ThinkPadは単体でも完成された名機ですが、周辺機器を少し工夫するだけで、そのポテンシャルは「2倍にも3倍にも」化けます。
もちろん純正品で揃えるのも間違いのない選択ですが、実は純正品以外にも、独自の機能や優れたコスパを持つ「隠れた名品」がたくさんあることをご存知でしょうか?
ただ、いざ自分で探そうとすると「Amazonの安い商品はサクラレビューばかりで怪しい」…といった悩みに直面しがちです。
そこで今回は、ThinkPadマニアである筆者が「実際に自腹で購入し、毎日愛用している周辺機器」だけを7つ厳選しました。
選定基準は非常にシビアです。
- 純正・サードパーティ問わず、機能やコスパが本当に優れているか
- サクラチェッカー等で「安全性」を確認済みか
- 実際に使い続けて「不満」がないか
「失敗したくない」「もっと快適に仕事をしたい」というThinkPadユーザーの方は、ぜひ最後までご覧ください。あなたのカバンの中身とデスク環境が、劇的に進化するはずです。
1.【充電器】Anker Nano II 65W
純正ACアダプターの「重さ」から解放される魔法のサイコロ

ThinkPadを持ち運ぶ際、一番の荷物になるのが「純正ACアダプター」です。 X1 CarbonやX13などの軽量モデルを使っていても、アダプタが重ければ意味がありません。それを解決するのが、このAnker Nano II 65Wです。
- 圧倒的なコンパクトさ: 純正アダプタの約60%サイズダウン。ゴルフボールを一回り大きくした程度のサイズです。
- 65Wの高出力: これだけ小さくても、ThinkPadをフルスピードで急速充電できます。
- 折りたたみプラグ: ポーチの中で他の機器を傷つけない配慮も完璧。
「ケーブルは別売り」という点だけ注意が必要ですが、これを導入してからは純正アダプタを箱にしまったままです。カバンのポケットに入れていることを忘れるほど軽く、カフェの狭いコンセントでも隣と干渉しません。
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詳しい検証データ(発熱や充電速度)は、以下の個別記事でも解説しています。

2. 【キーボード】ThinkPad トラックポイント キーボード II
これだけは「純正」を選ぶべき。指先が帰る場所

今回のテーマは「純正以外」ですが、キーボードだけは別格です。 自宅やオフィスで、PCスタンドを使って画面を高くすると、本体のキーボードが打てなくなります。そんな時に選ぶべきは、やはりこの名機です。
- あの「打ち心地」をそのままに: シザーリフト構造、キーストローク、そして「赤ポチ(トラックポイント)」。すべてがThinkPadそのものです。
- マルチペアリング対応: BluetoothとUSBドングル(2.4GHz)に対応し、スイッチ一つでスマホやタブレットの入力に切り替えられます。
高評価レビューの嵐にも納得です。「買ってはじめて本当の良さがわかる」製品とはまさにこれのこと。後述するPCスタンドと組み合わせることで、「首が疲れないのに、手元はいつものThinkPad」という最強環境が完成します。
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3.【マウス】ロジクール M575SPd
「慣れると沼」。トラックポイント派も認める快適さ

「ThinkPadユーザーだからマウスはいらない」という方も多いですが、リラックスした姿勢で作業したい時はマウスが欲しくなります。 そこでおすすめなのが、手首を動かさずに親指だけで操作するトラックボールです。
- 場所を選ばない: 本体を動かす必要がないため、書類が散らかったデスクや、膝の上でも操作可能です。
- 最新の静音モデル(SPd): クリック音が「カチッ」ではなく「コツッ」と静か。ThinkPadの静音キーボードと合わせても静寂を破りません。
- 手首の疲れ知らず: 長時間作業しても腱鞘炎になりにくいエルゴノミクスデザイン。
正直に言うと、私は便利すぎて自宅用と仕事用に2台持っています。最初は親指操作に戸惑うかもしれませんが、慣れるとめちゃくちゃ便利です。マットブラックな質感もThinkPadと合います。
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4.【スタンド】アイリスオーヤマ PCスタンド
首の疲れが一挙に吹き飛ぶ!コスパ最強の健康投資

夕方になると首や肩がバキバキになる…その原因は「目線の低さ」です。 このスタンドを使って画面を目線の高さまで上げるだけで、驚くほど疲労感が軽減されます。
- あえてのアイリスオーヤマ: ガジェットメーカー製は高価なものも多いですが、これは日本の生活用品メーカー製でコスパ抜群。作りもしっかりしています。
- 姿勢改善の特効薬: 猫背が解消され、長時間の作業が苦になりません。
- 持ち運び可能: 折りたたみ式で軽量なので、出張先にも持っていけます。
「2. キーボード」で紹介した外付けキーボードと一緒に使うのが鉄板の組み合わせです。このスタンドで画面を上げ、手元でトラックポイントキーボードを叩く。これがThinkPadユーザーが辿り着く、究極のデスク環境です。
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5.【モニター】ThinkVision M15
ケーブル1本で作業効率2倍。純正ならではの「パススルー」が神機能

外出先やフリーアドレス席でも「2画面で効率よく作業したい」。でも電源確保が面倒…。 そんな悩みを解決するのが、ThinkPadと同じレノボ純正のモバイルモニターThinkVision M15です。
- ケーブル1本で給電&出力: USB-Cケーブル1本でThinkPadと接続でき、ACアダプタ不要で動作します。
- 「パワーパススルー」機能: ここが重要です。モニター側にACアダプタを繋げば、モニターを経由してThinkPad本体も同時に充電できます。ポートが少ないThinkPadでも充電ポートを塞ぎません。
- 左右どちらでも配置OK: 筐体の左右両方にUSB-Cポートがあるため、ケーブルの取り回しに悩むことなく、PCの右でも左でも好きな方に置けます。
さすが純正、ThinkPadとのデザインの相性(3辺狭額縁、色味)が完璧です。自立スタンドには高さ調整機能もあるので、ThinkPadの画面と高さを揃えて、目線の移動をスムーズにできる点も気に入っています。 15.6インチの大画面かつIPS液晶で、テレワークの生産性が劇的に上がります。
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6.【SSD】SanDisk エクストリーム ポータブル
ThinkPad同様にタフで頑丈。プロ仕様のデータ金庫

高解像度の写真や動画を扱うと、PC本体のストレージはすぐにいっぱいになります。 大切なデータを守るなら、世界中のプロクリエイターが信頼を寄せるSanDiskのこのモデル一択です。
- 爆速の転送速度: 読出し最大1050MB/秒。一眼レフのRAWデータや4K動画も一瞬で移動できます。
- 高い耐久性: 最大2メートルの落下に耐える衝撃性能と、IP55の防滴防塵性能。「頑丈なThinkPad」の相棒として申し分ありません。
- 超コンパクト: 胸ポケットに入るサイズで、カラビナを通せる穴もあります。
ThinkNaviの視点 私は一眼レフで撮影した写真データの保存先として使っています。読み込みが速いので、SSD内のデータを直接編集してもストレスがありません。コンパクトで転送速度も申し分なく、まさに「プロの道具」です。
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7. 【リーダー】Anker 2-in-1 SD 4.0
「SDスロットがない問題」を高速伝送で解決

X1 CarbonやX13など、最近のThinkPadはSDカードスロットが省略されているモデルが多いです。 「カメラのデータを取り込みたいのに…」という悩みは、このリーダーで解決しましょう。安いモデルではなく、SD 4.0 (UHS-II) 対応を選ぶのがポイントです。
- UHS-II対応の高速転送: 大量の写真データも待ち時間なく取り込めます。安価なリーダーとは速度が段違いです。
- 2-in-1仕様: SDカードだけでなく、microSDカードもアダプタなしで直接挿せます。
- 干渉しないスリム設計: ThinkPadのUSB-Cポートに挿しても、隣のポートを塞ぎにくい設計です。
SDスロットがないThinkPadを買ってからこれを導入しましたが、「めっちゃ良い」です。1000円台の安いリーダーで妥協せず、高速なこれを選んで正解でした。6品目のSSDとセットで持ち歩いています。
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まとめ:信頼できる周辺機器で、ThinkPadライフを快適に
今回ご紹介した7つのアイテムは、Amazonのランキング上位というだけでなく、以下の2点をクリアしたものばかりです。
- サクラチェッカーで「合格(危険性なし)」を確認済み
- 筆者が実際に購入・愛用し、心から満足している
「純正品」は確かに安心ですが、今回紹介したサードパーティ製品(充電器、SSD、スタンド等)は、純正品に勝るとも劣らない機能とコスパを持っています。
一方で、「キーボード」と「モバイルモニター」に関しては、やはり純正品(ThinkPad / ThinkVision)の使い勝手が圧倒的でした。
特に、「PCスタンド」+「外付けキーボード」+「モバイルモニター」の組み合わせは、自宅や出張先を一瞬で最強のコックピットに変えてくれます。
ぜひ、あなたのデスク環境や持ち運びスタイルに合ったアイテムを取り入れて、「最強のThinkPad環境」を構築してみてください。

