
- AMD Ryzen™ AI PRO搭載 ― 高速AI処理で業務を効率化
- 交換可能バッテリーとWi-Fi 7対応 ― フィールドでも安心
- MIL-STD-810H準拠の堅牢設計 ― ビジネスを支える信頼性
ThinkPad T14 Gen6 AMDは、最新のAMD Ryzen™ AI PRO 300シリーズを搭載したCopilot+対応の14型ビジネスノートです。
AIによる生産性の向上、高いエネルギー効率、そしてThinkPad伝統の堅牢性を兼ね備えた、モバイルワーカーのためのスタンダードモデル。
最大66TOPSのAI性能を誇るRyzen™ AIが、会議中のノイズ除去や画像処理、音声認識などをローカルで処理し、ネットワークに依存せずスムーズな作業を実現します。
Wi-Fi 7/5G(オプション)にも対応し、どんな場所でも安定した通信を確保。
さらにRapid Charge対応の57Wh大容量バッテリーや、MIL-STD-810H準拠の堅牢ボディにより、
出張や在宅ワークでも安心して長時間使える設計です。
コストパフォーマンスとAI性能を両立した、次世代スタンダードThinkPadです。
| CPU | – Ryzen™ AI 7 PRO 350 – Ryzen™ AI 5 PRO 340 |
|---|---|
| グラフィックス | AMD Radeon™ 860M/840M(内蔵) |
| メモリ | 最大64GB DDR5-5600 (SO-DIMM×2) |
| ストレージ | 最大2TB SSD |
| ディスプレイ | – 14.0型 2.8K OLED(2880×1800) – 14.0型 WUXGA IPS(1920×1200) |
| 通信 | Wi-Fi 7(IEEE802.11 be)/Bluetooth 5.4/5G Sub6対応(オプション)/RJ-45有線LAN |
| 重さ | 約1.38kg〜 |
| バッテリー | – 52.5Wh or 57Wh / Rapid Charge対応(約1時間で80%充電) |
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7つの特徴
ThinkPad T14 Gen6 AMD は、Ryzen AI PROを搭載したCopilot+対応の14型スタンダードノートです。AI処理性能と電力効率を両立し、どこでも快適に作業できるモバイル性と堅牢性を兼備。
ここでは、その魅力を整理した「7つの特徴」を紹介します。購入前にぜひこのポイントを押さえてください。
AIが業務をサポートする ― Ryzen™ AI PRO搭載
最新の AMD Ryzen™ AI PRO 300シリーズ を搭載し、最大 66TOPS のAI性能を発揮。AIが音声認識・ノイズ除去・背景ぼかし・画像最適化などをローカル処理し、会議・資料作成・動画編集などを効率化します。Copilot+ PCとして、AIを業務に活かす新しい体験を提供します。

高性能と省電力を両立 ― 最大8コア16スレッド
Ryzen™ AI 7 PRO 350は、8コア16スレッド構成で最大5.0GHz駆動。高いマルチタスク性能を発揮しながら、電力効率にも優れています。CPU・GPU・NPUの3エンジンが連携し、消費電力を抑えつつ快適なパフォーマンスを維持します。

鮮やかで目に優しい14型ディスプレイ
2.8K OLED(100% DCI-P3/HDR True Black 500)から、高輝度WUXGA IPS(最大500nit/Eyesafe認証)まで豊富にラインアップ。ブルーライトを軽減しつつ、高精細な映像と自然な発色で資料作成や動画視聴を快適にします。

快適に操作できるキーボード&Copilotキー
ThinkPad伝統の防滴キーボードに、滑らかな操作感の大型クリックパッドを搭載。TrackPointをダブルタップするとクイックメニューが起動し、設定を瞬時に変更可能。さらに Copilotキー を押すだけで、AIアシスタントをすぐに呼び出せます。

交換可能なバッテリー&Rapid Charge対応
52.5Wh/57Whのリチウムイオンバッテリーは、交換可能構造を採用。現場でバッテリーを入れ替えるだけで作業を継続でき、保守性も高い設計です。Rapid Chargeに対応し、約1時間で80%まで急速充電が可能です。

Wi-Fi 7/5G対応でどこでも快適通信
次世代規格の Wi-Fi 7 に対応し、従来比で約2倍の通信速度を実現。オプションで5G Sub6モジュールも搭載でき、社外や出張先でも安定した接続を確保します。RJ-45有線LANポートも備え、オフィス環境でも柔軟に対応します。

MIL-STD-810H準拠の堅牢設計とサステナブル素材
過酷な温度・振動・落下試験など、200項目以上の品質検証をクリア。Tシリーズ伝統の堅牢性に加え、再生プラスチックやリサイクルアルミを採用し、環境にも配慮。長く使い続けられる耐久性と信頼性を実現しています。

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製品仕様まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期導入OS | Windows 11 Pro 64bit(その他のエディション選択可) |
| プロセッサー | AMD Ryzen™ AI 7 PRO 350 モバイル・プロセッサーAMD Ryzen™ AI 5 PRO 340 モバイル・プロセッサー |
| グラフィックス | AMD Radeon™ 860M/840M(CPU内蔵) |
| メモリー | 最大64GB DDR5-5600(8/16/32GB、SO-DIMMスロット×2) |
| ストレージ | 最大2TB SSD(M.2 PCIe 4.0 NVMe/OPAL対応) |
| ディスプレイ | 14.0型 2.8K OLED(2880×1800、500nit、100% DCI-P3、マルチタッチ、ブルーライト軽減)14.0型 WUXGA IPS(1920×1200、400〜500nit、光沢なし、Eyesafe、Privacy Guard選択可) |
| カメラ | 5MP+IRカメラ(プライバシーシャッター付)または5MPカメラ |
| オーディオ | Dolby Audio™ スピーカーシステム/Dolby Voice® 対応マイク |
| 通信機能 | Wi-Fi 7(IEEE802.11be)/Bluetooth 5.4/RJ-45(1GbE)WWAN(4G LTE/5G Sub6、eSIM対応)オプション |
| インターフェース | USB4(Thunderbolt™ 4 対応)×2、USB 3.2 Gen1(常時給電対応)×1、USB 3.2 Gen1 ×1、HDMI 2.1、RJ-45、有線LAN、オーディオジャック |
| キーボード | 6列フルサイズ防滴キーボード(Copilotキー搭載)TrackPoint+3ボタンクリックパッド、バックライト選択可 |
| 指紋センサー | 電源ボタン一体型(マッチオンチップ方式、オプション) |
| セキュリティ | TPM 2.0(Discrete/Pluton)、Power-on/Supervisor/HDDパスワード、ケーブルロックスロット(2.5×6mm)、Human Presence Detection対応 |
| 筐体素材 | PC+20%CF複合素材(ブラック)/アルミ+CF複合(グレー) |
| 本体寸法(W×D×H) | 約315.9×223.7×10.9〜16.1mm(最厚部21.9mm) |
| 質量 | 約1.38kg〜 |
| バッテリー | 4セル リチウムイオンポリマー 52.5Wh/57Wh、Rapid Charge対応(約1時間で80%充電) |
| 堅牢性 | MIL-STD-810H 準拠(12項目・26手順・200項目以上の品質テスト) |
| カラー | ブラック |
| 発売日/仕様書更新日 | 2025年6月3日(モデル番号:21QJ00CYJP/21QJ00CXJP) |
インターフェース
左右両側に必要十分なポートを装備し、ビジネス用途にも柔軟に対応できます。USB4(Thunderbolt™ 4互換)やRJ-45有線LANポートを標準搭載し、オフィスからリモートワークまで安定した接続をサポートします。

右側面
- スマートカードリーダー(カスタマイズ選択可)
- 業務用途に便利なSmart Card Readerを選択可能。企業認証などセキュリティ運用に対応。
- nanoSIMカードスロット(カスタマイズ選択可)
- 5G Sub6対応モデルではnanoSIM/eSIMを利用可能。外出先でも高速通信が可能です。
- USB 3.2 Gen1(5Gbps)
- 周辺機器やマウス、ストレージ接続に便利な標準ポート。
- RJ-45(有線LANポート)
- 安定した有線ネットワーク接続を確保。企業ネットワーク環境で重宝します。
- ケーブルロックスロット(2.5×6mm)
- 盗難防止ケーブルを取り付け可能。オフィスや展示会などでも安心です。
左側面
- USB Type-C(USB4/Thunderbolt™ 4対応) ×2
- 最大40Gbpsの高速転送に対応。映像出力(DisplayPort 2.1)や給電もサポート。
- ドッキングステーションや外部GPUなどの拡張も可能です。
- HDMI 2.1
- 4K/60Hz出力に対応。外部モニターやプロジェクターへの接続に最適。
- USB 3.2 Gen1(Powered USB)
- PCの電源オフ時でもスマートフォンなどの充電が可能。
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- ヘッドセットや会議用マイクの接続に対応。オンライン会議で高音質を実現します。
- 最大4画面出力(本体+外部3台)に対応。
- HDMIで最大4K/60Hz、USB4経由では最大8K/30Hz出力可能。
- ※8K出力時は同時接続数が1つ減少します。
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CPUの特徴

3エンジン構成で、AIも業務も高速に処理

ThinkPad T14 Gen6 AMD は、AMD Ryzen™ AI PRO 300シリーズ(Ryzen AI 7 PRO 350/Ryzen AI 5 PRO 340) を搭載。
CPU・GPU・NPU(AIエンジン)の3つが連携して動作する「トライアド・アーキテクチャ」を採用し、一般業務からAI処理まで幅広いタスクを効率的にこなします。
AI専用NPU「Ryzen AI」は最大 50TOPS のAI演算を実現し、システム全体では 最大66TOPS の総合AI性能を発揮。
AIアシスタント「Copilot+」の動作をローカルで加速し、音声認識・画像処理・背景ぼかしなどをクラウドに頼らず即座に処理します。
Ryzen AI PROによるセキュリティと管理性

Ryzen PROシリーズは、企業利用を想定した セキュリティ機能とリモート管理機能 を標準搭載。
「Microsoft Pluton」「AMD Memory Guard」「Dash Manageability」に対応し、暗号化やデバイス制御をハードウェアレベルで実行します。これにより、システム運用の効率化と情報漏えい対策を同時に実現します。
高クロック×低消費電力のバランス設計

Ryzen™ AI 7 PRO 350は最大5.0GHz(8コア16スレッド)で駆動し、マルチタスク性能とレスポンスを両立。
負荷に応じて動的にパワーを制御する「Precision Boost」と最新世代の省電力設計により、発熱と消費電力を抑えながら快適な動作を維持します。
グラフィックスも高品質 ― AMD Radeon™ 860M/840M
CPU内蔵のRadeon™グラフィックスは、従来比で描画性能が大幅に向上。動画再生や画像編集、プレゼン資料の3D描画もスムーズにこなします。DirectX® 12対応で、最新の映像エンジンを活用したリッチな表示体験を実現します。
Ryzen AI PROは、AI処理・セキュリティ・電力効率のすべてを高次元で両立。ハイブリッドワークやAI活用を前提としたビジネスシーンに最適な選択肢です。
おすすめ構成とカスタマイズの注意点

ThinkPad T14 Gen6 AMD は、用途や業務スタイルに応じて柔軟にカスタマイズ可能です。CPUをはじめ、メモリ・ストレージ・ディスプレイ・通信機能などの選択肢が豊富に用意されており、「モバイル性を重視するか」「性能を優先するか」で最適な構成が変わります。
ここでは、まず最も重要となる CPUの選び方 から解説します。
CPU
ThinkPad T14 Gen6 AMD は、ビジネス用途に最適化された Ryzen AI PRO 300シリーズ を採用。AI処理性能・電力効率・価格バランスの異なる2モデルから選択できます。用途や業務内容に合わせて、最適なCPUを選びましょう。
CPUの選び方(おすすめ構成一覧)
モデル | コア/スレッド | 最大周波数 | キャッシュ | GPU | NPU(AI性能) | 総合TOPS | 主な用途・おすすめ構成 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Ryzen™ AI 7 PRO 350 | 8C/16T | 最大 5.0GHz | 8MB L2+16MB L3 | Radeon™ 860M | Ryzen AI(最大50TOPS) | 最大66TOPS | 高負荷業務向け。AIアプリ・画像編集・マルチタスク中心の法人ユーザー。メモリ32〜64GB/SSD 1TB以上構成がおすすめ。 |
| Ryzen™ AI 5 PRO 340 | 6C/12T | 最大 4.8GHz | 6MB L2+16MB L3 | Radeon™ 840M | Ryzen AI(最大50TOPS) | 最大59TOPS | 一般的な事務・Web会議・資料作成中心のユーザーに最適。16GBメモリ+512GB SSD構成で十分快適。 |
- Ryzen 7 PRO 350 は、長時間のマルチタスクやAI活用(画像処理・Copilot利用)を快適にこなすハイエンド構成。
動画編集やLightroomなどクリエイティブ系アプリにも余裕があります。 - Ryzen 5 PRO 340 は、事務処理やWeb会議中心の一般ビジネス用途に十分な性能。
消費電力が低く、静音性・バッテリー持ちにも優れたバランスモデルです。
OS

ThinkPad T14 Gen6 では、初期導入OSとして Windows 11 Home と Windows 11 Pro が選択可能です。
購入時には、このWindows 11の中から 「Home」か「Pro」、そして 「日本語版」か「英語版」 を選ぶことになります。
- Windows 11 Home 64bit – 日本語版 / 英語 (US・UK)
- 一般的な個人向けエディション。使いやすさを重視したシンプルな構成で、日常的な作業や学習利用には十分です。👉 コストを抑えて導入したい個人ユーザーに最適。
- Windows 11 Pro 64bit – 日本語版 / 英語 (US・UK)
- ビジネス利用を想定した上位エディション。BitLocker暗号化やリモートデスクトップ、グループポリシー管理など法人向け機能を標準で備えています。👉 セキュリティや管理性を重視するビジネスユーザーにおすすめ。
OS(オーエス)とは「Operating System(オペレーティング・システム)」の略で、パソコンを動かすための基本ソフトのことです。WindowsやMacOSなどが代表的で、これがないとパソコンはただの箱にすぎません。アプリを動かしたり、画面に表示したり、インターネットにつなげたりするのも、すべてOSが土台になっています。
Microsoft Office

ThinkPad T14 Gen6では、プリインストールされる Microsoft Office を選択できます。購入後に自分で追加も可能ですが、最初から導入しておくとライセンス管理やセットアップの手間が省けて便利です。

選択肢は以下の通りです。
- なし(自分で後から用意する)
- Office Home & Business 2024(個人向け/法人向け)
どちらも「買い切り型(永続ライセンス)」で、一度購入すればずっと使えるタイプです。ただし価格は +35,200円 と高額なので、慎重に検討しましょう。
個人向けと法人向けの違いは、利用規約とサポート対象の範囲にあります。たとえば、法人向けライセンスは法人名義での導入や再ライセンスが認められているため、企業や団体での利用に適しています。一方、個人向けは家庭や個人事業主向けで、家庭用PCなどに導入するのに最適です。ソフトの内容(Word、Excel、PowerPoint、Outlook)は同じです。
以下のような方には、Office付き構成を選ぶメリットがあります。
- サブスクリプション形式が苦手で、一度買い切りで済ませたい人
- Word、Excel、PowerPointなどをオフラインでも長く使いたい人
- 法人用途で、Officeソフトが必須条件になっている環境
一方で、最近は Googleドキュメントやスプレッドシート などの無料クラウド型オフィスも充実しており、軽い文書作成や表計算なら十分代用可能です。そのため「Officeどうしようかな…」と迷う場合は、まず “なし”で購入 → 必要になったら後から導入 でも安心です。
また、学生や教職員であれば、教育機関向けの無料・割引プログラム(例:Office 365 Education)を利用できるケースもあります。
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メモリ

ThinkPad T14 Gen6 AMDは、SO-DIMMスロット2基を備えた拡張性の高い設計です。DDR5-5600MHzに対応し、最大64GBまでのメモリを搭載可能。用途に応じて、下記を目安に選ぶのがおすすめです。
| 用途・シーン | 推奨容量 | 解説 |
|---|---|---|
| 一般的なオフィス作業・ブラウジング中心 | 16GB(8GB×2) | Word、Excel、Teams中心の軽作業に十分。コストを抑えたい法人導入にも最適。 |
| AI機能・画像処理・複数アプリ同時利用 | 32GB(16GB×2) | Ryzen AIやCopilotを活用する場合の標準構成。メモリ不足を感じにくく、快適な動作を維持できます。 |
| 高解像度動画編集・RAW現像・解析処理 | 64GB(32GB×2) | 大容量データを扱うクリエイターや開発用途向け。AI関連タスクや仮想環境も余裕で動作します。 |
- Copilot+Ryzen AIを使うなら32GB以上が理想。AIタスクや画像認識処理の安定性が向上します。
- スロット式のため、購入後に増設も可能。将来のアップグレードにも柔軟に対応できます。
- 法人導入や長期利用を想定する場合は、標準で32GB構成を選ぶのが安心です。
ストレージ

ThinkPad T14 Gen6 AMDは、PCIe-NVMe Gen4対応のM.2 SSD(2280)を搭載。高速読み書きにより、起動やファイル転送もストレスなく行えます。ビジネス用途からクリエイティブまで、目的に合わせて容量を選びましょう。
| 容量 | SSDタイプ | 特徴・おすすめ用途 |
|---|---|---|
| 256GB | Gen4 TLC(OPAL対応) | 軽量な書類作成・メール中心のビジネス利用に十分。最小構成でコスト重視のユーザー向け。 |
| 512GB | Gen4 TLC(OPAL対応) | 写真・動画ファイルを扱う一般業務におすすめ。容量とコストのバランスが良好。 |
| 512GB(Performance) | Gen4 Performance TLC(OPAL対応) | 高速アクセスを重視する場合に最適。OSやAI処理の応答がよりスムーズに。 |
| 1TB | Gen4 TLC(OPAL対応) | 大量の資料・アプリを保存したいユーザー向け。法人導入でも人気の容量帯。 |
| 1TB(Performance) | Gen4 Performance TLC(OPAL対応) | データ転送速度をさらに追求。AI処理や動画編集にも対応できる上位構成。 |
| 2TB(Performance) | Gen4 Performance TLC(OPAL対応) | 開発・映像制作・AI解析など大容量データを扱うプロフェッショナル向け。 |
- 256GB → 軽量業務中心/512GB → 標準/1TB以上 → 長期利用・AI処理向けが目安。
- 性能重視の方は「Performance TLC」モデルを選ぶと、連続書き込みやAI処理のレスポンスがさらに向上。
- すべての構成がOPAL暗号化対応のため、セキュリティ面も安心です。
- ストレージは換装・増設が可能な設計で、将来的なアップグレードにも柔軟に対応します。
ディスプレイ

T14 Gen6 AMDは、14型WUXGA(1920×1200)または2.8K OLED(2880×1800)の複数ディスプレイから選択可能です。いずれもアスペクト比16:10で、縦方向に広く、資料作成やWeb閲覧でも快適な表示領域を確保しています。
標準構成のWUXGA IPS液晶(400nit/45%NTSC)はコストパフォーマンスに優れ、ビジネス用途には十分な明るさと視認性を持っています。
より鮮やかな発色を求める場合は、100%sRGB対応・500nitの省電力パネルがおすすめ。長時間作業でも色の再現性が高く、写真や資料デザインの確認にも適しています。
また、最上位の2.8K OLED(有機EL)ディスプレイは、HDR500・100%DCI-P3・ブルーライト軽減機能を備え、映像編集やクリエイティブ用途にも対応。滑らかなVRR 30〜120Hz表示により、スクロールや動画再生も非常にスムーズです。
| 種類 | 解像度・輝度 | 特徴・用途 |
|---|---|---|
| WUXGA IPS(45%NTSC) | 1920×1200/400nit | 標準構成。事務作業・資料閲覧中心に最適。 |
| WUXGA IPS(100%sRGB・省電力) | 1920×1200/500nit | 色再現性・省電力性能のバランスが優秀。 |
| 2.8K OLED(HDR500・DCI-P3) | 2880×1800/500nit | 発色・コントラスト・滑らかさすべて最高水準。 |
長時間のオフィスワークにはWUXGA省電力パネル、映像やデザイン業務が多い方は2.8K OLEDモデルを選ぶと満足度が高いでしょう。
内蔵カメラ

T14 Gen6 AMDの内蔵カメラは、どの構成でも500万画素の高解像度カメラを標準搭載しています。映像の明るさやシャープさに優れ、オンライン会議やWeb面接、リモート授業でも自然な画質で映ります。全モデルにプライバシーシャッターが付いており、物理的にカメラを遮断できる安心設計です。
オプションで選べるIRカメラ(顔認証対応)モデルでは、Windows Helloによる顔認証ログインが可能になります。マスクなしでも瞬時にサインインでき、セキュリティと利便性を両立。暗所でも高い認識精度を発揮します。
ZoomやTeamsでの会議が多い方や、オフィスと自宅を頻繁に行き来するユーザーには、IRカメラ付きモデル(+4,400円)が特におすすめです。
| カメラ構成 | 特徴 | 主な用途 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 500万画素カメラ+マイク | 高解像・プライバシーシャッター付き。標準的なWeb会議に最適。 | 一般的な業務・学習 | ★★★★☆ |
| 500万画素カメラ+IRカメラ+マイク | 顔認証ログイン対応。暗所でも高精度。 | セキュリティ重視・リモート会議中心 | ★★★★★ |
指紋センサー

T14 Gen6 AMDは、電源ボタン一体型の指紋センサーを搭載可能です。
電源を入れると同時にWindowsへのログインが完了し、スリープ解除もワンタッチ。
TPM 2.0チップと連携することで、認証データは暗号化され安全に保管されます。
顔認証を搭載しない構成でも、指紋センサーがあれば高いセキュリティを維持でき、外出先でのログイン操作もスムーズ。利便性と安全性を両立した実用的な機能です。
キーボード

T14 Gen6 AMDのキーボードは、長年にわたり高い評価を得ている6列配列・フルサイズ仕様。打鍵感と耐久性のバランスが非常に優れており、1日中の入力作業でも疲れにくい設計です。もちろん、ThinkPad伝統のトラックポイント+3ボタンクリックパッドを搭載し、マウスを使わずにスムーズな操作が可能です。
キー配列は日本語/英語のいずれも選択でき、さらにバックライト付きモデルも用意されています。暗い会議室や夜間の作業でも視認性を確保できるため、出張の多いビジネスユーザーには特におすすめです。
また、T14 Gen6 IALでは新たにCopilotキーを標準装備。ワンタッチでAIアシスタントを呼び出せるため、AIサポートを活用した業務効率化にも最適です。
| 構成 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| ブラック・日本語 | 標準構成。安定した打鍵感と日本語配列。 | オフィスワーク全般 |
| ブラック・英語 | グローバル業務向け。英語表記PCに慣れた方に。 | エンジニア・外資系環境 |
| バックライト付き(日本語/英語) | 暗所でも快適に入力可能。 | 出張・夜間作業・在宅勤務 |
特に、バックライト付き日本語配列は、視認性・快適性の両面で最もバランスの取れた選択肢です。
日本語キーボードと英語キーボード。

バックライトキーボードが光っている様子

ビデオ変換アダプター
ビデオ変換アダプターは、USB Type-CポートをDisplayPortに変換するための外付けケーブルです。主に外部ディスプレイやプロジェクターへの映像出力用途で使用しますが、T14 Gen6 AMDはもともとHDMIポートを標準装備しているため、通常の会議やプレゼン環境では十分対応可能です。
そのため、DisplayPort入力を必ず使う環境(業務用ディスプレイや高解像度モニターなど)でない限り、このオプションを追加する必要はありません。
外出先での会議や複数ディスプレイ運用を想定している方、特に4KモニターをDisplayPortで接続したいユーザーのみ、+4,400円の追加で選択しておくと安心です。
| 構成 | 用途 |
|---|---|
| なし(標準) | HDMI出力で十分な一般的な会議・業務 |
| USB-C → DisplayPort変換アダプター | DisplayPort専用モニター・高解像度出力用途 |
カードスロット

ThinkPad T14 Gen6 AMDのカードスロットは、標準ではなし構成ですが、オプションでスマートカードリーダー(+2,200円)を追加できます。
一般的な利用では不要ですが、企業のセキュリティカード認証や電子証明書を使った本人確認を行う環境では必須となる場合があります。特に官公庁・金融機関・大企業など、情報セキュリティ基準の高い職場で採用されるケースが多い機能です。
一方、個人ユーザーや一般的なビジネス利用では、外付けのUSBカードリーダーで代用できるため、内蔵にこだわる必要はありません。
バッテリー

ThinkPad T14 Gen6 AMDのバッテリーは、52.5Whまたは57Whの2種類から選択できます。どちらも4セル構成で、長時間駆動と軽量性のバランスに優れています。
出張や外出先での利用が多い方は、わずか+2,200円で選べる57Whモデルが断然おすすめです。容量が約9%増えることで、動画再生や会議ツール利用時などの持続時間がさらに安定し、モバイルワークでも安心して使えます。
また、Rapid Charge(急速充電)に対応しており、約1時間で80%充電が可能。休憩や移動中でもすぐに再稼働できるため、実用面でのメリットは非常に大きいです。
| 構成 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| 52.5Wh(-¥2,200) | 軽量重視構成。コストを抑えたい方向け。 | オフィス常駐・短時間の持ち歩き |
| 57Wh(標準) | 駆動時間が長く、モバイル用途に最適。Rapid Charge対応。 | 出張・カフェ作業・外出先利用 |
電源アダプターの選び方- 標準ACとスリムGaN/Nano GaNの違い

ThinkPad T14 Gen6シリーズでは、電源アダプター(充電器)も用途に応じてカスタマイズが可能です。標準装備のものに加えて、軽量・コンパクトなGaN(窒化ガリウム)仕様のアダプターがオプションで選択できます。
現在、選べるアダプターは以下の3種類です。
| 種類 | 特徴・メリット |
|---|---|
65W ACアダプター![]() | 最もスタンダードなモデル。堅牢でコスト重視。やや大きめ・重めだが信頼性重視派向け。 |
65W スリムGaN ACアダプター![]() | GaN素材を採用し、従来比で小型・軽量化。持ち運びが多い人におすすめ。コンパクト設計。 |
65W ウォールマウントNano GaN ACアダプター![]() | GaN技術採用+壁コンセント直付け設計。最も小型・軽量。カフェや出張先でも省スペースでスマートに使える。 |
公式サイトの口コミまとめ
ThinkPad T14 Gen6 AMD は、国内外ユーザーから総じて高評価を得ています。特に 反射防止OLEDディスプレイ や 堅牢な筐体・打鍵感の良さ が好評で、コストパフォーマンスを評価する声も多く見られます。
一方で、Windows設定やSSD仕様への軽微な不満も一部報告されています。
🌟 高評価ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 🖥️ ディスプレイ品質 | 「反射防止の2.8K OLEDが非常に見やすい」「光沢を避けたい人には理想的」との声が多く、画面の美しさと実用性を両立。 |
| 💻 キーボードと操作感 | 「打鍵感が心地よく、ヒンジも堅牢」「キーがメカニカルに近く正確に入力できる」など、ThinkPadらしい操作性を評価。 |
| ⚙️ 性能と安定性 | Ryzen AI Proによる快適な処理速度に加え、「どんな作業もストレスなく動く」「発熱が少なく安定している」との意見。 |
| 🔋 モバイル性・バッテリー | 「軽量で持ち運びやすい」「1日中バッテリーがもつ」との声。出張・在宅ワークの両方で高く評価。 |
| 💰 コストパフォーマンス | 「この性能でこの価格は素晴らしい」「ビジネス用として最もバランスが良い」という意見が目立ちます。 |
⚠️ 改善要望・やや気になる点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 🔄 SSD仕様のばらつき | 「Gen5でなくGen4 SSDが搭載されていた」との指摘あり。体感差は少ないが、一部ユーザーは性能差を気にする様子。 |
| 💡 発熱と挙動 | 「長時間使用で本体が少し温かくなる」「エクスプローラーが時々固まる」など、軽度の動作報告が少数。 |
| ⚙️ 初期設定(Windows関連) | 「Microsoftアカウント/OneDriveが強制的に設定される」点に不満の声。ただしOS仕様に起因する内容。 |
総評
「ビジネスに最適な万能ノート」
反射防止OLEDの視認性、堅牢ボディ、快適なキーボードなど、ThinkPadの王道的完成度を維持。Ryzen AIによるAI処理性能と優れたコスパで、法人・個人問わず幅広い層におすすめできる1台です。
まとめ

ThinkPad T14 Gen6 AMD は、最新の Ryzen™ AI PRO 300シリーズ を搭載し、AI処理・性能・省電力のバランスに優れたモデルです。
14型の扱いやすいサイズ感に、MIL-STD-810H準拠の堅牢設計 と 反射防止2.8K OLEDディスプレイ を備え、
在宅・出張・オフィスのすべてのシーンで高い生産性を発揮します。
さらに、スロット式メモリによる拡張性やRapid Charge対応バッテリー、多彩なポート構成など、長期利用を見据えた設計も大きな魅力。
「性能・品質・コスパ」の3拍子が揃った、次世代ビジネスノートの決定版 と言えるでしょう。
- AI対応のノートPCをコストパフォーマンス重視で選びたい
- 長時間駆動・堅牢性・軽さのバランスを重視するビジネスユーザー
- OLEDディスプレイの高精細表示を反射なしで使いたい
- 将来を見据えてメモリやストレージを拡張したい法人ユーザー
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