始まります。

X1はThinkPad史上最薄のボディを実現した13.3型モバイルで、マグネシウム合金とゴリラガラスを採用することで「薄くても頑丈」という新たな方向性を示しました。ただし重量は約1.69kgとやや重く、画面サイズも小ぶりで、本当の意味でのモバイル理想形にはまだ一歩届いていませんでした。
そこで翌2012年、ついに 「ThinkPad X1 Carbon」 が誕生します。

名前の通りカーボンファイバー素材を用いることで大幅な軽量化に成功。14型という見やすいディスプレイを搭載しながら、当時世界最軽量のウルトラブック(約1.35kg)として登場しました。
さらに非光沢パネルによる視認性向上、キーボードバックライトの初採用、そしてThinkPad伝統の打鍵感とトラックポイントを両立させ、「軽さ・堅牢性・操作性」を兼ね備えたフラッグシップ として一気に評価を高めます。
こうして「X1 Carbon=ThinkPadの王道モバイル」のポジションは確立され、以降も毎年進化を続けるシリーズへと発展していきました。
ThinkPad X1から派生し「軽さ×堅牢性×操作性」で進化
X1 Carbonは、初代「ThinkPad X1」から派生したモデルです。
名前の通りカーボンファイバー素材を採用し、軽量性と堅牢性を両立。さらに、伝統のキーボードやトラックポイントといった 操作性の高さ も継承しています。
つまり「軽くて丈夫、しかも快適に使える」という三拍子を揃えた、ThinkPadの象徴的存在といえます。
X1シリーズ内での立ち位置
ThinkPad X1シリーズには大きく2つの系統があります。
- X1 Carbon
2012年に誕生したクラムシェル型のフラッグシップ。軽量・堅牢・快適なキーボードを軸に、毎年進化を続けてきました。 - X1 2-in-1(旧X1 Yoga)
2016年にCarbon Gen4と並行する形で初代が登場。360度回転ヒンジでタブレットスタイルにもなる多用途モデルです。以降、Carbonと同じ「Gen番号」が付与されていますが、Carbonより発売時期はやや遅くスタートしました。
どんな人に向いているか
外回りや出張が多い営業・コンサルタント
1kg前後の軽さと長時間バッテリー駆動により、毎日の持ち歩きでも負担が少なく、新幹線や飛行機での移動中も安心。狭い机でも広げやすい14型画面は、営業資料のプレゼンやクライアント先での作業に最適です。
執筆・開発など集中して作業するクリエイター/エンジニア
ThinkPad伝統の打ちやすいキーボードとトラックポイントは、長時間の文章作成やプログラミングに大きな強み。さらに高精細なWUXGA/OLEDディスプレイは、コードや文章、画像編集も見やすく、「疲れにくく効率的に作業できる」 と評判です。
管理職・リーダー層
軽量・堅牢・高級感あるデザインに加え、指紋認証や顔認証、TPMチップなどのセキュリティ機能が標準搭載。情報漏えいリスクが気になる管理職でも安心して利用できます。オンライン会議に強いカメラ・マイク性能もあり、リモートワークや出張先での意思決定を支えます。
法人導入・長期利用を重視する企業ユーザー
拡張性・セキュリティの高さに加え、全世界で豊富な導入実績を持つX1 Carbonは、「長期利用に耐える安定性」 がポイント。IT部門にとっても、ドライバーや保守サポートの充実は管理工数を減らすメリットになります。
X1 Carbonの“変わらない本質”
X1 Carbonが世代を重ねても愛され続ける理由は、進化するスペックの裏にある「変わらない設計思想」にあります。
その中核をなすのが、軽量かつ堅牢な筐体を実現するための素材選びと、徹底した品質基準です。
素材と設計思想

モデル名に刻まれている 「Carbon」 は、まさに天板に採用された カーボンファイバー素材 を意味します。
このカーボンは航空機やレーシングカーにも使われる高強度素材で、軽さと剛性を両立。ねじれや圧力にも強く、モバイルノートに求められる「持ち運びやすさ」と「壊れにくさ」を同時に実現しました。
さらに底面にはマグネシウム合金を組み合わせることで、筐体全体の薄型化と強度をバランスよく両立。ThinkPadの象徴でもある “実用に耐える頑丈さ” を支えています。
加えて、X1 Carbonは 米国国防総省のMIL-STD-810H規格試験 をクリア。落下や振動、高温や低温といった過酷な環境下でも動作できる設計です。
また、内部の部品交換やメンテナンスのしやすさもThinkPad伝統の思想として受け継がれており、保守性を重視する法人ユーザーからも信頼を得ています。
入力デバイスの哲学
X1 Carbonのキーボードは、「速く打てる・タイプミスが少ない・疲れにくい」 三拍子が揃っています。約19mmのフルピッチ、湾曲したキートップ、適度な1.5mm前後のストロークなど、人間工学に基づいた設計で長時間入力も快適。
さらに、トラックポイント(赤ポッチ) はホームポジションから手を動かさずにカーソル操作が可能で、慣れると外付けマウス不要というユーザーも多いです。FnキーやEnterキーの独立配置など、誤操作を防ぐ配列哲学 も一貫して守られています。

14型×モバイル性のバランス

X1 Carbonは初代から一貫して 14型ディスプレイ を採用。
- 13型では作業領域が物足りない
- 15型以上では持ち運びが負担になる
この中間点に位置する14型は、「モバイル性と視認性のちょうどいいバランス」 として、多くのビジネスユーザーに支持されています。加えて世代を重ねるごとに狭額縁化が進み、ボディサイズは13型クラスに近づきながら、作業効率は14型のままという理想的な進化を遂げています。
世代の見分け方と歴代モデルの進化
「Gen(ジェン)」の意味と発売年の目安
ThinkPad X1 Carbonは、毎年最新のCPUを搭載した新モデルが投入されており、モデル名の最後に付く 「Gen(ジェン)」=世代番号 で区別されます。
- Gen1=2012年モデル
- Gen2=2014年モデル
- Gen3=2015年モデル
- …以降は基本的に1年ごとに更新(例:Gen10=2022年、Gen13=2025年)
毎年のCPU刷新によって性能や省電力性が進化する一方、2〜3年おきに筐体デザインや機能構成に大きな設計変更が行われます。
たとえば、Gen5では狭額縁化によるデザイン刷新、Gen9では16:10ディスプレイへの移行、Gen12ではNPUを搭載したCore Ultra世代対応など、大きな転換点が用意されています。
つまり、「毎年CPUの進化」+「数年ごとの設計刷新」 がX1 Carbonの歩みの特徴といえます。
歴代モデルのダイジェスト表
世代 | 発売年 | CPU世代 | 重量(最小構成) | 主な特徴 | 詳細解説 |
---|---|---|---|---|---|
初代 X1 | 2011年 | 第2世代 Intel Core (Sandy Bridge) | 約1.72kg | ThinkPad初のプレミアム薄型モデル。ゴリラガラス採用。 | |
Gen1 | 2012年 | 第3世代 Intel Core (Ivy Bridge) | 約1.36kg | カーボン筐体で軽量化。14型でモバイル基準を確立。 | |
Gen2 | 2014年 | 第4世代 Intel Core (Haswell) | 約1.31kg | タッチ式「アダプティブキーボード」。WQHD対応。 | |
Gen3 | 2015年 | 第5世代 Intel Core (Broadwell) | 約1.31kg | 物理キーボード復活。PCIe SSD対応で高速化。 | |
Gen4 | 2016年 | 第6世代 Intel Core (Skylake) | 約1.18kg | さらなる軽量・薄型化。堅牢性と携帯性を両立。 | |
Gen5 | 2017年 | 第7世代 Intel Core (Kaby Lake) | 約1.14kg | 狭額縁デザイン。USB-C/TB3搭載で拡張性向上。 | |
Gen6 | 2018年 | 第8世代 Intel Core (Kaby Lake R) | 約1.13kg | HDR (Dolby Vision)対応。IRカメラ搭載。 | |
Gen7 | 2019年 | 第8世代 Intel Core (Whiskey Lake) | 約1.09kg | 薄型化14.95mm。Dolby Atmosスピーカー搭載。 | |
Gen8 | 2020年 | 第10世代 Intel Core (Comet Lake) | 約1.09kg | Wi-Fi 6対応。マイク・スピーカー性能改善。 | |
Gen9 | 2021年 | 第11世代 Intel Core (Tiger Lake) | 約1.13kg | 16:10ディスプレイ化。バッテリー持続時間向上。 | |
Gen10 | 2022年 | 第12世代 Intel Core (Alder Lake) | 約1.12kg | ハイブリッド構成CPU。AIカメラ強化。 | |
Gen11 | 2023年 | 第13世代 Intel Core (Raptor Lake) | 約1.12kg | 冷却性能と省電力性を改善。 | |
Gen12 | 2024年 | Intel Core Ultra (Meteor Lake) | 約1.09kg | NPU搭載でAI省電力対応。デザイン刷新。 | |
Gen13 | 2025年 | Intel Core Ultra シリーズ2 (Lunar Lake) | 約986g | 初の1kg切り。Copilot+ PC準拠。AI性能強化。 | Gen13解説はこちら |
歴代モデル紹介
ThinkPad X1(2011年)
- CPU:第2世代Intel Core(Sandy Bridge)
- 重さ:約1.72kg
- 特徴:薄型化を追求したThinkPad初のプレミアムモデル。ゴリラガラスディスプレイを採用。
- 解説:初代ThinkPad X1は、従来のThinkPadシリーズとは一線を画す「薄型・軽量・高性能」をコンセプトに開発されたプレミアムモデルです。当時、ビジネスモバイル市場では軽さを追求するノートPCが注目され始めていましたが、ThinkPadは堅牢性とキーボードの快適性を優先してきたため、薄型路線とは距離を置いていました。そんな中、レノボは「ThinkPadらしい信頼性とビジネス性能を維持しつつ、薄さも極める」ことを目指し、X1の開発に着手。ThinkPad史上最薄(最厚部で16.5mm)、かつ高い剛性を持つマグネシウム合金フレーム、ゴリラガラスを使用したディスプレイなど、最新技術を惜しみなく投入しました。キーボードの打鍵感にも徹底的にこだわり、薄型ボディでも従来のThinkPadらしさを損なわない設計が高く評価されました。このX1の誕生により、ThinkPadはモバイル市場でも存在感を一気に高め、その後のX1 Carbonシリーズへと続くプレミアムラインの礎が築かれたのです。
ThinkPad X1 Carbon Gen1(2012年)
- CPU:第3世代Intel Core(Ivy Bridge)
- 重さ:約1.36kg
- 特徴:カーボンファイバー筐体を採用し、軽量化と堅牢性を実現。14インチディスプレイ搭載。
- 解説:ThinkPad X1 Carbon Gen1は、初代X1のコンセプトを受け継ぎながら、さらに大胆な進化を遂げたモデルです。X1が掲げた「薄型・高性能」の思想をより突き詰め、14インチの大画面ディスプレイを搭載しながら、重量をわずか約1.36kgに抑えることに成功しました。特筆すべきは、筐体にカーボンファイバーを採用した点で、これにより剛性を損なうことなく、ThinkPad史上最薄・最軽量のモバイルノートが誕生したのです。また、ボディ形状はくさび型デザインを継承しつつ、さらにシャープでコンパクトなシルエットに仕上げられました。加えて、ディスプレイ周囲のベゼル幅を削減することで、X1よりも筐体サイズを小型化しつつ画面サイズを拡大するという、当時としては非常に先進的な設計思想が盛り込まれています。これらの挑戦により、X1 Carbonは単なる「薄いThinkPad」ではなく、「ビジネスモバイルの新たな基準」を打ち立てた存在となりました。
ThinkPad X1 Carbon Gen2(2014年)
- CPU:第4世代Intel Core(Haswell)
- 重さ:約1.31kg
- 特徴:アダプティブキーボード(タッチ式ファンクションキー)を搭載。斬新な試みが話題に。
- 解説:ThinkPad X1 Carbon Gen2は、初代Carbonのコンセプトを受け継ぎつつ、さらに軽量・薄型化を推し進めたモデルです。最大の特徴は、物理ファンクションキーを廃止し、タッチ操作に対応した「アダプティブキーボード」を採用したことでした。これにより、用途に応じてファンクションキーの表示内容を切り替えられるという画期的な試みが導入されました。また、ディスプレイにはWQHD(2560×1440ドット)パネルを選択できるようになり、表示の精細さも大きく向上。加えて、Haswell世代のCPUにより、前モデルよりバッテリー駆動時間が延び、省電力性能も大きく改善されています。ただし、アダプティブキーボードは従来のThinkPadユーザーには賛否が分かれ、物理ボタンに慣れた層からは戸惑いの声も上がりました。この試みを通じて、ThinkPadは「伝統を守りつつも、新たなチャレンジに挑む」ブランドとしての姿勢を改めて示したと言えるでしょう。
ThinkPad X1 Carbon Gen3(2015年)
- CPU:第5世代Intel Core(Broadwell)
- 重さ:約1.31kg
- 特徴:通常キーボードが復活し、ユーザビリティが向上。安定性重視の設計。
- 解説:ThinkPad X1 Carbon Gen3は、第2世代で導入された新技術をブラッシュアップしつつ、ユーザビリティの大幅な改善を図ったモデルです。最大の特徴は、ユーザーから賛否両論あったアダプティブキーボードを廃止し、従来の6段配列の物理キーボードが復活したこと。これにより、従来のThinkPadユーザーが慣れ親しんだタイピング感覚が戻り、操作性が大きく向上しました。また、トラックポイント用の独立ボタンも再設計され、精密なポインタ操作が可能になっています。CPUには第5世代Intel Core(Broadwell)を採用し、省電力性と処理性能が向上。さらに、PCIe接続による高速SSDも選択可能になり、起動やファイルアクセスの速度が飛躍的に高まりました。筐体デザインは先代を踏襲しつつも、より洗練された印象となり、ビジネスモバイルとしての完成度が一層高まりました。X1 Carbon Gen3は、革新と伝統のバランスを見直すことで、多くのThinkPadファンの支持を取り戻した重要な世代といえます。
ThinkPad X1 Carbon Gen4(2016年)
- CPU:第6世代Intel Core(Skylake)
- 重さ:約1.18kg
- 特徴:さらなる薄型・軽量化。携帯性と堅牢性のバランスを最適化。
- 解説:ThinkPad X1 Carbon Gen4は、モバイルノートに求められる「軽さ」「堅牢性」「高性能」のバランスを、さらに高い次元でまとめ上げたモデルです。筐体素材には従来同様カーボンファイバーを採用しながらも、内部構造の最適化によって約1.18kgというさらなる軽量化を実現。厚さもわずか16.5mmと、14インチクラスのビジネスノートとしては驚異的な薄さを誇りました。CPUには第6世代Intel Core(Skylake)を採用し、処理性能だけでなく、グラフィックス性能や省電力性も大きく向上。
ThinkPad X1 Carbon Gen5(2017年)
- CPU:第7世代Intel Core(Kaby Lake)
- 重さ:約1.14kg
- 特徴:狭額縁デザインを採用し、コンパクトなボディに14インチ画面を搭載。
- 解説:これまで培ってきた軽量・堅牢・高性能のコンセプトをさらに洗練させたモデルです。最大の特徴は、狭額縁デザインを採用したこと。従来と同じ14インチディスプレイを搭載しながら、筐体サイズを一回り小型化し、携帯性を大幅に向上させました。また、厚さもわずか15.95mmとさらにスリムになり、重量も約1.14kgに抑えられています。加えて、インターフェースも刷新され、USB Type-C端子(Thunderbolt 3対応)を搭載することで、拡張性と汎用性が大きく向上。これにより、従来のThinkPadファンだけでなく、新しいビジネススタイルに対応したユーザー層にも強く訴求するモデルとなりました。
ThinkPad X1 Carbon Gen6(2018年)
- CPU:第8世代Intel Core(Kaby Lake R)
- 重さ:約1.13kg
- 特徴:HDR(Dolby Vision)ディスプレイに対応。IRカメラ搭載モデルも登場。
- 解説:これまでの完成度をさらに高めながら、時代のニーズに合わせた進化を遂げたモデルです。最大の特徴は、14インチWQHDディスプレイにHDR(Dolby Vision)対応パネルを搭載できるようになったこと。これにより、従来よりもはるかに広いダイナミックレンジと鮮やかな色再現性を実現し、ビジネス用途はもちろん、映像コンテンツ視聴にも対応できるマルチユースなモバイルノートへと進化しました。また、セキュリティ機能の強化として、顔認証用のIRカメラ搭載モデルも登場。指紋認証に加え、Windows Hello対応による顔認証ログインが可能になり、利便性と安全性が飛躍的に向上しています。
ThinkPad X1 Carbon Gen7(2019年)
- CPU:第8世代Intel Core(Whiskey Lake)
- 重さ:約1.09kg
- 特徴:14.95mmの薄型化。高音質スピーカー搭載でオーディオ性能も向上。
- 解説:ThinkPad X1 Carbon Gen7は、シリーズの完成度をさらに高めつつ、モバイル性能と快適性を両立させたモデルです。デザイン面では、筐体の薄型化が進み、最厚部わずか14.95mm、重量も約1.09kgと、14インチクラスでは驚異的な携帯性を実現しました。さらに注目すべき進化が、オーディオ性能の強化です。新たに4つのスピーカー(Dolby Atmos対応)を搭載し、従来モデルに比べて立体感と迫力のある音場を実現。会議通話や動画視聴における音質体験が格段に向上しました。加えて、PrivacyGuard機能搭載モデルも用意され、セキュリティ面でも配慮されています。X1 Carbon Gen7は、ビジネスモバイルに求められる「軽さ・薄さ・堅牢性」に加え、「快適なユーザー体験」という新たな価値をプラスした一台となっています。
ThinkPad X1 Carbon Gen8(2020年)
- CPU:第10世代Intel Core(Comet Lake)
- 重さ:約1.09kg
- 特徴:Wi-Fi 6対応。マイク・スピーカー性能もさらに改善。
- ThinkPad X1 Carbon Gen8は、従来モデルの完成度をさらに磨き上げ、ビジネスモバイルPCとしての総合力を高めた一台です。筐体設計や基本デザインは前世代のGen7を踏襲しつつも、内部構成を刷新し、第10世代Intel Core(Comet Lake)プロセッサを搭載。これにより、マルチタスク性能と電力効率が向上しました。新たにWi-Fi 6に対応したことで、次世代無線通信環境下でも高速・安定した接続が可能になり、リモートワークやクラウド業務が一層快適になっています。また、マイクとスピーカーシステムも改良され、特に会議通話や動画視聴時の音声品質が大幅に向上。Dolby Atmos対応の4スピーカー構成により、薄型ボディながら豊かな音場を再現しています。
ThinkPad X1 Carbon Gen9(2021年)
- CPU:第11世代Intel Core(Tiger Lake)
- 重さ:約1.13kg
- 特徴:画面比率が16:10に進化。バッテリー駆動時間が大幅に向上。
- 解説:ThinkPad X1 Carbon Gen9は、これまでのシリーズの完成度を維持しつつ、設計思想を一段とブラッシュアップしたモデルです。最大の進化ポイントは、ディスプレイのアスペクト比が従来の16:9から16:10へと変更されたことです。これにより、縦方向の情報表示量が増え、ビジネス文書やウェブ閲覧、プログラミング作業などで作業効率が向上しました。また、第11世代Intel Core(Tiger Lake)プロセッサの採用により、パフォーマンスと省電力性が大幅に改善されています。さらに、バッテリー駆動時間も従来モデルに比べて長くなり、長時間外出先でも安心して使用できる実用性を備えました。
ThinkPad X1 Carbon Gen10(2022年)
- CPU:第12世代Intel Core(Alder Lake)
- 重さ:約1.12kg
- 特徴:ハイブリッドアーキテクチャ採用。AIカメラ機能を強化。
- 解説:ThinkPad X1 Carbon Gen10は、シリーズ10世代目にふさわしい大幅な進化を遂げたモデルです。最大の特徴は、インテル第12世代Core(Alder Lake)プロセッサを搭載し、ハイブリッドアーキテクチャ(Performance Core+Efficient Core構成)に対応したこと。これにより、負荷に応じて高性能と省電力を自動で切り替えるスマートな動作が可能になり、パフォーマンスとバッテリー駆動時間の両立が実現しました。さらに、Web会議需要の高まりを受けて、カメラ性能も大幅に強化。500万画素の高解像度IRカメラを搭載し、AIによるオートフレーミングや背景ぼかしなど、ビジネスシーンで役立つ機能が標準装備されました。
ThinkPad X1 Carbon Gen11(2023年)
- CPU:第13世代Intel Core(Raptor Lake)
- 重さ:約1.12kg
- 特徴:冷却性能とバッテリー持続時間をさらに改善。筐体素材の最適化。
- 解説:ThinkPad X1 Carbon Gen11は、長年磨き上げられてきたモバイルビジネスノートの完成度をさらに高めたモデルです。CPUには第13世代Intel Core(Raptor Lake)を採用し、パフォーマンスと省電力性能を両立。これにより、従来モデルに比べて一層スムーズなマルチタスク処理とバッテリー持続時間の向上が実現されています。
ThinkPad X1 Carbon Gen12(2024年)
- CPU:Intel Meteor Lake(Core Ultra 5/7/9)
- 重さ:約1.09kg
- 特徴:NPU搭載によるAI省電力機能。さらに洗練されたデザイン。
- 解説:ThinkPad X1 Carbon Gen12は、インテルの最新世代プラットフォーム「Meteor Lake」を採用し、さらなる性能と省電力性能を両立させたモデルです。最大の特徴は、CPUにCore Ultra 5/7/9シリーズを搭載し、加えてNPU(Neural Processing Unit)を内蔵した点にあります。これにより、AIによる省電力制御やシステム最適化が可能になり、従来モデルに比べてバッテリー駆動時間がさらに延び、スマートなパフォーマンス管理が実現されています。デザイン面でもブラッシュアップが施され、より薄型・軽量で洗練されたシルエットに。重さは約1.09kgと、14インチクラスのモバイルノートとしてトップクラスの携帯性を誇ります。さらに、セキュリティ機能やディスプレイ品質も強化され、ビジネスシーンだけでなく、クリエイティブ用途にも応えられる万能モデルに仕上がっています。ThinkPad X1 Carbon Gen12は、AI時代にふさわしい次世代型モバイルPCとして、ワークスタイルを新たなレベルへと引き上げてくれました。
ThinkPad X1 Carbon Gen13(2025年)
- CPU: Intel Core Ultra シリーズ2(Lunar Lake/200V、Arrow Lake/200U・200H)
- 重さ: 約986g〜(Lunar Lake構成で初の1kg切り)
- 特徴: 1kg未満の超軽量化/Copilot+準拠(Lunar Lake 200V)/NPU強化によるローカルAI最適化/最大2.8K有機EL/省電力設計+57Whで長時間駆動
- 解説:Gen13はX1 Carbonの集大成的アップデート。Lunar Lake(200V)構成では約986gまで軽量化し、シリーズ初の1kg切りを達成。さらに同構成はCopilot+ PC要件に準拠し、強化されたNPUで生成AIや自動要約、ノイズ除去などのオンデバイスAI処理を高効率にこなします。Arrow Lake(200U/200H)構成はCopilot+準拠ではないものの、ビジネス用途に十分なCPU性能と安定性が魅力。表示面は最大2.8Kの有機ELが選べ、文字も映像も高コントラストで鮮明。電力設計の見直しと57Whバッテリーにより、実使用でのスタミナも大幅に向上しました。X1 Carbonの本質である「軽さ×堅牢性×快適な入力」はそのままに、AI時代に最適化された*いま買うべき”決定版です。
ThinkPad X1 Carbonシリーズは、軽さ、強さ、使いやすさ、そして最新テクノロジーへの対応力を武器に、ビジネスモバイルのトップランナーであり続けています。
\ X1 Carbon Gen11が売り切り特別価格でとってもお得! /
中古で買うならどのGenがおすすめ?
「中古 ThinkPad X1 Carbon どの世代がおすすめ?」
「X1 Carbon 中古 安いモデルはどれ?」
こんな疑問を持つ方に向けて、失敗しない中古選びの考え方をまとめました。
おすすめ世代
- Gen9(Tiger Lake /2021年以降) … 16:10画面比率・高効率CPUで中古でも安心
- Gen10(Alder Lake) … ハイブリッドCPUとAIカメラで会議に強い
- Gen12(Core Ultra 1世代) … 最新に近い完成度、AI対応も狙える
価格帯の目安(中古市場相場)
- Gen7〜8(2019〜2020年) … 4~6万円前後
- Gen9(2021年) … 6~8万円前後
- Gen10〜11(2022〜2023年) … 7~10万円前後
- Gen12(2024年) … 10万円以上(まだ相場は高め)
中古で避けたいポイント
- 古すぎるGen(Gen6以前)
→ CPUが旧世代で寿命が短い、バッテリー劣化も進んでいるため非推奨 - バッテリー交換不可モデルを未整備で購入
→ 実際の駆動時間が短く、実用性に難あり
👉 「コスパ重視ならGen7〜8、長期利用ならGen9以降」 という基準で選ぶのがベストです。
👉 迷ったら 「中古で失敗したくないならTiger Lake(Gen9以降)」 と覚えておきましょう。
公式販売中モデル一覧【2025年最新】
「ThinkPad X1 Carbonを新品で買うなら、今どの世代が販売中?」
ThinkNaviでは毎週公式ストアを調査し、ラインナップ・価格推移・キャンペーンを更新しています。常に最新情報で比較できるのが特徴です。
- 現行販売モデルの比較
- 期間限定セール・ポイント5倍の確認
- 公式リンクから購入ページへアクセス

X1 Carbon Gen13 Aura Edition
(Intel Lunar Lake)
14インチ/約986g~

X1 Carbon Gen13 IAL Aura Edition
(Intel Arrow Lake)
14インチ/約1.01kg~
公式サイトで販売中のモデル一覧(2025年9月)
製品名 | 販売価格 | キャンペーン内容 | 発売年 | サイズ | 重さ | CPU |
---|---|---|---|---|---|---|
X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel) | ¥249,964~ | ポイント5倍モデルあり! | 2025 | 14型 | 約986g | Core Ultra シリーズ2 (200V) |
X1 Carbon Gen 13 IAL(14型 Intel) | ¥194,832~ | ポイント5倍モデルあり! | 2025 | 14型 | 約1.01kg | Core Ultra シリーズ2 (200U/200H) |
X1 Carbon Gen 12 (14型 Intel) | ¥199,430~ | 期間限定セール中(9/11まで) ポイント5倍モデルあり! | 2024 | 14型 | 約1.08kg | Core Ultra シリーズ1 |
X1 Carbon Gen 11 (14型 Intel) | ¥169,950 | 売り切り特別価格 | 2023 | 14型 | 約1.12kg | 第13世代 Core i5-1345U |
現在、公式サイトでは 最新Gen13(Lunar Lake/Arrow Lake) と 型落ちGen12 が販売中。
- Gen13は 期間限定セール+ポイント5倍 の対象モデルもあり、「今が買いどき」。
- Gen12は1世代前ながら完成度が高く、価格が下がって「コスパ重視の狙い目」。
最新モデルの特徴(Gen13 Aura Edition)
2025年発売の最新モデル ThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Edition は、シリーズ史上大きな進化を遂げています。詳細は以下の記事で解説していますが、ここではポイントを3つに絞って紹介します。

1. ついに1kgを切った軽量ボディ
前世代よりさらに軽量化され、最小構成で 約986g。14型ディスプレイを搭載しながら「片手で持てる軽さ」を実現しました。モバイルワーカーにとって大きなアドバンテージです。
2. 最新CPU「Core Ultra シリーズ2(Lunar Lake/Arrow Lake)」搭載

インテル最新世代のCore Ultraを採用。CPU性能・内蔵GPU性能・NPU性能が大幅に向上しました。
特に Lunar Lake(200V)モデルは Copilot+ PC要件に準拠 しており、AI処理性能は業界トップクラス。将来のAI活用にも安心です。
一方で Arrow Lake(200U/200H)モデル も高性能CPUを搭載しており、ビジネス用途では十分以上のパフォーマンスを発揮します。
3. 有機ELディスプレイと改善されたバッテリー

最大2.8K解像度の有機ELディスプレイを選択可能。文字も映像も鮮やかに表示できるため、資料作成や映像視聴も快適です。さらに、省電力設計により57Whバッテリーで 最大15〜20時間駆動 を実現しました。
まとめ|ThinkPad X1 Carbonは「軽さ・堅牢性・王道14型」の完成形
ThinkPad X1 Carbonは、2012年の初代モデルから続くフラッグシップモバイルノートです。
「1kg前後の軽さ」「MIL規格準拠の堅牢性」「快適なキーボード」 という3本柱を守り続けながら、毎世代で最新のCPU・ディスプレイ・セキュリティを取り込み、ビジネスユーザーに最適化されてきました。
- 人気の理由 → 携帯性と堅牢性、操作性、安心の拡張性
- 歴代の歩み → Genごとに着実に進化し、Gen13でついに1kg切りとAI対応を実現
- 中古で選ぶなら → Tiger Lake搭載のGen9以降がおすすめ(性能・省電力・将来性のバランスが良い)
- 新品で選ぶなら → 最新のGen13 Aura Edition(最新AI&軽量化)か、コスパ重視でGen12
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