ThinkPad P16s Gen 4 (Intel)|性能・特徴・おすすめ構成【2025年最新】

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  • 第2世代 Intel® Core™ Ultra 搭載で、AI処理と効率性を両立
  • 最大96GBメモリ&PCIe Gen5 SSDで重いデータ処理も快適
  • NVIDIA® RTX™ PRO(Blackwell)対応でCAD・3D制作も安定

ThinkPad P16s Gen 4(Intel)は、AI対応のIntel® Core™ Ultraプロセッサーを搭載し、エンジニア・デザイナー・クリエイターなど、モビリティと処理性能を両立したいプロフェッショナルに最適な16型モバイルワークステーションです。

最大Intel® Core™ Ultra 9 285Hまで選択可能で、
内蔵NPUによるAI支援処理や、インテル® vPro®による高いセキュリティと管理性を実現。

また、最大96GBのDDR5メモリPCIe Gen5 SSDにより、複雑な3Dモデルや大規模データの処理もスムーズにこなします。

さらに、オプションのNVIDIA® RTX™ PRO 1000 Blackwell GPUを選択すれば、CAD・BIM・レンダリング・映像制作といったプロ用途にも対応。

長時間駆動バッテリーや堅牢な設計で、オフィスでも外出先でも安定したパフォーマンスを発揮します。

CPUIntel® Core™ Ultra(シリーズ2)
Core Ultra 5 225H/235H
Core Ultra 7 255H/265H
Core Ultra 9 285H
グラフィックス– Intel® Arc™ グラフィックス(内蔵)
– NVIDIA® RTX™ PRO 500
– NVIDIA® RTX™ PRO 1000 Blackwell
メモリ最大96GB
(DDR5-5600、2スロット)
ストレージ 512GB/1TB/2TB SSD
(PCIe Gen5 NVMe、Opal 2.0対応)
ディスプレイ– 16.0型 WUXGA(1920×1200/400nit/100%sRGB)
– WQUXGA OLED(3840×2400/400nit/100% DCI-P3)
通信Wi-Fi 7/Bluetooth® 5.4/有線LAN(RJ-45)/ 4G LTE(オプション)対応
重さ約1.82kg〜
バッテリー57Wh/75Wh(Rapid Charge対応:約1時間で80%充電)

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目次

7つの特徴

プロフェッショナルのために設計されたThinkPad P16s Gen 4 (Intel)は、最新のAI対応CPUと高性能GPUを組み合わせたモバイルワークステーション。

設計・開発・映像編集・教育など、あらゆる現場でパワーとモビリティを両立する1台です。ここでは、その実力を支える7つのポイントを詳しく紹介します。

特徴

Intel Core Ultra(シリーズ2)搭載でAI性能を大幅アップ

最新の第2世代Intel Core Ultraプロセッサー(シリーズ2)を搭載。内蔵NPU「Intel AI Boost」がAI処理をCPUやGPUから分担し、消費電力を抑えながら生産性を高めます。AIによる自動調整で、ブラウジングからクリエイティブ作業まで快適に動作します。

特徴

NVIDIA RTX PRO Blackwell GPUでプロ向けグラフィックス

オプションのRTX PRO 500/1000 Blackwell GPUを選べば、CAD・BIM・映像制作・AI推論などの重い処理もスムーズ。独立系ソフトベンダー(ISV)認定を取得しており、AutoCADやSolidWorksなど業務用アプリの安定動作を保証します。

特徴

最大96GBメモリ+Gen5 SSDで超高速マルチタスク

2スロット構成で最大96GBまでメモリを拡張可能。さらに最新のPCIe Gen5 SSDに対応し、データ読み書き速度が従来比約2倍に向上。複数アプリを同時に開いても処理が止まらず、開発・設計・編集作業を効率化します。

特徴

高解像度・高色域の16型ディスプレイ

作業領域の広い16:10比率ディスプレイを採用。標準のWUXGA(1920×1200/100%sRGB)に加え、
オプションで
WQUXGA OLED(3840×2400/100% DCI-P3)も選択可能。HDR・CAD図面・映像編集など、色再現が重要な業務にも最適です。

特徴

ISV認定済みで業務アプリの安定動作を保証

主要なCAD・CG・設計アプリケーションのISV認定(独立ソフトウェアベンダー認証)を取得。実務で使用されるアプリの動作を保証し、建築設計・製造設計・映像制作などのプロフェッショナルワークを安定的に支えます。

特徴

堅牢な設計と充実の接続性

MIL-STD-810H準拠のテストをクリアした堅牢設計。さらに、Wi-Fi 7/Bluetooth 5.4/RJ-45/Thunderbolt 4×2ポートを装備し、ドッキングステーションや外部モニターとの接続も柔軟。どんな環境でも即戦力として活躍します。

特徴

セキュリティと管理性を強化したビジネス設計

指紋センサー付き電源ボタン、IRカメラによる顔認証、TPM2.0、さらにIntel vProテクノロジー対応モデルでは、リモート管理や障害時の遠隔修復も可能。オフィスでもリモート環境でも安全で安心な運用を実現します。

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製品仕様まとめ

ThinkPad P16s Gen4 Intelは、AI処理に対応した最新CPUと、最大96GBメモリ/Gen5 SSDによる高い拡張性を備えた16型モバイルワークステーションです。

AIによる自動化機能と優れた省電力性を両立し、開発・設計・映像制作・教育など幅広い分野で活躍します。以下に主要な仕様をまとめました。購入時のカスタマイズや構成検討の参考にしてください。

詳細仕様はこちらをクリック!
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項目内容
初期導入済OSWindows 11 Pro (64bit) – Lenovoはビジネスに Windows 11 Pro をお勧めしますWindows 11 Home (64bit)Ubuntu Linux LTS(後日出荷予定)
プロセッサーIntel® Core™ Ultra 5/7/9 Hシリーズ(シリーズ2)・Core Ultra 5 225H/235H・Core Ultra 7 255H/265H・Core Ultra 9 285H(最大5.4GHz)
セキュリティー・チップ(TPM)あり(TPM 2.0)
その他のセキュリティー機能パワーオンパスワード、スーパーバイザーパスワード、システムマネジメントパスワード、ハードディスクパスワード(NVMeパスワード)、ケーブルロックスロット(2.5×6mm)
最大メモリー容量最大96GBDDR5-5600 non-ECC SODIMMDDR5-6400 non-ECC CSODIMM
最大搭載メモリー数(スロット数)2スロット
ストレージタイプM.2 PCIe NVMe SSD(Gen5対応)
RAID構成なし
光学ドライブタイプなし
ビデオ・チップIntel® Arc™ グラフィックス(CPU内蔵)NVIDIA® RTX™ PRO 500 Blackwell Laptop GPU(6GB GDDR7)NVIDIA® RTX™ PRO 1000 Blackwell Laptop GPU(8GB GDDR7)
ディスプレイ16.0型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)、光沢なし、400nit、100%sRGB16.0型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)、光沢なし、500nit、省電力、Eyesafe®認証16.0型 WQUXGA OLED(3840×2400)、反射防止/汚れ防止、400nit、100% DCI-P3、マルチタッチ対応
インターフェース(ポート)HDMIポート×1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1、ケーブルロックスロット(2.5×6mm)、イーサネットコネクター(RJ-45)
インターフェース(USBポート)Thunderbolt 4 ×2、USB 3.2 Gen 1 ×2(うち1つはPowered USB)
カードスロットNano-SIMカードスロット ×1(WWANモデルのみ)スマートカードリーダー ×1(オプショナル)
WWAN4G LTE搭載可能(Quectel EM160R-GL対応)
ワイヤレスWi-Fi 7搭載可能
BluetoothBluetooth v5.4搭載可能
イーサネット10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T(Wake-on-LAN対応)
オーディオ機能デジタルマイクロホン、ステレオスピーカー(Dolby Audio対応)
内蔵カメラ5.0MPカメラ(プライバシーシャッター付き)5.0MP+IRカメラ(プライバシーシャッター付き、人感検知対応)
カラーセンサーX-Rite Pantone ファクトリー・カラー・キャリブレーション *1
キーボードフルサイズ・キーボード(6列)/110キー(テンキー、Fnキー、PgUp/PgDnキー、Windowsキー、Copilotキー搭載)JIS配列、TrackPoint、ThinkPadクリックパッド、バックライト付き
指紋センサー標準搭載(パワーボタン一体型)
ポインティング・デバイスTrackPoint+ThinkPadクリックパッド
*本体寸法(幅×奥行き×高さ) 2約361.5×248.6×12.6mm(前端)–18.17mm(後端)/最厚部 25.35mm
*本体質量 2約1.82kg〜
バッテリー(ユーザー交換可能)3セル リチウムイオンポリマーバッテリー 57Wh/75Wh(Rapid Charge対応)
ACアダプターUSB Type-C 100W スリム ACアダプター(急速充電対応)
*バッテリー駆動時間 2JEITA測定法3.0:動画再生時 約13時間・アイドル時 約23時間
省エネ法に基づくエネルギー消費効率(2022年度基準達成率)12区分 30.7kWh/年(AAA)
本体カラーブラック

インターフェース

ThinkPad P16s Gen4 Intelは、最新のThunderbolt 4ポートを2基搭載し、高速データ転送・外部ディスプレイ接続・充電をすべて1本のケーブルで実現します。

さらに、HDMIや有線LAN(RJ-45)などビジネスシーンで必要なポートも標準装備。多彩な周辺機器とスムーズに接続できる、安心のインターフェース構成です。

左側面

  • HDMIポート
    • 最大4K/60Hz出力に対応し、外部モニターやプロジェクターへの接続に便利。
  • Thunderbolt 4 ×2(USB-C兼用)
    • USB PD(Power Delivery)対応で本体充電も可能。
    • 最大40Gbpsの高速転送と、8K映像出力にも対応しています。
  • USB 3.2 Gen1(Always On対応)
    • 常時給電が可能なUSB-Aポート。スマホや周辺機器の充電にも使えます。
  • マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック(3.5mm)
    • ヘッドセットや外部マイクを接続して、オンライン会議や音声通話を快適に。

右側面

  1. スマートカードリーダー(カスタマイズで選択可)
    • セキュリティ強化や社内認証用途に活用可能。
  2. USB 3.2 Gen1
    • 外付けストレージやマウス、キーボードなどの接続に対応。
  3. イーサネット・コネクター(RJ-45)
    • 安定した有線LAN接続が可能。企業ネットワーク環境でも安心して使用できます。
  4. ケーブルロックスロット(2.5×6mm)
    • 盗難防止用ケーブルロックを装着可能。公共スペースでの利用時も安全です。

外部ディスプレイ:本体画面を含め最大4画面(外部最大3台)までの独立表示に対応。会議・設計・編集のワークフローを拡張できます。

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CPUの特徴

ThinkPad P16s Gen4 Intelは、最新の第2世代Intel Core Ultraプロセッサー(シリーズ2)を搭載しています。

このCPUは、単なる世代アップではなく、AI処理・電力効率・グラフィックス性能のすべてが進化した次世代アーキテクチャです。AIによる作業効率化から、高負荷な設計・編集業務まで幅広くカバーし、ノートPCの性能を大きく引き上げています。

第2世代Intel Core Ultraがもたらす新しいAIパフォーマンス

ThinkPad P16s Gen4 Intelには、最新のIntel Core Ultra(シリーズ2)を搭載。従来のCPUやGPUに加えて、AI専用エンジン「NPU(Neural Processing Unit)」を内蔵しており、これまでよりも少ない消費電力でAIタスクを高速に処理します。

CPU+GPU+NPUの「3エンジン構成」

Core Ultraシリーズは、CPU(汎用処理)・GPU(グラフィックス)・NPU(AI処理)の3基構成。

たとえば、写真補正・音声ノイズ除去・会議の要約などのAI機能を、CPU/GPUだけに頼らずNPUが専用で担当することで、より効率的に処理できます。

これにより、OfficeアプリやブラウザでのAI支援機能(Copilotなど)が軽快に動作し、作業中のレスポンスやバッテリー効率も大きく向上します。

高クロック化&発熱制御の進化

Core Ultra 9 285Hでは、最大5.4GHzの高クロック動作を実現。

設計や動画編集といった負荷の高いタスクでも、安定したパフォーマンスを維持します。さらに、低温動作設計と電力制御の最適化により、騒音や発熱を抑えつつ高いパフォーマンスを発揮します。

トップクラスのAI処理能力

NPU「Intel AI Boost」は最大13TOPS(1秒間に13兆回の演算)を実現。CPUやGPUを合わせると最大約99TOPSという演算性能を発揮し、AIによる画像認識・自動補正・生成支援などをローカルで高速処理可能。クラウドに頼らず、オフラインでもAI機能を活用できるのが強みです。

vPro対応モデルでのリモート管理にも最適

Core Ultra 7/9では、Intel vPro Enterprise対応モデルも選択可能。これにより、企業環境でのリモートメンテナンスやセキュリティ管理が容易になります。IT部門による一括監視や設定が可能なため、法人導入にも適しています。

まとめ

Intel Core Ultraは、AI時代に最適化された新アーキテクチャ。高速かつ省電力な処理により、重い業務も軽快に、AI支援機能もスムーズにこなします。

ThinkPad P16s Gen4 Intelは、その性能を最大限に引き出す設計で、開発・設計・クリエイティブ・教育など、あらゆる分野で高い生産性を支えます。

おすすめ構成とカスタマイズの注意点

CPUの選び方

ThinkPad P16s Gen4 Intelは、AI時代に対応した最新のIntel Core Ultra Hシリーズを採用。
5つのCPU構成から選択でき、用途に合わせて性能・消費電力・価格のバランスを自由に調整できます。

ここでは、代表的な利用シーン別に「どのCPUを選ぶべきか」を整理しました。

ThinkPad P16s Gen4 Intelでは、以下の5種類のプロセッサーが選択可能です。

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CPU名ベースクロック/最大クロック特徴おすすめ用途
Core Ultra 5 225H4.3GHz/4.9GHz標準的なビジネス用途に最適。コスパと安定性を重視するユーザー向け。事務作業、テレワーク、出張用
Core Ultra 5 235H(vPro対応)4.4GHz/5.0GHzリモート管理に対応したvProモデル。法人導入におすすめ。IT管理環境、企業PC導入
Core Ultra 7 255H4.4GHz/5.1GHz高負荷作業にも強いバランス型。RTX GPUとの組み合わせにも最適。CAD/画像編集/開発用途
Core Ultra 7 265H(vPro対応)4.5GHz/5.3GHzvProによるリモートメンテナンスが可能。長時間の安定稼働にも強い。設計・解析・エンジニア用途
Core Ultra 9 285H(vPro対応)4.5GHz/5.4GHz最高クラスの性能を持つ上位モデル。AI開発や動画編集などハイエンド用途向け。3D制作/AI推論/映像処理

選び方のポイント

  • AIを使うならCore Ultra 7以上がおすすめ
     AIアシスト機能や生成処理などで、NPU性能がより高く発揮されます。
  • コスパ重視ならCore Ultra 5シリーズが最適
     消費電力が低く、静音性とバッテリー駆動時間を重視したいユーザーに向いています。
  • 法人導入やリモート管理が必要ならvPro対応モデルを選択
     セキュリティ・運用管理を重視する場合は、235H/265H/285Hが安心です

Core Ultra 5は「軽快な汎用モデル」、Core Ultra 7は「プロ向け高性能モデル」、Core Ultra 9は「本格的なワークステーションクラス」という位置づけ。

価格差はありますが、業務負荷や将来のAI活用を考えるならCore Ultra 7以上が最もバランスの取れた選択です。

メモリの選び方

ThinkPad P16s Gen4 Intelは、メモリスロットを2基(デュアルスロット)搭載しており、あとからの増設や交換が可能な構成になっています。

最大で96GB(48GB×2)まで対応しており、軽作業からプロフェッショナル用途まで幅広くカバーします。

標準では高速なDDR5-5600またはDDR5-6400メモリを採用。処理速度・安定性・拡張性のバランスが優れており、
ワークステーションとして長く使える設計です。

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用途推奨メモリ備考
一般的なオフィス業務・出張用16GB(DDR5-5600)Word/Excel/Teamsなどで快適。コスパ重視派におすすめ。
画像編集・プログラミング・軽い設計作業32GB(DDR5-5600 or 6400)複数アプリの同時起動もスムーズ。デュアル構成で体感速度アップ。
CAD・解析・動画編集などの高負荷業務64GB(DDR5-6400)大規模データ・4K動画の処理に適した余裕の容量。
AI開発・シミュレーションなどの上級用途96GB(DDR5-6400)最大構成。AIや解析など、重い処理を常に行う方向け。
デュアルチャネル構成を推奨

ThinkPad P16s Gen4 Intelでは、同容量メモリを2枚使用する「デュアルチャネル構成」が理想です。CPUとメモリ間のデータ転送を並列化でき、アプリの応答性や処理速度が大きく向上します。

例えば、16GB×2(32GB)や48GB×2(96GB)の構成では、シングルチャネル構成と比べて体感で20〜30%のパフォーマンス向上が見込めます。

ビジネス中心なら16〜32GBで十分ですが、動画編集や設計業務など負荷の高い作業には64GB以上+デュアル構成がおすすめ。

2スロット仕様のP16s Gen4なら、購入後の増設にも柔軟に対応できるため、長期的な運用を考えるユーザーにも最適な設計です。

OS

ThinkPad P16s Gen4 Intelでは、Windows 11 HomeWindows 11 Proの2種類から選択できます。
どちらも最新のWindows 11環境で快適に動作しますが、セキュリティやリモート機能などに違いがあります。

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OS特徴おすすめ用途
Windows 11 Home 64bit家庭向けの標準エディション。Microsoftアカウント連携やAI機能をすぐに利用可能。個人購入、学生、テレワーク中心のユーザー
Windows 11 Pro 64bit企業・ビジネス向けの上位版。ドメイン参加、BitLocker、リモートデスクトップなどの機能を搭載。会社支給PC、法人導入、セキュリティ重視のユーザー
💡 OSとは?

OS(オーエス)とは「Operating System(オペレーティング・システム)」の略で、パソコンを動かすための基本ソフトのことです。WindowsやMacOSなどが代表的で、これがないとパソコンはただの箱にすぎません。アプリを動かしたり、画面に表示したり、インターネットにつなげたりするのも、すべてOSが土台になっています。

Lenovoは、ビジネス利用にはWindows 11 Proを推奨しています。特に、vPro対応CPU(Core Ultra 5 235H/7 265H/9 285H)を選ぶ場合は、リモート管理機能をフルに活用できるPro版が最適です。

言語選択について

初期導入OSの言語は以下の2種類から選択できます。

  • 日本語版(Windows 11 Pro 64bit – 日本語)
  • 英語版(Windows 11 Pro 64bit – 英語US/UK)

海外仕様キーボードやグローバル展開を想定する場合は英語版も選べますが、国内での利用やサポート面を考えると、日本語版を選ぶのが安心です。

個人利用ならWindows 11 Homeでも十分ですが、社内ネットワーク接続やセキュリティ要件のある環境ではWindows 11 Pro一択。特にvPro対応モデルを選ぶ場合は、OSもPro版で揃えるのがベストバランスです。

Microsoft Office

ThinkPad P16s Gen4 Intelでは、プリインストールされる Microsoft Office を選択できます。購入後に自分で追加も可能ですが、最初から導入しておくとライセンス管理やセットアップの手間が省けて便利です。


選択肢は以下の通りです。

  • なし(自分で後から用意する)
  • Office Home & Business 2024(個人向け/法人向け)

どちらも「買い切り型(永続ライセンス)」で、一度購入すればずっと使えるタイプです。ただし価格は +35,200円 と高額なので、慎重に検討しましょう。

個人向けと法人向けの違いは、利用規約とサポート対象の範囲にあります。たとえば、法人向けライセンスは法人名義での導入や再ライセンスが認められているため、企業や団体での利用に適しています。一方、個人向けは家庭や個人事業主向けで、家庭用PCなどに導入するのに最適です。ソフトの内容(Word、Excel、PowerPoint、Outlook)は同じです。

以下のような方には、Office付き構成を選ぶメリットがあります。

オフィス付き構成を選ぶべき人
  • サブスクリプション形式が苦手で、一度買い切りで済ませたい人
  • Word、Excel、PowerPointなどをオフラインでも長く使いたい人
  • 法人用途で、Officeソフトが必須条件になっている環境

一方で、最近は Googleドキュメントやスプレッドシート などの無料クラウド型オフィスも充実しており、軽い文書作成や表計算なら十分代用可能です。そのため「Officeどうしようかな…」と迷う場合は、まず “なし”で購入 → 必要になったら後から導入 でも安心です。

また、学生や教職員であれば、教育機関向けの無料・割引プログラム(例:Office 365 Education)を利用できるケースもあります。

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ストレージ

ThinkPad P16s Gen4 Intelは、最新のPCIe Gen5 SSDに対応しており、従来のGen4 SSDよりも最大2倍のデータ転送速度を実現します。大容量データや動画編集、AI処理を扱う際もストレスのない作業が可能です。

また、全モデルがOpal 2.0暗号化対応のセキュアストレージを採用しており、企業データを扱う環境でも安心して運用できます。

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容量規格特徴おすすめ用途
512GB (Gen4)PCIe 4.0 NVMe標準構成。日常業務や軽い画像処理に十分な容量。一般的なビジネス用途
512GB (Gen5 Performance)PCIe 5.0 NVMeGen4比で高速化。OSやアプリの起動がよりスムーズ。AIアプリや設計ツールを快適に使いたい方
1TB (Gen4/Gen5 Performance)PCIe 4.0/5.0 NVMe大容量ファイルや動画素材を扱うユーザー向け。エンジニア・クリエイター
2TB (Gen5 Performance)PCIe 5.0 NVMe最大構成。大規模プロジェクトや仮想環境にも対応。ワークステーション・研究開発

Gen4 vs Gen5 SSDの違い

比較項目Gen4 SSDGen5 SSD
最大転送速度約7,000MB/s約13,000MB/s
消費電力低い(省エネ重視)やや高い(高性能重視)
発熱少なめ若干多い(冷却性能重視設計が必要)
想定ユーザー一般的なビジネス/事務作業高速処理が必要なクリエイター/AI用途

高速ストレージを活かすには、PCIe 5.0対応モデルを選ぶのが理想。ただし、コスパや消費電力を重視するならGen4も十分実用的です。

  • 一般ユーザーや出張用ノート → 512GB Gen4
  • 設計・動画編集・AI解析用途 → 1TBまたは2TB Gen5 Performance

ThinkPad P16s Gen4 IntelはM.2スロット構成のため、後からの換装・アップグレードも容易
長期運用を見据えて、容量に余裕を持たせておくのがおすすめです。

本機のM.2スロットはPCIe 4.0 x4実装です。Gen5 Performance SSDを選んだ場合も、動作はPCIe 4.0相当になります。

ディスプレイ

ThinkPad P16s Gen 4 (Intel) は、作業内容に合わせて 3種類のディスプレイ から選択可能です。すべて16:10の縦長比率で、CAD・表計算・プログラミングなど縦方向の作業領域を重視するユーザーにも最適です。

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モデル解像度/パネル明るさ色域特徴おすすめ用途
WUXGA (1920×1200)IPS/非光沢/マルチタッチ非対応400nit45%NTSC標準構成。バッテリー持ち重視の軽作業向け。事務処理/文書作成/一般ビジネス用途
WUXGA (1920×1200) 高色域・省電力IPS/非光沢/マルチタッチ非対応500nit100%sRGB色再現性・輝度が高く、外出先や会議室でも視認性◎プレゼン、画像確認、Web制作、設計業務
WQUXGA OLED (3840×2400)有機EL/反射防止・汚れ防止/マルチタッチ対応400nit100% DCI-P3Dolby Vision™対応。高コントラスト&色再現性最高クラス。クリエイティブ業務/動画・CAD/デザイン用途
選び方のポイント
  • バッテリー重視派
    • 標準のWUXGA(400nit)で十分。高輝度が不要ならこれが最もコスパ良。
  • 作業効率・色精度重視派
    • 500nit/100%sRGBモデルを推奨。外光下でも快適で長時間作業に最適。
  • 映像・設計・デザイン重視派
    • OLED(有機EL)モデルは4K解像度+100% DCI-P3対応で、写真編集・CAD・BIM・3D表示に最適。

内蔵カメラ

ThinkPad P16s Gen 4 (Intel) は、500万画素カメラを標準搭載。テレワークでも自然でクリアな映像を映し出します。オプションでIR(赤外線)カメラを選ぶと、Windows Hello顔認証人感検知(HPR)による自動ロック/復帰が使えて、利便性とセキュリティが大幅に向上します。

  • 500万画素カメラ
    • フルHD超の高精細、ノイズ低減、プライバシーシャッター付き。
    • 在宅勤務・日常的な会議に最適。
  • 500万画素+IRカメラ(オプション)
    • 顔認証に対応、離席で自動ロック/復帰で即ログイン。
    • セキュリティ重視のビジネスユーザーに最適。

選び方のポイント

  • コスト重視/会議中心 → 標準カメラ
  • 顔認証・人感検知も使いたい → IRカメラ搭載モデル

グラフィックスカード

ThinkPad P16s Gen 4 (Intel) は、用途に合わせて2種類のGPU構成から選択可能です。

CPU内蔵のIntel Arcグラフィックスでも十分な描画性能を備えていますが、本格的な設計・映像処理を行う場合は、NVIDIA RTX PRO 500 Blackwell GPUを選ぶことでさらなるパフォーマンスを発揮します。

  • 内蔵グラフィックス(Intel Arc)
    • CPU内蔵GPUながら、AI処理や軽い3D作業にも対応
    • 動画再生や資料作成、Web会議などの日常業務では十分な性能
    • 省電力設計で発熱が少なく、静音・長時間駆動に有利
      ビジネス用途やモバイル重視のユーザーに最適
  • NVIDIA RTX PRO 500 Blackwell Laptop GPU(6GB GDDR7)
    • プロ向けGPU「RTX Blackwell」世代を採用し、AI・グラフィックス処理を高速化
    • CAD/3D設計、シミュレーション、画像解析などの業務をスムーズに処理
    • 専用メモリ6GB GDDR7を搭載し、描画の安定性・応答性が大幅に向上
      エンジニア・デザイナー・クリエイターなど、プロ用途におすすめ
💡 選び方のポイント
  • 軽量・モバイル重視 → 内蔵グラフィックス
  • パフォーマンス・AI処理重視 → NVIDIA RTX PRO 500 Blackwell

WWAN(モバイル通信)

ThinkPad P16s Gen 4 (Intel) は、オプションで4G LTE通信モジュール(Quectel EM160R-GL) を搭載可能です。Wi-Fi環境がない場所でもネット接続ができるため、移動の多いビジネスユーザーやフィールドワーク職に最適です。

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モデル通信方式eSIM対応価格(構成時)特徴おすすめユーザー
なし(標準構成)Wi-Fiのみ標準Wi-Fi 7/Bluetooth 5.4標準搭載。社内・自宅中心の利用なら十分。オフィス勤務中心/固定回線利用者
Quectel EM160R-GL 4G LTE CAT164G LTE(nanoSIM+eSIM対応)対応+¥18,700高速LTE通信をサポートし、外出先でも安定したネット環境を確保。SIMカードまたはeSIMで利用可能。出張・外回りが多い方/カフェ・現場作業が多い方
選び方のポイント
  • Wi-Fi中心の方 → 標準構成で十分
    • オフィスや自宅など、固定ネット環境での利用がメインならコストを抑えられます。
  • 外出・出張が多い方 → 4G LTEモデルを推奨
    • LTEモデルを選ぶと、eSIM対応で契約切替もスムーズ。
    • VPN接続で安全に社内システムへアクセス可能です。
  • eSIM対応の柔軟性
    • 物理SIMが不要なため、海外出張時の一時的な現地通信プランにも対応できます。

WWAN対応モデルはアンテナ内蔵構造が異なるため、後付け追加は不可です。購入時点での選択をおすすめします。

内蔵カメラ

ThinkPad P16s Gen 4 (Intel) は、500万画素の高解像度カメラを標準搭載。テレワークやオンライン会議でも、自然でクリアな映像を映し出します。さらに、オプションでIR(赤外線)カメラ付きモデルを選ぶと、セキュリティと利便性が大きく向上します。

  • 500万画素カメラ
    • フルHDを超える高精細映像で、顔の明るさや表情を自然に再現
    • ノイズリダクション機能により、暗い環境でもクリアに撮影
    • プライバシーシャッター付きで、使用しない時は物理的にカメラを遮断可能
      在宅勤務や日常的なWeb会議に最適
  • 500万画素 + IRカメラ(オプション)
    • 標準カメラに加え、赤外線センサーを搭載
    • Windows Hello 顔認証に対応し、ログインが瞬時に可能
    • 人感検知機能(Human Presence Detection)により、離席時の自動ロックや復帰時の自動解除が可能
      セキュリティ重視・スマートな運用を求めるビジネスユーザーにおすすめ
💡 選び方のポイント
  • 標準カメラ:コストを抑えてWeb会議中心に使いたい方
  • IRカメラ付きモデル:顔認証や人感検知で利便性と安全性を重視する方

指紋センサー

ThinkPad P16s Gen 4 (Intel)は、セキュリティと利便性を両立できる電源ボタン一体型の指紋センサーをオプションで選択できます。

ボタンに軽く触れるだけでWindowsにログインできるため、パスワード入力の手間を省きつつ、オフィスや外出先でのセキュリティを強化します。

構成特徴おすすめユーザー
指紋センサーなしコストを抑えたい場合に。パスワードまたはPINでログイン。法人一括導入や固定環境での使用に最適。
指紋センサーあり電源ボタン一体型。タッチするだけで瞬時にログイン可能。Windows Hello対応。外出が多いビジネスユーザーやセキュリティ重視の方におすすめ。

顔認証対応のIRカメラと併用すれば、状況に応じて「顔 or 指紋」で素早くログイン可能。セキュリティを強化しつつ、業務効率も高めたいユーザーに最適です。

キーボード

ThinkPad P16s Gen4 Intelは、テンキー(数値キー)を標準搭載した16インチモデルです。テンキー付きキーボードは、表計算や数値入力を頻繁に行うユーザーにとって大きなメリットがあります。

右手のホームポジションを崩さずに数字を入力できるため、Excel作業・CADの座標入力・経理処理などの効率が格段に向上します。

✨ テンキー付きのメリット
  • 数値入力のスピードアップ(Excel、CAD、見積書入力など)
  • 右手の操作が安定し、入力姿勢が自然
  • ショートカット操作が増え、作業効率アップ(例:Alt+数値キーで特殊記号入力)
  • 電卓代わりとしても便利

選択できるキーボード構成

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キーボードタイプ言語配列バックライト特徴
ブラック、数値キー付き・日本語日本語なし標準構成。テンキー付きで快適な数値入力が可能。
ブラック、数値キー付き・英語英語なし国際業務・プログラミング向け。英語配列を好む方に最適。
バックライト付き・日本語日本語あり暗所作業でもキーが見やすい。デザイン性と実用性を両立。
バックライト付き・英語英語あり海外出張やグローバル環境での使用に最適。

日本語キーボードと英語キーボード。以下は14インチキーボードの例。

バックライトキーボードが光っている様子

飛行機や暗い環境で活躍

バックライト付きで視認性抜群、かつ長年支持されるThinkPadらしい打鍵感を実現。自分に合った配列を選ぶことで、「生産性」と「快適性」 をさらに高められます。

さらに、Copilotキー(AIアシスタント呼び出しキー)を新搭載。
ワンタッチでMicrosoft Copilotを起動でき、AIによる業務効率化をすぐに活用できます。
ThinkPadらしい確かな打鍵感と最新AI時代の操作性が両立した、完成度の高いキーボードです。

ビデオ変換アダプター

ThinkPad P16s Gen 4 (Intel)は、HDMIポートと2つのThunderbolt 4ポートを標準装備しており、最大で外部3画面出力に対応します。そのままでも高い拡張性を持ちますが、プレゼンや会議室での投影、旧型モニター接続には
変換アダプターを活用するとさらに便利です。

USB Type-C – VGA変換アダプターの例
スクロールできます
アダプター名主な機能・特徴おすすめの用途選び方のポイント
HDMI–VGA変換アダプターHDMI出力をVGAに変換可能。古いモニターやプロジェクターに対応。社外会議・プレゼンテーション時に最適。旧型プロジェクターとの接続に最適。
USB Type-C–VGA変換アダプターUSB-C(Thunderbolt 4)からVGA出力可能。HDMI使用中でも別出力が可能。複数ディスプレイ環境・会議用途におすすめ。複数出力や拡張表示を行う場合に便利。
USB Type-C–DisplayPort変換アダプター高解像度・高リフレッシュレート対応(4K/高色域表示に対応)。映像編集・CAD・デザインなどプロ向け用途。高解像度出力・映像編集用途に最適。

どのアダプターもLenovo純正品のため高い互換性と安定性を確保。P16s Gen4 Intelの豊富な映像出力機能を、用途に応じて最大限に活用できます。

バッテリー

ThinkPad P16s Gen 4 (Intel)は、交換可能な3セルバッテリーを2種類から選択できます。

どちらもRapid Charge(約1時間で80%充電)に対応しており、出張や外出先でも安心して長時間作業が可能です。

スクロールできます
バッテリー容量駆動時間の目安特徴おすすめの使い方
57Wh 約15時間(動画再生時)約24時間(アイドル時)軽量で持ち運びやすく、短時間の外出に最適持ち運び重視・日常業務中心のユーザー向け
75Wh約18〜20時間(動画再生時)約30時間(アイドル時)容量アップで長時間駆動、充電回数を減らせる出張・モバイルワークが多いビジネスユーザー向け
💡 選び方のポイント
  • 軽さ重視 → 標準の57Whモデル
  • 長時間駆動重視 → 75Whモデル

どちらもユーザー自身で交換可能な構造になっており、万一のバッテリートラブル時もすぐに対応できます。

駆動時間はJEITA 3.0に基づく社内測定値です。実際の時間は、構成・使用環境・アプリ負荷により変動します。

まとめ

ThinkPad P16s Gen 4 (Intel) は、パフォーマンスとモビリティを両立した16型モバイルワークステーションです。
最新の Intel Core Ultra(シリーズ2)+NPU(AI Boost) を搭載し、AIアシスト機能や高負荷なマルチタスクもスムーズにこなせます。

また、最大96GBメモリやGen5 SSD、NVIDIA RTX Blackwell GPUなど、上位機種並みの構成を持ちながら、約1.8kgの軽量設計を実現しています。

こんな方におすすめ
  • 高性能かつ軽量な モバイルワークステーション を探している方
  • CAD/BIM/解析など、GPUを活かす業務用途がある方
  • 社外や出張先でも安定した処理性能を求める エンジニア・設計職
  • 大画面・テンキー付きで表計算やプレゼン作業が多い ビジネスユーザー
  • AI支援・画像生成・資料要約など、次世代AI機能を活用したい方

最新のアーキテクチャによるAI性能向上・省電力化・快適なマルチタスクが魅力の1台。外出先でも高い生産性を維持したいプロフェッショナルに、まさに最適な選択肢です。

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