ThinkPad T14s Gen6 AMD|軽量AIノートの決定版

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  • 次世代 AMD Ryzen™ AI 7 PRO 360(Strix Point)搭載でAI性能と省電力を両立
  • 約1.3kgの軽量ボディに、14型WUXGAまたは2.8K OLEDディスプレイを搭載
  • 米軍用規格MIL-STD-810H準拠の堅牢設計で、ビジネスでも長く安心して使える

ThinkPad T14s Gen6 AMDは、最新の AMD Ryzen™ AI 7 PRO 360(Strix Point) を搭載したCopilot+対応ビジネスノートです。

AIエンジン「Ryzen AI」によって、音声認識・画像処理・ノイズ除去などのAIタスクをローカルで高速処理。

CPU・GPU・NPUの3エンジンが連携し、最大72TOPSのAI性能と優れた電力効率を実現します。

最大64GBのLPDDR5x-7500メモリとPCIe Gen4 SSDに対応し、複数アプリを同時に扱う業務でもスムーズな操作感を提供。

さらに、14型WUXGAまたは2.8K OLEDディスプレイが高精細な映像体験を実現し、クリエイティブ用途にも対応します。

薄さ約16.9mm・重量約1.3kgの軽量筐体に、Wi-Fi 7やDolby Atmos対応スピーカーを搭載。

堅牢性とモバイル性を兼ね備えた、次世代のAIビジネスノートPCです。

OSWindows 11 Pro / Home
CPUAMD Ryzen™ AI 7 PRO 360
AMD Ryzen™ AI 7 PRO 350
AMD Ryzen™ AI 5 PRO 340
グラフィックス内蔵 AMD Radeon™ 880M / 860M / 840M グラフィックス
メモリ16 / 32 / 64GB LPDDR5x-7500
(オンボード/増設不可)
ストレージ 256GB / 512GB / 1TB / 2TB SSD(PCIe® 4.0×4 NVMe®)
ディスプレイ– 14型 WUXGA (1920×1200) IPS
– 14型 2.8K (2880×1800) OLED
通信
Wi-Fi 7(MediaTek/Qualcomm)+ Bluetooth® 5.4
WWAN:4G LTE / 5G Sub6(オプション)
重さ約1.25kg〜
バッテリー58Wh(Rapid Charge対応:1時間で約80%充電)
セキュリティ指紋センサー/顔認証対応

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目次

7つの特徴

インテル版の高コスパ設計を受け継ぎつつ、AMD独自のAI処理性能・電力効率・グラフィックス性能をさらに高めたのが、T14s Gen6 AMDです。

Ryzen AIによるオンデバイスAI処理、最大72TOPSのNPU性能、そして高精細ディスプレイを備え、AI時代のモバイルワークを加速する一台に仕上がっています。

特徴

Ryzen AI搭載 ― 最大72TOPSの高性能NPU

最新の AMD Ryzen™ AI 7 PRO 360(Strix Point) を搭載し、NPU単体で最大50TOPS、CPU/GPUを合わせると最大72TOPSのAI処理が可能。Windows 11のCopilot機能や背景ぼかし、ノイズ除去、画像生成などをローカルで高速に処理し、クラウド依存を最小化します。

特徴

軽量・堅牢なボディ ― 約1.3kgでMIL規格準拠

天板に再生カーボン、底面に再生アルミを採用した軽量1.3kgクラスの堅牢ボディ。薄さ約16.9mmでも耐久性は高く、MIL-STD-810H規格の12項目以上の耐久試験をクリア。出張や外出先での持ち運びにも安心のモバイル設計です。

特徴

鮮明な14型ディスプレイ ― WUXGAまたは2.8K OLEDを選択可能

標準のWUXGA(1920×1200)に加え、上位構成では2.8K OLED(2880×1800)/120Hz/Eyesafe®認証を選択可能。映像・デザイン・プレゼンなど、用途に応じて最適な表示品質を選べます。鮮やかな発色と高コントラストが、日々の業務にもクリエイティブ作業にも快適さをもたらします。

特徴

長時間駆動&Rapid Charge対応 ― 最大約17時間バッテリー

省電力設計のRyzen AI PRO 360により、最大約17時間のバッテリー駆動を実現(JEITA3.0準拠)。
さらにRapid Charge対応で、わずか1時間で約80%まで充電可能。外出や出張先でも、アダプター1本で1日中安心して使えます。

特徴

高速通信 ― Wi-Fi 7 & Bluetooth 5.4対応

最新のWi-Fi 7(802.11be)に対応し、より安定した高速通信を実現。クラウドデータの同期やTeams会議、動画配信もスムーズ。Bluetooth 5.4によるマウス・イヤホン接続も高速・安定で、モバイルワーク環境を快適にします。(WWANモデルでは4G/5G Sub6にも対応)

特徴

セキュリティ&AIアシスト機能 ― ThinkShield標準搭載

電源ボタン一体型の指紋センサーやIRカメラ(顔認証)による安全なログインに加え、ThinkShieldによるハードウェアレベルの暗号化とプライバシー保護を実現。人感センサー対応モデルでは、離席時の自動ロックや復帰時の自動ログインも可能です。

特徴

サステナビリティ設計 ― 再生素材×FSC認証パッケージ

再生カーボン・再生アルミ・再生マグネシウムを使用し、キーボード・スピーカー・バッテリーフレームにも85〜90%の再生プラスチックを採用。梱包材は100%プラスチックフリー&FSC認証紙を使用し、環境負荷を大幅に低減しています。性能と環境配慮を両立したサステナブルな設計です。

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製品仕様まとめ

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項目内容
OSWindows 11 Pro 64bit(その他エディション選択可)
プロセッサーAMD Ryzen™ AI 7 PRO 360 プロセッサー(最大72TOPS、Ryzen AI対応)
グラフィックスAPU内蔵 AMD Radeon™ 880M グラフィックス
メモリーオンボード 32GB / 64GB LPDDR5x(最大64GB、スロットなし)
ストレージ256GB / 512GB / 1TB SSD(PCIe® NVMe®、Gen4対応)
ディスプレイ14.0型 WUXGA IPS(1920×1200)非光沢・省電力パネル14.0型 WUXGA IPS(1920×1200)タッチ対応(10点・ブルーライト軽減・DBEF5)
インターフェースUSB4(Thunderbolt™ 4互換)×2USB 3.2 Gen1(Powered USB)×1USB 3.2 Gen1 ×1HDMIポートマイク/ヘッドホン・コンボジャック
通信機能Wi-Fi 7(IEEE802.11 be/ax/ac/a/b/g/n準拠)Bluetooth® 5.4
ワイヤレスWANなし(WWANモデルはオプション対応)
オーディオ機能Dolby Audio™ Speaker System、Dolby Voice対応デュアルマイク
カメラ5MP + IR Webカメラ(プライバシーシャッター付き)
キーボード6列フルサイズ JIS配列/バックライト付きCopilotキー・TrackPoint・ThinkPadクリックパッド搭載
指紋センサー電源ボタン一体型(オプション)
ポインティングデバイスTrackPoint + ThinkPadクリックパッド
本体寸法(幅×奥行×高さ)約 313.6 × 219.4 × 16.9mm
質量約1.3kg〜(構成により異なる)
バッテリー固定式3セル リチウムイオンポリマー(58Wh)Rapid Charge対応(約1時間で80%充電)
駆動時間(JEITA3.0)動画再生時 約15.5時間/アイドル時 約29.8時間
セキュリティ機能TPM 2.0セキュリティチップ、ThinkShield、各種パスワード(Power-on/Supervisor/NVMe)ケンジントンロックスロット(2.5×6mm)
カラーブラック(Eclipse Black)

インターフェース

ThinkPad T14s Gen6 IALは、薄型ボディながら最新規格のThunderbolt™ 4ポートを2基搭載。映像出力・データ転送・充電を1本で行えるほか、HDMI 2.1やUSB-Aも備え、旧世代機器との互換性も万全です。ドックを利用すれば複数画面の出力も容易に行えます。

左側面

  1. USB4(Video-out対応)×2
    • 映像出力・データ転送・充電を1本で行える万能ポート。Thunderbolt™ 4互換で、8K出力にも対応
  2. HDMI
    • 外部ディスプレイやプロジェクターへの映像出力に対応。最大4K/60Hz出力可能
  3. マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック
    • 3.5mm端子のヘッドセットやマイクを接続可能
  4. nanoSIMスロット(カスタマイズ)
    • 4G/5Gモデル選択時に使用。屋外でも安定通信。

右側面

  1. スマートカードリーダー(カスタマイズ)
    • 社員証などのICカード認証に対応。法人セキュリティを強化。
  2. USB 3.2 Gen 1(USB-A)
    • マウスやメモリ、周辺機器を手前でサッと接続。
  3. USB 3.2 Gen 1(Powered USB-A)
    • PCの電源OFF時も給電可能。スマホの充電に便利。
  4. ケーブルロックスロット
    • 盗難対策用の物理ロックを装着可能。

💡 外部ディスプレイ
本体ディスプレイを含め最大4画面出力に対応(HDMI + USB4 ×2)→ オフィスではドッキングステーションを利用し、マルチモニター環境の構築も容易です。

RJ-45は非搭載ですが、TB4ドック経由で有線LAN・追加映像出力を柔軟に拡張できます。

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CPUの特徴

第3世代Ryzen AIがもたらす「オンデバイスAI」の進化

ThinkPad T14s Gen6 AMDには、最新の AMD Ryzen™ AI 300シリーズ(Strix Point) を搭載。
従来のRyzen 7000/7040シリーズから大幅に進化し、AI処理性能が最大50TOPS(NPU単体)/最大72TOPS(総合) に到達しました。

これは前世代比で約3倍のAIパフォーマンスとなり、Microsoft Copilot+ PC の要件を満たす新世代AIノートです。

Ryzen AIエンジンがCPU・GPUと協調して動作することで、会議中のノイズ除去や背景ぼかし、リアルタイム翻訳、画像生成などをローカル処理で高速化。クラウドに依存せず、機密性を保ったままAIアシストを活用できます。

Strix PointとKrackan Point ― 2つの構成オプション

T14s Gen6 AMDでは、Ryzen AI 300シリーズの中でも次の2系統が選択可能です。

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モデルコードネームコア/スレッドグラフィックスAI性能(NPU)総合TOPS
Ryzen™ AI 5 PRO 340Krackan Point6C / 12TRadeon™ 840M最大50TOPS約59TOPS
Ryzen™ AI 7 PRO 350Krackan Point8C / 16TRadeon™ 860M最大50TOPS約66TOPS
Ryzen™ AI 7 PRO 360Strix Point8C / 16TRadeon™ 880M最大50TOPS最大72TOPS

特に上位のRyzen AI 7 PRO 360(Strix Point)は、Zen5アーキテクチャ+新世代RDNA3.5 GPUを搭載し、オフィス業務からクリエイティブ用途まで快適にこなすバランス設計。NPUを活かしたAIタスク処理では、Intel Core Ultra(Arrow Lake)にも匹敵する実力を発揮します。

実用面でのメリット

  • AI処理をローカルで実行:画像生成や音声文字起こしなどをクラウドに送らず実行可能
  • 電力効率の向上:AI処理をNPUが担うことで、CPUの負荷と消費電力を低減
  • 業務応答性の向上:Office 365 CopilotやTeamsなどのAI機能がよりスムーズに動作
  • 長時間駆動との両立:Ryzen AIエンジンが動作時でも省電力モードを維持

T14s Gen6 AMDは、AI性能・省電力性・グラフィックス処理能力のすべてをバランス良く備えた、AMDの本命ビジネスモバイルプラットフォームです。AI活用を前提としたオフィスワークから、画像編集・動画会議・資料作成まで、あらゆる用途で安定したパフォーマンスを発揮します。

おすすめ構成とカスタマイズの注意点

ThinkPad T14s Gen6 AMDは、CPUやメモリ、ストレージ、ディスプレイ、セキュリティ機能など幅広いカスタマイズが可能です。

CPUの選び方

💡結論からいくと、ビジネス利用ならRyzen 5、AI活用・長期運用ならRyzen 7が最適

現在、T14s Gen6 AMDでは「Ryzen AI 5 PRO 340」と「Ryzen AI 7 PRO 350」の2種類が選択可能です。どちらもAIエンジン「Ryzen AI」を内蔵し、最大50TOPSのNPU処理性能を備えたCopilot+対応プロセッサーですが、用途によっておすすめが変わります。

Ryzen AI 5 PRO 340

  • 6コア / 12スレッド(最大4.8GHz)
  • Radeon™ 840M グラフィックス搭載
  • 最大59TOPS(CPU+GPU+NPU合計)

コストを抑えつつも、Officeやブラウジング、Teams会議、Zoomなどのビジネスアプリ中心の用途には十分な性能。
AI処理(背景ぼかし・ノイズ除去・要約生成など)にも対応しており、
軽さと省電力を重視するモバイルワーカーや営業職におすすめです。

💬 おすすめ層:営業・事務・出張中心のビジネスユーザー
💰 特徴:価格重視/軽快な応答性/長時間バッテリー駆動

Ryzen AI 7 PRO 350(+¥11,000アップグレード)

  • 8コア / 16スレッド(最大5.0GHz)
  • Radeon™ 860M グラフィックス搭載
  • 最大66TOPS(CPU+GPU+NPU合計)

AIタスクや画像処理、マルチタスクを快適にこなす上位モデル。Ryzen 5と比べて約20〜30%の総合性能向上が見込め、PowerPointやLightroomなどクリエイティブ・解析・開発用途でも安定したパフォーマンスを発揮します。

💬 おすすめ層:資料作成・分析・開発・AI活用ユーザー
💰 特徴:高負荷処理でも安定/長期運用に最適/GPU性能強化

Ryzen 5でも十分な性能がありますが、+¥11,000で得られるRyzen 7のマルチコア性能・グラフィックス・AI処理余力を考えると、中長期的に快適さが続くのはRyzen 7 PRO 350です。

特に今後増えていくCopilot+やAI支援アプリを想定するなら、上位モデルを選んでおくのが安心です。

OS

ThinkPad T14s Gen6 AMDでは、初期導入OSとして Windows 11 HomeWindows 11 Pro が選択可能です。

購入時には、このWindows 11の中から 「Home」か「Pro」、そして 「日本語版」か「英語版」 を選ぶことになります。

  • Windows 11 Home 64bit – 日本語版 / 英語 (US・UK)
    • 一般的な個人向けエディション。使いやすさを重視したシンプルな構成で、日常的な作業や学習利用には十分です。👉 コストを抑えて導入したい個人ユーザーに最適。
  • Windows 11 Pro 64bit – 日本語版 / 英語 (US・UK)
    • ビジネス利用を想定した上位エディション。BitLocker暗号化やリモートデスクトップ、グループポリシー管理など法人向け機能を標準で備えています。👉 セキュリティや管理性を重視するビジネスユーザーにおすすめ。
💡 OSとは?

OS(オーエス)とは「Operating System(オペレーティング・システム)」の略で、パソコンを動かすための基本ソフトのことです。WindowsやMacOSなどが代表的で、これがないとパソコンはただの箱にすぎません。アプリを動かしたり、画面に表示したり、インターネットにつなげたりするのも、すべてOSが土台になっています。

Microsoft Office

ThinkPad T14s Gen6 AMDでは、プリインストールされる Microsoft Office を選択できます。購入後に自分で追加も可能ですが、最初から導入しておくとライセンス管理やセットアップの手間が省けて便利です。


選択肢は以下の通りです。

  • なし(自分で後から用意する)
  • Office Home & Business 2024(個人向け/法人向け)

どちらも「買い切り型(永続ライセンス)」で、一度購入すればずっと使えるタイプです。ただし価格は +35,200円 と高額なので、慎重に検討しましょう。

個人向けと法人向けの違いは、利用規約とサポート対象の範囲にあります。たとえば、法人向けライセンスは法人名義での導入や再ライセンスが認められているため、企業や団体での利用に適しています。一方、個人向けは家庭や個人事業主向けで、家庭用PCなどに導入するのに最適です。ソフトの内容(Word、Excel、PowerPoint、Outlook)は同じです。

以下のような方には、Office付き構成を選ぶメリットがあります。

オフィス付き構成を選ぶべき人
  • サブスクリプション形式が苦手で、一度買い切りで済ませたい人
  • Word、Excel、PowerPointなどをオフラインでも長く使いたい人
  • 法人用途で、Officeソフトが必須条件になっている環境

一方で、最近は Googleドキュメントやスプレッドシート などの無料クラウド型オフィスも充実しており、軽い文書作成や表計算なら十分代用可能です。そのため「Officeどうしようかな…」と迷う場合は、まず “なし”で購入 → 必要になったら後から導入 でも安心です。

また、学生や教職員であれば、教育機関向けの無料・割引プログラム(例:Office 365 Education)を利用できるケースもあります。

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メモリ

16GBでも同価格なら、32GBを選ぶ一択です

ThinkPad T14s Gen6 AMDのメモリは、すべてオンボード(はんだ付け)仕様。後からの増設や交換はできません。
現在の直販モデルでは「16GB」または「32GB」から選択可能ですが――価格差がない(=16GBを選んでも安くならない)ため、実質的には32GBが標準構成と考えるべきです。

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構成規格特徴
16GB LPDDR5X-8533MT/sオンボード/デュアルチャネル軽作業向け。AIやマルチタスク時には余裕が少ない。
32GB LPDDR5X-8533MT/sオンボード/デュアルチャネルAI処理や同時作業に最適。長期的に快適な選択。

なぜ32GBがおすすめなのか

Ryzen AIプラットフォームでは、CPU・GPU・NPUがメモリを共有します。AIアプリやTeams会議、ブラウザタブを多く開く作業を行うと、実効メモリが減少し、16GB構成では余裕がなくなるケースがあります。

そのため、実質的な性能を維持するためには32GB構成が必須レベル。しかも価格が同じであれば、性能も将来性も上位の32GBを選ばない理由はありません。

まとめ

  • 16GB: 選択しても価格は変わらず、容量的にも非推奨
  • 32GB: 実質的な標準構成。長期運用・AI処理・マルチタスクに最適

💬 結論: 価格差ゼロなら「32GB」を選ぶしかない。
性能・快適性・将来性のすべてで優れた“実質スタンダード構成”です。

ストレージ

結論からいくと、業務用途なら512GB以上が安心。256GB構成は価格を抑えたい方向けの最小構成です。

T14s Gen6 AMDは、PCIe Gen4対応SSD(M.2 2280 NVMe)を搭載。起動やアプリ読み込みが非常に速く、性能面の心配は不要ですが、容量と「Performanceタイプ」の違いによって、快適さとコスパに差が出ます。

SSDのラインアップ

容量特徴
256GB TLC OPAL対応(標準)最低限の容量。軽作業・クラウド利用向け。
512GB TLC OPAL対応バランス型。Office業務に最適。
512GB Performance TLC OPAL対応書き込み性能向上。AI処理や開発向け。
1TB TLC OPAL対応データ保存を重視するユーザーに最適。
1TB Performance TLC OPAL対応高負荷作業・長期利用・クリエイター向け。

※本体は技術上最大2TB(M.2 2280, PCIe Gen4 x4)に対応。現行の直販構成は~1TBまでの選択肢です。

容量の目安と選び方

  • 256GB: Office・メール中心。データはクラウド運用する方向け。
  • 512GB: Word/Excel/Teams/Zoom+資料保存に最適。最もバランスの良い容量
  • 1TB: 画像・動画・設計データなどを扱うヘビーユーザーにおすすめ。

256GB構成は価格重視には良い選択ですが、Windowsやアプリの容量を考慮すると実質200GB前後しか使えないため、業務利用ではすぐに手狭になる可能性があります。

そのため、コスパ・実用性の両面で「512GB(通常タイプ)」が最もおすすめです。

Performanceタイプはどう違う?

「Performance TLC」タイプは、通常のTLCよりも書き込み速度・耐久性が高い高品質SSD
AIタスクや動画編集など、ディスクアクセスの多い用途ではパフォーマンス差が出ます。

ただし、一般的な事務用途では体感差は小さいため、高負荷作業を行うユーザー(開発・デザイン・AI推論など)のみ選択すれば十分です。

まとめ

  • 256GB: 軽作業・クラウド保存中心のユーザー向け
  • 512GB: 価格と容量のバランスが最良(おすすめ)
  • 1TB: ローカル保存・クリエイティブ・AI用途向け
  • Performanceタイプ: 高負荷作業や長期利用を想定するなら選ぶ価値あり

💬 結論: 業務用なら「512GB」、本格利用なら「1TB」。
256GBは短期運用やサブ機としての選択肢にとどめましょう。

ディスプレイ

T14s Gen6 AMDは、14型・16:10比率のWUXGA(1920×1200)液晶を標準装備しています。すべて非光沢タイプで映り込みが少なく、長時間の作業でも目が疲れにくい設計です。用途に応じて「輝度」「色域」「タッチ操作」「省電力」「セキュリティ」で選ぶのがポイントです。

標準構成(400nit/45%NTSC)

もっとも軽量でコスパに優れた標準パネル。

明るさ400nitで屋内利用には十分な視認性があり、オフィスや出張先での作業にはぴったりです。

  • 非タッチ/反射防止仕様で目に優しい
  • カラーカバー率45%NTSC(Web・資料作成用途に十分)
  • 軽量・省電力でバッテリー持ちも◎

→ 一般的なビジネス用途ならこのパネルで問題ありません

高輝度・高色域パネル(100%sRGB/500nit)

写真・動画・デザインなど、色の正確さを重視する方におすすめ。明るさ500nitで、明るいカフェや出張先の会議室でも見やすいです。色域は100%sRGB対応で、プレゼン資料やWeb制作などで発色の違いを確認できます。

  • 「省電力タイプ」と「Privacy Guard付き」の2種あり
  • Privacy Guard付きは横から覗かれても内容が見えにくく、情報保護に最適
  • わずかに重量と価格は上がりますが、品質・実用性のバランスが非常に良い構成です

→ 見やすさと作業効率を両立したい方はこのタイプがおすすめ。

OLEDディスプレイ(2.8K/2880×1800)

最上位の有機ELパネル。Dolby Vision™対応で、圧倒的な発色と黒の再現性を実現しています。映像編集・写真加工・プレゼン表示にこだわりたい方に最適です。

  • 100% DCI-P3対応でプロ用途の色再現
  • 最大500nit・HDR500対応・ブルーライト軽減
  • 可変リフレッシュレート(30〜120Hz)で滑らかな映像表示
  • タッチ対応ながら反射防止/汚れ防止コーティング付き

→ ビジュアル品質を最優先するクリエイター・デザイナー向け。

まとめ

用途推奨ディスプレイ特徴
一般的なビジネス用途・コスパ重視WUXGA 400nit(45%NTSC)軽量・省電力で十分な明るさ
色再現・見やすさを重視WUXGA 500nit(100%sRGB)明るく自然な発色で作業効率UP
情報セキュリティ重視WUXGA 500nit Privacy Guardのぞき見防止・社外利用に安心
映像・画像編集などプロ用途2.8K OLED圧倒的な発色とコントラスト性能

どのパネルもEyesafe®認証を取得しており、長時間作業でも目の負担が少ないのが特徴です。コスパと快適さを両立するなら「WUXGA 500nit(100%sRGB)」が最もおすすめです。

内蔵カメラ

ThinkPad T14s Gen6 AMDでは、500万画素の高画質カメラが標準搭載されています。ノイズ除去機能付きのデュアルマイクと組み合わせることで、Web会議やオンライン授業でもクリアな映像・音声を実現します。

標準カメラ(500万画素)

標準構成のカメラでも、解像度・画質ともに十分な性能を備えています。オンライン会議、テレワーク、プレゼン配信など一般的な用途であれば問題ありません。

  • 解像度:500万画素(Full HDを超える高解像度)
  • マイク:ノイズ抑制機能つきデュアルマイク
  • プライバシーシャッター付きで、カメラを物理的にオフにできる

→ 個人利用・一般的なビジネス用途なら標準カメラで十分です。

IRカメラ付きモデル(顔認証対応)

+4,400円で選べる「IRカメラ付き」構成は、顔認証ログイン(Windows Hello)に対応しています。センサーが赤外線(IR)を利用して顔を立体的に認識するため、マスク着用時でもログインしやすく、セキュリティ性も高いのが特長です。

  • 顔認証でパスワード入力不要(Windows Hello対応)
  • 複数ユーザーでの切り替えもスムーズ
  • 暗い環境でも顔を認識しやすい

→ 社外での利用が多い方、セキュリティを強化したい方におすすめです。

まとめ

構成特徴おすすめ用途
500万画素カメラ高画質・ノイズ除去マイク・物理シャッター付き一般的なビジネス・テレワーク
500万画素+IRカメラ顔認証対応・暗所でも認識精度高い社外利用・セキュリティ重視

WWAN

ThinkPad T14s Gen6 AMDは、WWAN(ワイヤレスWAN)対応構成を選択することで、Wi-Fi環境がない場所でもモバイル通信が可能です。出張や外出先での利用が多い方にとって、通信の自由度を大きく高めるオプションです。

標準ではWWAN非搭載ですが、以下の2種類の通信モジュールを選択できます。

Quectel EM061K-GL (4G LTE CAT6)

手軽にモバイル通信を使いたい方向けの4Gモデル。

通信速度は下り最大300 Mbpsクラスで、メールやTeams会議、資料共有には十分な速度です。eSIM対応のため、物理SIMカードなしでも利用可能。

  • コストを抑えてモバイル接続したい方
  • 出張やカフェなどで安定した通信を確保したい方におすすめ

Quectel RM520N-GL (5G Sub-6 GHz)

より高速な5G通信に対応する上位モデル。

大容量データのアップロードやクラウド作業、映像会議を多用する方に最適です。Sub-6GHz帯対応のため、安定性と速度のバランスが良く、エリアによっては4Gよりも体感速度が大きく向上します。

  • 5G対応エリアで仕事をする機会が多い方
  • AIアプリやクラウド処理など、常時オンラインで作業したい方におすすめ

まとめ

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構成通信方式特徴おすすめユーザー
WWANなしWi-Fi のみコストを抑えたいオフィス・自宅中心の利用者
4G LTE (EM061K-GL)LTE Cat6 最大300 Mbps手軽・安定・低コスト出張・外出が多いビジネスユーザー
5G Sub-6 (RM520N-GL)最大数Gbpsクラス高速通信・将来性◎クラウド作業・リモート重視派

T14s Gen6 AMDはアンテナ内蔵設計のため、購入時にWWAN搭載を選ばないと後付けは困難です。少しでも外出先での利用を想定するなら、最初から4Gまたは5Gモデルを選んでおくのが安心です。

指紋センサー

T14s Gen6 AMDでは、指紋センサーを有無で選択可能です。セキュリティを高めたい方や、素早くログインしたい方には搭載をおすすめします。

指紋センサー付きモデルは、電源ボタンと一体化したタッチ式のマッチオンチップタイプ。ワンタッチで電源ONと同時にWindowsにログインできるため、パスワード入力の手間がありません。

  • +1,100円で追加可能
  • 生体認証で安全かつスムーズにログイン
  • 社外利用や出張時のセキュリティ向上にも効果的

標準構成(センサーなし)でも使用は可能ですが、ビジネス用途や外出先で使う機会が多い方には、指紋センサー搭載構成を強くおすすめします。

キーボード

T14s Gen6 AMDのキーボードはバックライト標準指紋センサーはオプションです。

  • バックライト搭載
    暗い場所でもキーが見やすく、夜間の作業や出張先でも快適にタイピング可能。
    👉 ベネフィット:環境を選ばず集中でき、生産性が落ちません。
  • ThinkPad伝統の打鍵感
    適度なストロークとしっかりした反発力で、長時間の入力でも疲れにくい設計。
    👉 ベネフィット:レポート作成やプログラミングなど、長文入力でも快適。
  • 日本語・英語配列が選べる
    普段の使用環境や入力スタイルに合わせてカスタマイズ可能。
    👉 ベネフィット:ビジネス用途では日本語配列が安心、開発や海外利用が多い方は英語配列が便利。

日本語キーボードと英語キーボード。

バックライトキーボードが光っている様子

飛行機や暗い環境で活躍

バックライト付きで視認性抜群、かつ長年支持されるThinkPadらしい打鍵感を実現。自分に合った配列を選ぶことで、「生産性」と「快適性」 をさらに高められます。

スマートカード

T14s Gen6 AMDでは、セキュリティをさらに強化したいユーザー向けに、オプションでスマートカードリーダーを追加できます。

スマートカードリーダーは、ICチップを内蔵した社員証や認証カードを使って本人確認を行うための装置で、WindowsログインやVPN接続などにカード認証を組み合わせることで、不正アクセスを防ぐことができます。

特に企業や官公庁など、高いセキュリティ基準が求められる環境での導入に効果的です。カードを挿すだけで認証が完了するため、利便性も高く、パスワードを入力する手間や漏えいリスクを軽減します。

IRカメラの顔認証や指紋センサーと併用することで、ハードウェアレベルの多層防御を実現。法人利用やリモートワーク環境での安全性を重視するユーザーに最適なオプションです。

バッテリー

T14s Gen6 AMDは、3セル 58Whのリチウムイオンバッテリーを標準搭載しています。軽量ボディながら、長時間駆動と急速充電の両立を実現した設計が特徴です。

  • 駆動時間(JEITA 3.0):動画再生 約15.5時間/アイドル 約29.8時間
  • ローカル動画再生:最大 約23.9時間(150nits時)
  • Rapid Charge:約1時間で80%まで充電

電源アダプターの選び方- 標準ACとスリムGaN/Nano GaNの違い

ThinkPad T14sシリーズでは、電源アダプター(充電器)も用途に応じてカスタマイズが可能です。標準装備のものに加えて、軽量・コンパクトなGaN(窒化ガリウム)仕様のアダプターがオプションで選択できます。

現在、選べるアダプターは以下の3種類です。

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種類特徴・メリット
65W ACアダプター
最もスタンダードなモデル。堅牢でコスト重視。やや大きめ・重めだが信頼性重視派向け。
65W スリムGaN ACアダプターGaN素材を採用し、従来比で小型・軽量化。持ち運びが多い人におすすめ。コンパクト設計。
65W ウォールマウントNano GaN ACアダプター

GaN技術採用+壁コンセント直付け設計。最も小型・軽量。カフェや出張先でも省スペースでスマートに使える。

まとめ

ThinkPad T14s Gen6 AMDは、AI処理性能・省電力・堅牢性を高次元で融合した次世代のモバイルスタンダードです。
Ryzen AI 7 PRO 360による最大72TOPSのAI性能、約1.3kgの軽量ボディ、MIL-STD-810H準拠の堅牢設計により、
「長く使える安心感」と「AI時代に対応する拡張性」を両立しています。

さらに、Wi-Fi 7対応・2.8K OLEDディスプレイ・Rapid Charge対応バッテリーなど、上位モデルに匹敵する装備を標準クラスで実現。価格と性能のバランスに優れた、2025年の最注目モデルといえるでしょう。

✅ T14s Gen6 AMDはこんな人におすすめ

  • 長時間モバイルでも安定したパフォーマンスを求める方
  • AIアシスタントやCopilot+対応PCを仕事で活用したい方
  • 軽さ・耐久性・処理性能のすべてを妥協したくないビジネスユーザー
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