16型でRTXのGPUを積めるワークステーションを安く手に入れたいけれど、2世代前のモデルをいま買って後悔しないか迷っている人へ。結論から言うと、ThinkPad P16s Gen 3 Intelは2026年11月時点でLenovo公式での販売を終えていて、新品で買うなら後継のP16s Gen 5(IntelかAMD)が第一候補です。中古で安く見つかり、RTX 500 Adaの性能で足りて、Copilot+ PCの機能が要らないなら、Gen 3 Intelも選べます。
P16s Gen 3 Intelは、日本で2024年5月に発表された16型のモバイルワークステーションです。CPUはCore Ultra(シリーズ1)のHシリーズで、GPUはCPU内蔵かRTX 500 Ada(4GB)を選べました。メモリは2スロットで最大96GB、重さは約1.82kg〜です。ただし、電池の持ちやCopilot+ PCの機能を重視する人には不向きです。
- RTX 500 Adaの16型を中古で安く買いたい
- メモリを2枚差しで後から増やしたい
- 電池の持ちを重視したい(→P16s Gen 5 Intel)
- Copilot+ PCや5Gが必要(→P16s Gen 5)
後継のP16s Gen 5 IntelのLenovo公式価格:¥366,014〜(11月5日時点)
\ 今日の公式価格 ¥366,014〜(税込) /
P16s Gen 3 Intelの販売状況
2026年11月1日にLenovo公式の製品ページを確認したところ、P16s Gen 3 Intelは販売終了(End Of Life)の扱いで、価格も注文できる構成も出ていませんでした。1つあとのGen 4(Intel・AMD)も公式では販売を終えていて、いまLenovo公式で買えるP16sはGen 5のIntelとAMDです。
Gen 3 Intelを中古や販売店の在庫で買うときは、次の5点を確かめましょう。
- GPU:RTX 500 Ada付きか、CPU内蔵だけか
- メモリ:2枚差し(デュアルチャネル)か。1枚だと内蔵GPUの性能が落ちやすい
- 画面:標準のWUXGA(300nit)か、有機EL(WQUXGA)か
- バッテリー:57Whか75Whか、劣化の具合
- キーボードと保証:日本語配列か英語配列か、メーカー保証の残り
P16s Gen 3 Intelの主な仕様

| 項目 | P16s Gen 3 Intel |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 5 125H/135H Core Ultra 7 155H/165H Core Ultra 9 185H |
| GPU | CPU内蔵(インテル Arc) NVIDIA RTX 500 Ada(4GB) |
| メモリ | 最大96GB(DDR5-5600、SODIMM 2スロット) |
| ストレージ | M.2 2280 SSD(PCIe 4.0) |
| 画面 | 16型・16:10 WUXGA IPS 300nit(タッチなし/あり) WQUXGA 有機EL 400nit |
| 重さ | 約1.82kg〜 |
| 厚さ | 約21.13mm |
| バッテリー | 57Wh/75Wh |
| 駆動時間 | 動画再生 約14.18時間/アイドル 約26.83時間(JEITA 3.0) |
| 端子 | Thunderbolt 4×2、USB-A×2、HDMI、有線LAN、イヤホン |
| 通信 | Wi-Fi 6E、4G LTE(選択式) |
※Lenovo公式の製品ページ(日本・オーストラリア、2026年11月1日に確認)より。重さは最小構成。JEITA 3.0は国内の業界団体が決めた駆動時間の測り方で、実際の使い方ではこれより短くなるのがふつうです。公式の値はバッテリー容量ごとには分かれていません。
CPUとGPUの選び方
CPU:Core Ultra シリーズ1
CPUは、Core Ultra(シリーズ1、開発名Meteor Lake)のHシリーズです。Core Ultra 5・7・9から選べ、ふだんの事務作業やWeb会議ならCore Ultra 5でも足ります。CADや画像編集など重い作業が多いならCore Ultra 7以上が安心です。
NPU(AIの処理専用のチップ)は載っていますが、Windowsの新しいAI機能が使えるCopilot+ PCの条件には届かず、Lenovo公式でもCopilot+ PCとして扱われていません。Copilot+ PCが必要ならGen 5を選びましょう(くわしくはThinkPadのNPU解説)。
GPU:RTX 500 Adaの向き不向き
RTX 500 Adaは、ビデオメモリ4GBの入門向けのワークステーション用GPUです。2DのCADや軽めの3D、動画編集の書き出しを速くしたい人に向きます。大きな3Dデータや、ビデオメモリを多く使う作業が中心なら、RTX PRO 2000まで選べるGen 5のほうが余裕があります。
GPUがCPU内蔵だけの構成は価格を抑えられる一方、CADソフトの動作は重くなりがちです。用途がはっきりしているなら、RTX 500 Ada付きを探すのがおすすめです。
画面・端子・メモリ
画面は16型(16:10)で、標準はWUXGA(1920×1200)のIPS液晶です。明るさは300nitで、Gen 4以降の液晶(400nit〜)より暗めです。色を正確に見たい作業なら、WQUXGA(3840×2400)の有機ELの構成を探しましょう。
端子はThunderbolt 4×2、USB-A×2、HDMI、有線LAN、イヤホンジャックがあり、変換アダプターなしで外付けモニターや社内のネットワークにつなげます。キーボードはテンキー付きです。
メモリはSODIMMの2スロットで、最大96GBまで自分で増やせます。後継のGen 5 Intelは1スロット(LPCAMM2)に変わったため、2枚差しで手軽に増設できるのはGen 3(とGen 4)の強みです。
Gen 4・Gen 5との違い
| 項目 | Gen 3 | Gen 4 | Gen 5 |
|---|---|---|---|
| 公式の販売 | 終了 | 終了 | 販売中 |
| CPU | Core Ultra シリーズ1 | Core Ultra シリーズ2 | Core Ultra シリーズ3 |
| GPU | RTX 500 Ada | RTX PRO 500/1000 | RTX PRO 500〜2000 |
| メモリ | 2スロット 最大96GB | 2スロット 最大96GB | 1スロット 最大96GB |
| 重さ | 約1.82kg〜 | 約1.82kg〜 | 約1.79kg〜 |
| 電池(動画) | 約14.18時間 | 約13.24時間 | 約24.0時間 |
| Copilot+ PC | × | × | ○ |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 |
※いずれもIntel版。Gen 5 Intelの公式価格は¥366,014〜(11月5日時点の最安構成)。ほかはLenovo公式の製品ページ(2026年11月1日に確認)より。電池はJEITA 3.0の動画再生時間。
Gen 5 Intelは、CPU・GPU・電池・無線のすべてが新しく、公式の駆動時間はGen 3の約1.7倍です。新品で買うならGen 5が第一候補で、Gen 5 Intelと同じくRTX PRO 2000まで選べて価格を抑えたいならP16s Gen 5 AMD(¥314,182〜)もあります。Gen 5の詳しい評価はP16s Gen 5 Intelのレビュー、1つ前の世代はP16s Gen 4 Intelのレビューで紹介しています。
P16s Gen 3 Intelの弱点
- 電池:公式の駆動時間は動画再生で約14.18時間と、Gen 5(約24.0時間)より短い
- 重さ:約1.82kg〜で、毎日持ち歩くには重め
- 画面:標準の液晶は300nitと暗め
- AI機能:Copilot+ PCではないため、Copilot+ PC向けのAI機能は使えない
- 新品が買えない:公式の販売は終了。中古は状態や保証の差が大きい
中古で選ぶおすすめ構成
- CPU:Core Ultra 7 155H/165H(CADや画像編集をするなら)
- GPU:RTX 500 Ada付き
- メモリ:32GB(16GB×2)以上。足りなければ自分で増設
- バッテリー:75Wh
- 画面:色を重視するならWQUXGA有機EL
※中古品は構成や状態が1台ずつ違います。出品ページで仕様を確かめてから買いましょう。
よくある質問
- P16s Gen 3 Intelの発売日は?
-
日本では2024年5月に発表されました(公式の仕様書の日付は5月28日)。2026年11月1日時点で、Lenovo公式での販売は終了しています。
- メモリは後から増やせる?
-
増やせます。SODIMMの2スロットで、最大96GBまで対応しています。後継のGen 5 Intelは1スロット(LPCAMM2)です。
- RTX 500 Adaは必要?
-
2DのCADや軽めの3D、動画編集をするなら付いているほうが快適です。事務作業やWeb会議が中心なら、CPU内蔵のGPUでも足ります。
- 重さはどれくらい?
-
Lenovo公式で約1.82kg〜です。後継のGen 5 Intelは約1.79kg〜で、重さはほぼ変わりません。
- Gen 3とGen 5はどっちを買うべき?
-
新品で長く使うならGen 5です。電池の持ちが大きく伸び、Copilot+ PCにも対応しました。中古で予算を抑えたい、メモリを2枚差しで増やしたいならGen 3も候補です。
まとめ:新品ならGen 5
後継P16s Gen 5の今日の公式価格です(11月5日時点、安い順)。
P16s Gen 3 Intelは、RTX 500 Adaと増設しやすいメモリを持つ16型のワークステーションです。公式の販売は終わったため、新品ならGen 5、中古で安く買うならGen 3が候補です。
- 向く人:RTX 500 Adaの16型を中古で安く買い、メモリを自分で増やしたい人
- おすすめ構成(中古):Core Ultra 7+RTX 500 Ada+32GB(16GB×2)+75Wh
- 弱点:電池の持ちはGen 5より短く、Copilot+ PCではない
\ 今日の公式価格 ¥366,014〜(税込) /
\ 好きな構成で注文できる公式ストア /
P14sとP16sの違いはP14s・P16sの比較、Pシリーズ全体はPシリーズの比較で紹介しています。
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