まもなく登場!

ThinkPad P1 Gen 8は、Thunderbolt™ 5・Wi-Fi 7・最大64GB LPCAMM2メモリ・最大8TB Gen5 SSD・3.2K Tandem-OLEDディスプレイなど最新技術を、厚さわずか9.9mmの薄型筐体に凝縮した16型モバイルワークステーションです。
特に注目すべきは新メモリ規格 「LPCAMM2」 の採用。従来のSO-DIMMより帯域幅が広く、レイテンシ(処理開始までの待ち時間)も短いため、作業がスムーズになります。
さらにオプションの NVIDIA RTX PRO™ Blackwell GPU(1000 / 2000) は、CAD・動画編集・大規模シミュレーションで圧倒的な描画性能とAI処理能力を発揮。膨大なデータ処理や3Dレンダリングでも待ち時間を大幅に削減し、作業効率を飛躍的に高めます。
加えて、選択可能な 3.2K Tandem-OLEDディスプレイ は高輝度・広色域・低消費電力を実現。クリエイティブワークや屋外利用でも優れた視認性を提供します。
そして、見逃せない 隠れた魅力 が 90Whバッテリーの交換可能設計。これにより、長期間安心して使い続けられる点もプロユーザーにとって大きな安心材料となります。
| CPU | インテル® Core™ Ultra プロセッサー (シリーズ 2) Core Ultra 5 235H Core Ultra 7 255H Core Ultra 7 265H Core Ultra 9 285H |
|---|---|
| 内蔵GPU | Intel® Arc™ 140T GPU |
| 外部GPU (オプション) | NVIDIA RTX PRO™ 1000/2000 Blackwell |
| メモリ | 最大 64GB LPDDR5x(7467MT/s)、LPCAMM2 |
| ストレージ | 最大 8TB (M.2 PCIe Gen5 SSD、2スロット) |
| ディスプレイ | 16型 3.2K Tandem-OLED 16型 UHD+ IPS 16型 FHD+ IPS |
| ワイヤレス | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 NFC(オプション) |
| 重さ | 約1.84kg〜 |
| バッテリー | 90Wh Rapid Charge対応(60分で80%充電) |
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5つの特徴
最新のワークステーションとして登場する ThinkPad P1 Gen 8 は、クリエイター・エンジニア・研究者といった プロフェッショナルの要求に応える設計 がなされています。
ここでは、P1 Gen 8を特徴づける主要なポイントを5つに絞ってご紹介します。
最新 Intel® Core™ Ultra (Series 2) Hプロセッサー
ThinkPad P1 Gen 8は、全モデルがHシリーズCPUを搭載し、モバイル環境でもデスクトップに匹敵する性能を発揮します。最大16コアの Core Ultra 9 285H まで選択可能で、AI専用NPUは最大13 TOPSを提供し、内蔵GPUと合わせた総合性能は最大99 TOPSに到達。CADや3Dレンダリングといった高負荷業務も安定処理でき、上位モデルはvPro対応で企業導入にも適しています。

NVIDIA RTX PRO™ 1000 / 2000 Blackwell GPU 搭載可能
オプションで NVIDIA RTX PRO™ 1000 または 2000 Blackwell GPU を選択可能。次世代Blackwellアーキテクチャにより、CAD・3Dレンダリング・動画編集などの重たい作業を高速処理できます。さらに、主要な ISV認証アプリ(AutoCAD®, ANSYS®, Adobe® など) に最適化されており、プロフェッショナル業務でも安心して活用可能です。

3.2K Tandem-OLEDディスプレイ搭載可能
ThinkPad P1 Gen 8 では、通常のIPSパネルに加えて 最新のTandem-OLEDディスプレイ を選択可能。深い黒・正確な色再現・600nitの高輝度で、クリエイティブ作業や屋外利用でも最高の視認性を発揮します。

最新規格を凝縮した薄型筐体
ThinkPad P1 Gen 8は、Thunderbolt™ 5・Wi-Fi 7・最大64GB LPCAMM2メモリ・最大8TB Gen5 SSD といった最新規格にフル対応しています。
特に注目なのが、従来のSO-DIMMに代わる 最新メモリ規格「LPCAMM2」。これは「データを一度に運べる量(帯域幅)が広く」「処理を始めるまでの待ち時間(レイテンシ)が短い」ため、よりスムーズに作業を進められます。さらに省電力でありながら、モジュールを交換して将来的にアップグレードできるので、長く安心して使える点も魅力です。

軽量かつ堅牢 ― モバイルワークステーションの理想形
厚さわずか9.9〜15.8mm、重量1.84kgからの軽量設計。MIL-STD-810H準拠の堅牢性と、Lenovo独自のFlex Cooling Systemによる静音冷却で、外出先でも安心してハイパフォーマンスを発揮します。

製品仕様まとめ
以下の仕様は レノボ公式PSREFサイト(psref.lenovo.com) に基づいてまとめています。CPUやGPU、メモリ・ストレージ・ディスプレイといった主要スペックに加え、入出力ポートやセキュリティ機能、サステナビリティ対応まで幅広く網羅。
購入前に確認しておきたいポイントを一覧できるよう整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CPU | 以下の第2世代 Intel® Core™ Ultra Hシリーズから選択可能: ・Core Ultra 5 235H(14コア/14スレッド、最大5.0GHz、18MBキャッシュ、vPro対応) ・Core Ultra 7 255H(16コア/16スレッド、最大5.1GHz、24MBキャッシュ) ・Core Ultra 7 265H(16コア/16スレッド、最大5.3GHz、24MBキャッシュ、vPro対応) ・Core Ultra 9 285H(16コア/16スレッド、最大5.4GHz、24MBキャッシュ、vPro対応) |
| OS | Windows 11 Pro(推奨) / Windows 11 Home / Home Single Language Linux対応:Ubuntu / Fedora / Debian / Red Hat Enterprise Linux 10(2025年11月認証予定) |
| NPU (AIエンジン) | Intel® AI Boost 最大13 TOPS |
| GPU | 内蔵:Intel® Arc™ 140T GPU(最大77 TOPS AI性能) オプション:NVIDIA RTX PRO™ 1000 / 2000 Blackwell Generation(8GB GDDR7, 最大798 TOPS AI性能) |
| メモリ | 最大64GB LPDDR5x (7467MT/s)、最新規格 LPCAMM2 採用 ※1スロット、16/32/64GBモジュール対応、デュアルチャネル |
| ストレージ | 最大8TB (2×4TB) M.2 2280 SSD ・PCIe Gen4 NVMe(256GB〜1TB) ・PCIe Gen5 NVMe Performance(512GB〜4TB) RAID 0 / 1 対応 |
| ディスプレイ(選択可) | ・16″ 3.2K (3200×2000) Tandem-OLED、600nit、100% DCI-P3、HDR 600、タッチ対応可、VRR 40〜120Hz ・16″ WQUXGA (3840×2400) IPS、800nit、100% DCI-P3、HDR 400 ・16″ WUXGA (1920×1200) IPS、500nit、100% sRGB、省電力設計 |
| バッテリー | 90Wh、Rapid Charge対応(60分で80%充電)、CRU交換可 |
| オーディオ | Cirrus Logic® CS42L43 コーデック搭載、2スピーカー(2W×2, Dolby Atmos®)、デュアルマイク(Dolby Voice®対応) |
| カメラ | 5MP RGB+IR、プライバシーシャッター、固定焦点 Computer Vision HPD(人感検知)、ノイズ低減対応 |
| ACアダプター | 140W USB-C® GaNアダプター、PD3.1対応 |
| ポート類 | USB-A (10Gbps, Always On) USB-C® (Thunderbolt™ 4, 40Gbps, PD3.1, DP2.1) USB-C® ×2 (Thunderbolt™ 5, 80Gbps, PD3.1, DP2.1) HDMI 2.1(8K@60Hz / 4K@120Hz) SD Express 7.0 カードリーダー ヘッドホン/マイクコンボジャック (3.5mm) ※オプションでUSB-C → 2.5GbEアダプター対応 |
| ワイヤレス | Intel® Wi-Fi 7 BE201 (2×2) + Bluetooth® 5.4 オプション:NFC |
| サイズ | 354.3 × 241.0 × 9.9–15.8 mm(最大20.6mm) |
| 重量 | 約1.84kg〜 |
| キーボード | バックライト搭載、耐水設計、1.5mmキーストローク Copilotキー、TrackPoint Quick Menu対応 ハプティックタッチパッド(135×85mm) |
| カラー | Eclipse Black |
| セキュリティ | ThinkShield、dTPM 2.0、Intel vPro® platform Kensington® Nanoスロット、自己修復BIOS 指紋認証(電源ボタン統合)、顔認証(IRカメラ)、ゼロタッチログイン、カバー開封検知 |
| 耐久性 | MIL-STD-810H 準拠 |
| ISV認証 | Adobe®、Autodesk®、ANSYS®、Siemens® など主要アプリに対応 |
| サステナビリティ | 90%再生Mg-Al合金(Cカバー)、75%再生Al(Aカバー)、55%再生Al(Dカバー) 50%再生プラスチック(内部部品) 90%再生プラスチック(ACアダプター) FSC認証パッケージ、ENERGY STAR 9.0、TCO 10、EPEAT Gold |
| CRU対応部品 | バッテリー、SSD、メモリ、スピーカー、RTCバッテリー、USB-Cポート、Dカバー |
| 同梱物 | 本体、140W USB-Cアダプター(Rapid Charge対応)、クイックスタートガイド、オプションアダプター類(地域による) |
インターフェース
ThinkPad P1 Gen 8 は、プロフェッショナルのワークフローを支える豊富なインターフェースを搭載しています。
最新の Thunderbolt™ 5 に対応し、超高速データ転送、複数の高解像度外部ディスプレイ出力、給電まで1本でこなせる拡張性を実現。さらに HDMI® 2.1 や SD Express 7.0カードリーダー も備えており、クリエイティブ作業でのデータ取り込みやプレゼン用途にも最適です。
加えて、従来の周辺機器を使える USB-Aポート や、セキュリティを確保する Kensington® Nano Security Slot™ も搭載。
高速・安定したワイヤレス接続(Wi-Fi 7 / Bluetooth® 5.4)と組み合わせることで、オフィスでも外出先でも安心して利用できる柔軟な接続性 を提供します。

右側面
- HDMI® 2.1
- 最大8K@60Hz、または4K@120Hz出力に対応。外部モニターやプロジェクターに高解像度出力が可能。
- Thunderbolt™ 5 ×2(USB-C)
- 最大80Gbpsの帯域を実現する次世代規格。超高速データ転送、外付けGPU、複数4K/8Kモニター出力など、プロフェッショナル向けの拡張性を提供。
- ヘッドホン / マイク コンボジャック (3.5mm)
- 有線ヘッドセットやマイクの利用に対応。オンライン会議や音声入力に便利。
左側面
- SD Express 7.0 カードリーダー
- 高速データ転送に対応し、大容量ファイルの取り込みもスムーズ。写真や映像データを扱うクリエイターに便利です。
- Thunderbolt™ 4(USB-C)
- 最大40Gbpsの転送速度、映像出力、充電に対応。周辺機器や外部モニター接続の基本ポート。
- USB-A (USB 10Gbps, Always On)
- 従来のUSB機器も安心して使用可能。Always On対応で、PCがスリープ中でもデバイス充電が可能です。
- Kensington® Nano Security Slot™
- 物理的な盗難対策を可能にするセキュリティロック用スロット。
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CPUの特徴|Intel® Core™ Ultra (Series 2) Hプロセッサー

ThinkPad P1 Gen 8には、最新の Intel® Core™ Ultra (Series 2) Hシリーズ が搭載されます。
この「Hシリーズ」は、省電力重視のUシリーズとは異なり、モバイル環境でもデスクトップ級の処理能力を発揮する高性能モデルです。
高クロック動作と余裕あるTDP(最大70W設計)により、CAD、3Dレンダリング、AI処理、シミュレーションなど負荷の大きい作業を安定してこなせます。
- 特徴①:AI処理を強化するNPUを搭載
全モデルに Intel® AI Boost(NPU) を内蔵。最大13 TOPSのAI性能を発揮し、生成AIや推論処理をCPU/GPUからオフロードすることで、システム全体の効率を大幅に向上させます。 - 特徴②:内蔵GPUもサポート
CPUには Intel® Arc™ 140T GPU が統合されており、軽量な3Dや映像処理をカバー可能。
ただしGPUの詳細は「GPUの特徴」で解説します。 - 特徴③:vPro対応モデルを選択可能
上位の Core Ultra 7 265H や Core Ultra 9 285H は Intel® vPro® Enterprise対応。
リモート管理や高度なセキュリティを必要とする企業導入に最適です。 - 特徴④:用途に合わせた最適な選択肢
- Core Ultra 5 235H:コストを抑えつつAI対応を備えたバランスモデル
- Core Ultra 7 255H:AI処理とパフォーマンスを強化した中上位モデル
- Core Ultra 7 265H:vPro対応で企業導入に最適な安定モデル
- Core Ultra 9 285H:最大5.4GHz・99TOPS AI性能を誇るフラッグシップ
CPUラインナップ詳細
| モデル | コア/スレッド | 最大周波数 | キャッシュ | GPU | vPro対応 | NPU性能 | 総合AI性能 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 5 235H | 14C / 14T (4P+8E+2LPE) | 最大5.0GHz | 18MB | Intel® Arc™ 140T (最大74 TOPS) | 対応 | 最大13 TOPS | 最大94 TOPS |
| Core Ultra 7 255H | 16C / 16T (6P+8E+2LPE) | 最大5.1GHz | 24MB | Intel® Arc™ 140T (最大74 TOPS) | 非対応 | 最大13 TOPS | 最大96 TOPS |
| Core Ultra 7 265H | 16C / 16T (6P+8E+2LPE) | 最大5.3GHz | 24MB | Intel® Arc™ 140T (最大75 TOPS) | 対応 | 最大13 TOPS | 最大97 TOPS |
| Core Ultra 9 285H | 16C / 16T (6P+8E+2LPE) | 最大5.4GHz | 24MB | Intel® Arc™ 140T (最大77 TOPS) | 対応 | 最大13 TOPS | 最大99 TOPS |
👉 まとめると、P1 Gen 8の強みは 「全モデルがHプロセッサーのみ」 という点。省電力ではなくフルパフォーマンス設計に特化しており、どのCPUを選んでも本格的なワークステーション用途に耐えられる仕様です。
GPUの特徴|Intel® Arc™ & NVIDIA RTX PRO™ Blackwell
ThinkPad P1 Gen 8 の大きな強みは、用途に応じて 内蔵GPUと外部GPUを柔軟に選べる ことです。
エントリーから本格的なプロユースまで、幅広いワークフローをカバーできます。
Intel® Arc™ 140T GPU(内蔵)

NVIDIAの外部GPUを選ばない場合、CPU内蔵のIntel Arc 140T GPU が利用されます。最大77 TOPSの性能を持ち、省電力設計ながらレイトレーシングやAI処理にも対応。軽量な3Dモデリングや動画編集なら十分対応可能で、モバイル重視の環境に最適です。
「GEEKOMブログ」の検証によれば、Arc 140TはNVIDIA GeForce GTX 1050 TiやRTX 3050に匹敵する性能を持ち、フルHD環境でのゲームプレイにも対応可能です。実際に『Cyberpunk 2077』『DOTA 2 Reborn』『Strange Brigade 3』などのタイトルでは、60FPS前後の安定したパフォーマンスを発揮しており、Intel独自のXeSS(Xe Super Sampling)技術によって画質とフレームレートの両立も実現しています。
また、AV1コーデック対応により、動画配信やコンテンツ制作にも強く、配信者やクリエイターにとっても魅力的な選択肢です。消費電力効率の面でも優れており、同クラスのAMD Radeon 890Mと比較して約45%低い電力消費で同等のパフォーマンスを発揮するという結果も報告されています(「リウイチノート」より)。
このように、Intel Arc 140Tはモバイル環境において、コストパフォーマンスと実用性を両立したGPUとして注目されています。
NVIDIA® RTX PRO™ Blackwell GPU(オプション)
さらにパワーが必要なユーザーには、NvidiaのGPUを選択可能。
- RTX PRO 1000 Blackwell
8GB GDDR7搭載。TGPは60W(通常)/75W(ブースト時)。
CAD設計やBIM(建築情報モデリング)、中規模3Dレンダリングに最適。
コストと性能のバランスを重視するユーザーにおすすめ。 - RTX PRO 2000 Blackwell
8GB GDDR7搭載。TGPは同じく60W/75W。
最大798 TOPSのAI性能を誇り、大規模レンダリング・映像制作・シミュレーションを強力にサポート。
プロフェッショナル向けのフラッグシップGPUです。
ThinkPad P1 Gen 8 の大きな強みは、エントリーから本格的なプロユースまで、幅広いワークフローをカバーできます。
ISV(Independent Software Vendor)認証 とは、ソフトウェアベンダーが自社アプリケーションを特定のハードウェア上で動作検証し、安定性と互換性を保証する仕組みのことです。
例えば、AutoCAD®、ANSYS®、Adobe®、Siemens NX® などのプロ用アプリは、膨大なデータ処理や高精度な描画を行うため、ハードウェアとの相性が重要です。ISV認証を受けたGPUやワークステーションであれば、「動作が最適化されていて安心して使える」 というお墨付きがあるということになります。
ThinkPad P1 Gen 8は主要なISVアプリに対応しており、エンジニア・建築家・クリエイターが安心して業務に集中できる環境を提供します。
どのGPUを選ぶべきか?
- Intel® Arc™(内蔵) → モバイル重視。軽量・低消費電力で持ち運びが多いユーザー向け。
- NVIDIA RTX PRO 1000 Blackwell → コストと性能のバランス型。CAD/BIMや設計業務中心のユーザーに最適。
- NVIDIA RTX PRO 2000 Blackwell → 最大性能を求めるプロ。レンダリング・映像制作・シミュレーションに最適。
前世代P1 Gen 7からの違い
ThinkPad P1 Gen 8 は、従来モデル(P1 Gen 7)から CPU・GPU・メモリ・インターフェース・ディスプレイ など幅広い領域で刷新されています。
特に AI処理性能の強化、最新規格への対応、表示品質の向上 が大きな進化ポイントです。以下の表で主要な違いを整理しました。
| 項目 | P1 Gen 7 | P1 Gen 8 | 進化ポイント & 解説 |
|---|---|---|---|
| CPU | 第13世代 Intel® Core™ Hシリーズ | Intel® Core™ Ultra (Series 2) Hシリーズ(最大Core Ultra 9 285H, NPU内蔵, vPro対応) | AI専用NPUを搭載し、最大99 TOPSのAI性能を実現。従来はCPU/GPU任せだった処理を効率化し、生成AIや解析処理が飛躍的に高速化。 |
| GPU | NVIDIA RTX Ada 世代 (最大RTX 5000 Ada) | Intel® Arc 統合GPU(最大77 TOPS AI性能)、NVIDIA RTX PRO 2000 Blackwell(最大798 TOPS AI性能) | Blackwell世代GPUに刷新。AI推論性能はAda世代の約2倍に向上し、レンダリングやシミュレーションも高速化。 |
| メモリ | DDR5 SO-DIMM 最大64GB | LPDDR5x 7467MT/s LPCAMM2 最大64GB | 最新メモリ規格LPCAMM2を採用。高帯域・低レイテンシ・省電力に加え、交換可能モジュールで将来的なアップグレード性も確保。 |
| ストレージ | 最大8TB (PCIe Gen4 SSD, 2スロット) | 最大8TB (PCIe Gen5 SSD, 2スロット, RAID 0/1対応) | PCIe Gen5に対応し、転送速度が大幅向上。さらにRAID対応で冗長性や速度をユーザーが選択可能に。 |
| ディスプレイ | UHD+ IPS / WQXGA IPS / FHD+ IPS | 3.2K Tandem-OLED, UHD+ IPS, FHD+ IPS | 新たに OLEDパネルを選択可能 に。600nit高輝度、深い黒、広色域でクリエイティブ用途に最適。 |
| ワイヤレス | Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.1 | Wi-Fi 7 / Bluetooth 5.4, NFC(オプション) | 最新無線規格に進化。より安定・高速な通信を実現し、ハイブリッドワーク環境に対応。 |
| インターフェース | Thunderbolt™ 4 ×2、USB-A ×2、HDMI 2.1、SDカードリーダー | Thunderbolt™ 5 ×2 + Thunderbolt™ 4 ×1、USB-A ×1、HDMI 2.1、SD Express 7.0 | TB5を新搭載し80Gbps帯域を実現。さらにSD Express 7.0で4K動画やRAW写真の取り込みも爆速化。 |
| サイズ・重量 | 354.7 × 245.7 × 17.3 mm、約1.8kg〜 | 354.3 × 241.0 × 9.9–15.8 mm、約1.84kg〜 | 厚さが17.3mm→15.8mmへと薄型化。モバイル性を維持しつつ堅牢性も確保。 |
| セキュリティ | dTPM 2.0、指紋認証、顔認証(IRカメラ) | dTPM 2.0、vPro強化、自己修復BIOS、顔認証、指紋認証(電源ボタン統合)、人感検知(HPD)、ゼロタッチログイン | 人感検知とゼロタッチログインにより、セキュリティと利便性が大幅強化。リモート管理機能も充実。 |
| ユーザー体験 | 従来型タッチパッド | ハプティックタッチパッド、CoPilotキー、TrackPoint Quick Menu | AI連携操作や触覚フィードバックでUXを刷新。操作効率が大幅に向上。 |
| サステナビリティ | 再生素材の利用は限定的 | 再生Mg-Al合金、再生Alカバー、再生プラスチック、FSC認証パッケージ、TCO 10.0 | 環境配慮を全面強化。製品だけでなく梱包材までサステナブルに。 |
プロを支えるデザイン要素
ThinkPad P1 Gen 8は、性能だけでなくユーザー体験を支えるデザイン面にも力を入れています。長時間の業務を快適にし、プロフェッショナルの現場で求められる操作性・信頼性を徹底的に追求した設計が随所に施されています。
外観レビュー|軽量ボディとEclipse Blackの質感

ThinkPad P1 Gen 8 は、16型ワークステーションでありながら約1.84kg〜という軽量設計を実現。
筐体は Eclipse Black のシンプルかつプロフェッショナルな仕上げで、堅牢性と高級感を兼ね備えています。
マイク本体カラーは「Eclipse Black(エクリプス・ブラック)」。ThinkPad伝統の黒を継承しながら、光の当たり方で表情を変えるモダンな質感が特徴です。
Eclipse Black はLenovo公式で採用されているカラーネーミングで、ThinkPad伝統の黒を継承しながらも、モダンで洗練された印象を与えます。
マット調の質感は光の当たり方によって表情が変わり、プロフェッショナルな場にふさわしい落ち着きと高級感を演出。従来の「ThinkPadらしい黒」を現代的に解釈したカラーリングといえます。
厚さは最薄部でわずか9.9mmと前世代からさらにスリム化され、持ち運びやすさと耐久性を両立。MIL-STD-810H規格にも準拠し、過酷な環境下でも安心して利用できます。






180度オープン可能なヒンジ
フラットに開く180度ヒンジを採用。会議や共同作業で画面を共有する際に便利で、オフィスでも出先でも柔軟な使い方が可能です。


快適なキーボードレイアウト
ThinkPad伝統の打鍵感を維持しつつ、最新の入力環境に対応。1.5mmのキーストロークと確かな反発力で、長時間の作業でも疲れにくい設計です。さらに CoPilotキー や TrackPoint Quick Menu、大型ハプティックタッチパッドを備え、操作効率を大幅に高めています。


Communication Barで快適なオンライン会議
上部ベゼルには Communication Bar を搭載。5MP RGB+IRカメラ、人感検知、デュアルマイクを組み合わせることで、オンライン会議やチームコラボレーションを快適にサポートします。高画質・高音質でのコミュニケーションが可能になり、リモートワーク環境でも安心です。


まとめ
ThinkPad P1 Gen 8 (16″ Intel) は、AI時代を見据えた本格的なモバイルワークステーション です。第2世代 Intel® Core™ Ultra Hシリーズと最新NPUによるAI処理、NVIDIA RTX PRO Blackwell世代GPU、最新規格のLPCAMM2メモリやThunderbolt™ 5・Wi-Fi 7への対応など、前世代から大幅な進化を遂げています。
また、3.2K Tandem-OLEDを選択できる高品質ディスプレイや、薄型・堅牢な筐体、Communication Barを備えた快適なオンライン会議機能など、クリエイター・エンジニア・研究者が求める生産性と信頼性 を両立。
Eclipse Blackのシンプルで洗練された外観は、伝統のThinkPadらしさを残しつつ、現代的なプロフェッショナルデバイスとしての存在感を放っています。
P1 Gen 8 は単なるマイナーチェンジではなく、モバイルワークステーションの新しいスタンダード と呼べる刷新モデルです。高負荷な業務を担うプロフェッショナルにとって、最も信頼できるパートナーとなるでしょう。
発売に関する続報について
ThinkPad P1 Gen 8 は、現時点ではまだ未発売モデル です。
発売日や価格などの詳細が発表され次第、この記事もタイムリーに更新していきます。
最新情報は、当サイトの更新に加えて 公式X(旧Twitter)アカウント でも発信予定です。フォローいただければ、いち早くThinkPad関連ニュースをチェックできます。
また、Lenovo公式の ThinkPadセール会場 では、P1シリーズを含む最新モデルがお得に購入できるタイミングもあります。
最新のキャンペーン情報をあわせてチェックしてみてください。
さらに、ThinkNaviの「ThinkPadおすすめモデル徹底比較|シリーズ別選び方ガイド【2025年9月最新】」 では、各シリーズの特徴と最新のセール情報をまとめています。「どのThinkPadを選べばよいか」迷っている方にもおすすめですので、ぜひご覧ください。
👉 ThinkPadおすすめモデル徹底比較|シリーズ別選び方ガイド
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