ノートPCとタブレット、どちらも手放せない──そんなビジネスパーソンに支持されてきたのが ThinkPad X1 2-in-1 です。
360度回転ヒンジによる自由なスタイル、ペンやタッチ操作の柔軟さ、そしてThinkPad伝統の堅牢性と打ちやすいキーボード。資料作成からオンライン会議、外出先でのプレゼンまで、これ1台で多彩な働き方を実現します。
本記事では、X1 2-in-1の特徴・歴代モデルの進化・最新Gen10の注目ポイント・おすすめ構成 までを徹底解説。
「Carbonと迷っている」「中古でコスパのいい世代を知りたい」「最新AI対応モデルの実力を把握したい」――そんな方に役立つ内容をまとめました。

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ThinkPad X1 2-in-1が人気の理由
ノートPC選びで注目されるポイントは、「どんな場面で使いやすいか」「安心して長く使えるか」です。X1 2-in-1は、その両方を兼ね備えているからこそ、多くのユーザーに支持されています。ここでは“いま選ばれる理由”を整理します。

360度回転ヒンジでノート&タブレット両対応
X1 2-in-1の最大の魅力は、1台で複数のスタイルをこなせること。
ノートPC、タブレット、テントモード、スタンドモードとシーンに合わせて自在に切り替えられるため、打ち合わせや出張先での資料共有もスムーズに行えます。

実際、外出先での打ち合わせではノートPCモードで資料をまとめ、そのまま画面を回転させて相手に提示する、といったスムーズな使い方が可能。PCとタブレットを2台持ち歩く必要がなくなるため、荷物を減らしつつ柔軟な働き方を支えます。
ペン操作とタッチに最適化された設計

オプションのペンを使えば、会議メモや署名、スケッチも快適。最新モデルではマグネット吸着や自動充電機能が備わり、いつでもすぐに使えます。。
タッチとペンを活かすことで、紙に書くような自然な作業体験をPC上で再現できるのがX1 2-in-1の強みです。
X1シリーズ共通の軽さ・堅牢性・高品質
「2-in-1は壊れやすいのでは?」という不安を払拭するMIL-STD-810H準拠の堅牢設計。さらに約1.2kg台まで軽量化された筐体は、持ち運びやすさと高級感を両立しています。

また、最新モデルでは約1.22kgと軽量化を進めつつ、アルミニウム合金による高級感あるデザインを採用。外出時に持ち歩いても安心感があり、見た目のプレミアム感も兼ね備えています。
法人導入に安心なセキュリティと拡張性
最後に見逃せないのが「セキュリティと管理機能」です。
ThinkShield、TPM暗号化、指紋・顔認証に加え、USB4やHDMI、Wi-Fi 7、5G対応など拡張性も充実。法人導入やセキュリティ要件の厳しい現場でも安心して選ばれています。

ThinkPad X1 2-in-1とは
X1 2-in-1は、2016年に「X1 Yoga」として誕生しました。ThinkPadシリーズで初めて360度回転ヒンジを採用し、ノートPCとタブレットを1台で兼ねるという新しいスタイルを切り開いたモデルです。
以来、毎年の進化を重ねながらも、その“本質”は一貫して守られてきました。
2016年に誕生した2-in-1フラッグシップ(旧X1 Yoga)
当時としては珍しかった360度回転ヒンジを備え、ノートPC・タブレット・スタンド・テントとシーンに合わせた使い分けを可能にしました。まさに「働き方改革」の流れに合致し、ビジネスモバイルの新しい選択肢を提示したのです。
X1 Carbonをベースに“回転式ヒンジ+ペン”で進化
X1 2-in-1は、軽量かつ堅牢なX1 Carbonをベースに設計されています。そこに回転式ヒンジとペン操作を加えることで、Carbonにはない直感性と柔軟性を実現。会議での署名やスケッチ、資料への注釈など、タッチ+ペン入力を自然に取り入れられるのが特徴です。
一貫して守られてきた“変わらない本質”
世代を重ねても変わらないのは、ThinkPadとしての哲学です。
- 柔軟性:360度ヒンジによる自由なスタイル切り替え
- 多様な入力:キーボード+トラックポイントに、タッチやペンを融合
- 堅牢性:MIL-STD-810Hに準拠し、モバイル環境でも安心
- 14インチという絶妙なサイズ:作業効率と携帯性を両立する黄金比
これらの要素は、初代から最新世代に至るまで一貫して受け継がれ、X1 2-in-1の“核”となっています。
X1シリーズ内での立ち位置
X1シリーズはCarbon(軽量モバイル)、Extreme(高性能GPU搭載)、Fold(折りたたみ液晶)など個性豊かなラインナップがあります。その中でX1 2-in-1は「柔軟性に特化した万能型」として位置づけられ、幅広いユーザーに対応できるのが特徴です。
- X1 Carbon:軽量・薄型の王道ビジネスノート
- X1 2-in-1:ペン&タッチ操作+柔軟な形状変化
- X1 Nano(販売終了):超軽量モバイル特化
- X1 Extreme(販売終了):ハイパフォーマンス&GPU搭載
- X1 Fold(販売終了):折りたたみディスプレイ採用の革新モデル
このように、X1 2-in-1は「多様な働き方に対応する柔軟なモデル」として位置づけられています。
まとめると、X1シリーズの中でも“最も用途が広い万能型”がX1 2-in-1です。
どんな人に向いているか
ThinkPad X1 2-in-1は「1台で何役もこなす柔軟さ」が最大の魅力です。そのため、ユーザーの職種や利用シーンによって活躍の仕方が大きく変わります。ここでは代表的な利用者像を挙げながら、どんな人に最適かを具体的に見ていきましょう。
営業・プレゼンが多いビジネスパーソン
結論から言えば、外出先での打ち合わせやプレゼンを多くこなす人には最適です。
ノートPCモードで資料をまとめ、テント型やスタンド型に切り替えて相手に見せるといった使い方が可能。さらにタッチ操作やペンで注釈を加えながら説明すれば、より説得力のあるプレゼンができます。
まとめると「説明用PC+資料編集PC」を1台で完結したい人に向いています。
手書きメモや図解を多用するコンサルタント・研究者
結論として、ペン入力が必須の人にも向いています。
会議の議事録を直接書き込んだり、数式やフローチャートをサッと図示するなど、紙のノート感覚で活用可能。特に研究・教育現場では、講義資料への書き込みや図表作成に強みを発揮します。
要するに「紙に近い直感的な作業」を求めるユーザーに適しています。
クリエイター/教育関係者
結論から言えば、X1 2-in-1は動画編集やイラスト制作を本格的に行うマシンではありませんが、スケッチや簡単な画像加工には十分です。
2.8K OLEDモデルを選べば、発色の豊かさや120Hzの滑らかさを活かして快適に作業できます。教育分野でも、生徒への説明や教材への手書き補足に役立ちます。
まとめると「クリエイティブ補助機」として使いたい人に向いています。
法人導入・長期利用を重視する企業ユーザー
結論から言えば、セキュリティや管理機能を重視する企業にも最適です。
TPM、指紋認証、IRカメラ、ThinkShieldなど多層的なセキュリティを搭載し、さらにvPro対応CPUを選べばリモート管理性も確保。
加えてMIL-STD-810H準拠の堅牢性により、長期利用を前提とした導入でも安心です。
まとめると「持ち歩き前提の業務用PCを安心して調達したい企業」に向いています。
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世代の見分け方と歴代モデルの進化
ThinkPad X1 2-in-1は、2016年の初代「X1 Yoga」から始まり、毎年アップデートを重ねてきました。名称は途中で「Yoga」から「2-in-1」に変わりましたが、系譜としては同じ流れにあります。
モデル選びの際には「どの世代か」を押さえておくことが、性能や機能の違いを理解する上で大きなポイントになります。ここからは、世代の見分け方と進化の流れを整理していきましょう。
「Gen(ジェン)」の意味と発売年の目安
結論から言えば、「Gen」は 世代(Generation) を示す名称で、毎年のモデル更新にあわせて数字が増えていきます。
例えば Gen1=2016年発売モデル、Gen9=2024年モデル、Gen10=2025年モデル という具合です。
名前の途中で「Yoga」から「2-in-1」に改称されましたが、基本的には同じ系譜。世代を確認することで、搭載CPUやデザインの大まかな違いを理解できます。
まとめると、購入検討の際は「Genの数字=発売年」を押さえるのがポイントです。
歴代モデルのダイジェスト表
世代 | 発売年 | 主な特徴 |
---|---|---|
X1 Yoga Gen1 | 2016 | 初の回転式X1、OLEDディスプレイを搭載可能 |
X1 Yoga Gen2 | 2017 | 軽量化、Thunderbolt 3対応 |
X1 Yoga Gen3 | 2018 | Dolby Vision対応、有機ELモデル再登場 |
X1 Yoga Gen4 | 2019 | 薄型化、アルミ筐体採用 |
X1 Yoga Gen5 | 2020 | Wi-Fi 6対応、ペン収納改善 |
X1 Yoga Gen6 | 2021 | 16:10ディスプレイ、16:10比率への刷新 |
X1 Yoga Gen7 | 2022 | 第12世代Intel CPU、コミュニケーションバー初採用 |
X1 Yoga Gen8 | 2023 | 第13世代Intel CPU、デザインマイナーアップデート |
X1 2-in-1 Gen9 | 2024 | 「Yoga」→「2-in-1」に改称、Core Ultra搭載、アルミ筐体で高級感 |
X1 2-in-1 Gen10 | 2025 | Aura Edition登場、Copilot+ PC準拠、AIセキュリティ・ウェルネス機能 |
歴代モデル紹介
ThinkPad X1 2-in-1(旧X1 Yoga)は、2016年の初代モデルから始まり、毎年の進化を重ねてきました。
OLEDディスプレイの採用や、アルミ筐体への刷新、16:10比率への移行、そして最新のAI搭載モデルへと進化する中で、「柔軟な2-in-1」という本質は一貫して守られています。ここでは各世代の特徴を振り返ります。
初代 ThinkPad X1 Yoga(2016年)
- CPU:第6世代Intel Core(Skylake)
- 重さ:約1.36kg
- 特徴:ThinkPad初の2-in-1。360度回転ヒンジと収納式ペンを搭載。
- 解説:ThinkPad X1 Yoga(初代)は、ThinkPadブランドとして初めて2-in-1スタイルを採用した画期的なモデルです。360度回転するヒンジ構造により、ノートPCスタイルからタブレットスタイル、テントモードなど多彩な使い方が可能になり、ビジネスシーンにおける柔軟なワークスタイルを実現しました。CPUには第6世代Intel Core(Skylake)を採用し、モバイル性とパフォーマンスのバランスを両立。さらに、収納式のペン(ThinkPad Pen Pro)が標準搭載され、手書き入力や細かな操作もスムーズにこなせます。ディスプレイには高精細なパネルが用意され、特に上位構成では有機EL(OLED)ディスプレイ搭載モデルもラインナップ。圧倒的な色再現性とコントラストにより、ビジュアル表現にも優れるモバイル端末となりました。X1 Yogaは、従来の堅牢なThinkPadらしさを受け継ぎつつ、モバイル+タッチ+ペン+プレゼンテーションといった新しい働き方に応える製品として、高い評価を受けたモデルです。
ThinkPad X1 Yoga Gen2(2017年)
- CPU:第7世代Intel Core(Kaby Lake)
- 重さ:約1.42kg
- 特徴:軽量化と薄型化を実現。OLEDディスプレイ搭載モデルも継続。
- 解説:ThinkPad X1 Yoga Gen2は、初代モデルのコンセプトを継承しながら、さらなる軽量化と薄型化を実現した進化版です。CPUには第7世代Intel Core(Kaby Lake)を採用し、性能と省電力性が向上。360度回転ヒンジや収納式ペンといった2-in-1機能はそのままに、筐体設計を刷新することで堅牢性を維持しながら持ち運びやすさが向上しました。また、ディスプレイには高精細な液晶モデルに加え、鮮やかな発色と高コントラストが特長のOLEDディスプレイ搭載モデルも踏襲され、モバイルワークだけでなく、クリエイティブ用途にも対応する柔軟性を備えた一台に進化しています。
ThinkPad X1 Yoga Gen3(2018年)
- CPU:第8世代Intel Core(Kaby Lake R)
- 重さ:約1.4kg
- 特徴:堅牢性を向上させつつ、HDRディスプレイとDolby Visionに対応。
- 解説:ThinkPad X1 Yoga Gen3は、2-in-1設計の完成度をさらに高めたモデルです。第8世代Intel Core(Kaby Lake R)を搭載し、パフォーマンスと電力効率が向上。筐体は先代と同等の約1.4kgを維持しながら、耐久性や剛性を強化しました。ディスプレイにはHDR(Dolby Vision)対応パネルを選択可能となり、より広いダイナミックレンジと鮮明な映像表現を実現。タッチ操作やペン入力の精度も向上し、モバイルでのクリエイティブ作業やプレゼンテーションにも幅広く対応できる一台に進化しています。
ThinkPad X1 Yoga Gen4(2019年)
- CPU:第8世代Intel Core(Whiskey Lake)
- 重さ:約1.36kg
- 特徴:フルアルミニウム筐体に刷新。大幅な小型・軽量化に成功。
- 解説:ThinkPad X1 Yoga Gen4は、シリーズ初となるフルアルミニウム筐体を採用し、従来のカーボン+マグネシウム合金構造から大きく刷新されたモデルです。これにより、よりスリムでコンパクトなデザインを実現しながら、堅牢性を維持。重さは約1.36kgと軽量化され、モバイル性も大きく向上しました。CPUには第8世代Intel Core(Whiskey Lake)を採用し、パフォーマンスと省電力性を両立。さらに、HDR 4Kディスプレイ(Dolby Vision対応)も選択可能となり、ビジュアル体験も飛躍的に進化しました。モバイルワークに最適な、洗練された2-in-1モデルに仕上がっています。
ThinkPad X1 Yoga Gen5(2020年)
- CPU:第10世代Intel Core(Comet Lake)
- 重さ:約1.35kg
- 特徴:Wi-Fi 6対応。新型ペン「ThinkPad Pen Pro」を標準装備。
- 解説:ThinkPad X1 Yoga Gen5は、完成度をさらに高めた2-in-1モバイルノートです。第10世代Intel Core(Comet Lake)を搭載し、パフォーマンスと省電力性を強化。筐体はGen4と同様フルアルミニウム製で、堅牢性と軽量性を両立しています。新たにWi-Fi 6に対応し、通信環境の高速化と安定性も向上しました。さらに、標準搭載された新型のThinkPad Pen Proにより、ペン入力の応答性と精度が向上。これにより、手書きメモやクリエイティブ作業の快適性が大きくアップしています。モバイルワークやプレゼンテーションに最適な2-in-1デバイスです。
ThinkPad X1 Yoga Gen6(2021年)
- CPU:第11世代Intel Core(Tiger Lake)
- 重さ:約1.39kg
- 特徴:16:10ディスプレイ採用。バッテリー持ち時間を大幅改善。
- 解説:ThinkPad X1 Yoga Gen6は、シリーズ初の16:10ディスプレイを採用し、縦方向の情報量を増やすことで作業効率を大きく向上させたモデルです。CPUには第11世代Intel Core(Tiger Lake)を搭載し、パフォーマンスと電力効率を大幅に改善。さらに冷却機構の見直しにより静音性も向上しています。筐体デザインも刷新され、よりスタイリッシュで堅牢な仕上がりに。バッテリー持続時間も従来比で大幅に延長され、長時間の外出先作業にも十分対応可能です。2-in-1スタイルの柔軟性に加え、総合力を高めたビジネスモバイルの完成形と言えるモデルです。
ThinkPad X1 Yoga Gen7(2022年)
- CPU:第12世代Intel Core(Alder Lake)
- 重さ:約1.38kg
- 特徴:パフォーマンスと電力効率を両立するハイブリッドアーキテクチャ採用。AIカメラ機能も進化。
- 解説:ThinkPad X1 Yoga Gen7は、第12世代Intel Core(Alder Lake)を搭載し、パフォーマンスと省電力性を両立させたハイブリッドアーキテクチャ採用の2-in-1モバイルノートです。CPUの選択肢も豊富で、Uシリーズ・Pシリーズから用途に応じたカスタマイズが可能。360度回転ヒンジによる多彩なモード変形と、収納式スタイラスペンの利便性も引き継いでいます。さらに、AIカメラ機能が進化し、オートフレーミングや背景ぼかしといったリモートワークに便利な機能が充実。軽快なパフォーマンスと多機能性を両立した、ビジネスモバイルの最上位モデルです。
ThinkPad X1 Yoga Gen8(2023年)
- CPU:第13世代Intel Core(Raptor Lake)
- 重さ:約1.38kg
- 特徴:冷却性能とオーディオ性能がさらに向上。タッチパッドの操作感も改善。
- ThinkPad X1 Yoga Gen8は、第13世代Intel Core(Raptor Lake)を搭載し、処理性能と省電力性をさらに高めた2-in-1ビジネスノートです。冷却システムが改良され、長時間の高負荷作業でも安定したパフォーマンスを発揮できるようになりました。また、オーディオ面でもスピーカー配置と音質が改善され、リモート会議や動画視聴時の臨場感が向上。さらにタッチパッドの操作性が見直され、スムーズなカーソル操作とジェスチャー感度が実現されています。高い完成度と堅牢性を両立した、最新のモバイル2-in-1モデルです。
ThinkPad X1 2-in-1 Gen9(2024年)
- CPU:Intel Meteor Lake(Core Ultra 5/7/9)
- 重さ:約1.32kg
- 特徴:NPU搭載でAI支援機能が充実。軽量化も進み、モバイル性能が向上。
- 解説:ThinkPad X1 2-in-1 Gen9は、インテル最新のMeteor Lake世代Core Ultra 5/7/9プロセッサを搭載し、AI時代に最適化された2-in-1ビジネスノートです。内蔵NPU(Neural Processing Unit)によるAI支援機能が強化され、アプリの最適化や省電力制御がよりスマートに行われるようになりました。筐体設計も見直され、約1.32kgとさらに軽量化が進み、モバイル性能が向上。長時間のバッテリー駆動や快適なリモートワーク環境を支える機能性も充実しており、ビジネスシーンにおける柔軟な働き方を強力にサポートします。
ThinkPad X1 2-in-1 Gen10(2025年)
- CPU:Intel Core Ultra(H/Uシリーズ、vPro対応)
- 重さ:約1.22kg〜
- 特徴:Aura Editionを搭載。Copilot+ PC準拠でAIアシスト・セキュリティ・ウェルネス機能が進化。
- 解説:ThinkPad X1 2-in-1 Gen10は、最新のIntel Core Ultraプロセッサを採用し、Copilot+ PC準拠の高度なAI機能を統合した次世代モデルです。特に「Aura Edition」により、Shield Mode(覗き見防止)、Attention Mode(集中モード)、Wellness Mode(姿勢や視聴時間の検知)といったAI支援機能を標準搭載。ユーザーの働き方をインテリジェントにサポートします。また、オンライン会議の準備を自動化するCalibration Modeや、スマートフォンとのシームレス連携(Smart Share)など、生産性を高める機能も拡充。堅牢性は従来通りMIL-STD-810H準拠を維持しながら、重量は約1.22kgとさらなる軽量化に成功しました。ディスプレイは2.8K OLED(100% DCI-P3, 120Hz)やWUXGA IPS(Privacy Guard対応含む)など複数の選択肢を用意。高精細かつブルーライト軽減機能により、長時間の作業も快適に行えます。バッテリー駆動時間はJEITA3.0基準で最大33.5時間(アイドル時)、動画再生で約14.3時間と、モバイルワークを強力に支えます。まとめると、Gen10は「AIによる体験強化」と「軽量化・長時間駆動」の両立を果たした、X1 2-in-1の完成形に近いモデルと言えます。

ThinkPad X1 2-in-1シリーズは、ただノートPCをタブレットにできるだけでなく、ThinkPadらしい堅牢性、操作性、ビジネス性能を一切犠牲にせずに、柔軟な働き方を支えるために作られたシリーズです。常に最新技術を取り込みながら、2-in-1モデルの理想形を追求し続けています。
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中古で買うならどのGenがおすすめ?
中古で狙うなら、2021年に登場したGen6以降のモデルがおすすめです。その理由は大きく3つあります。まず、ディスプレイ比率が16:10に刷新され作業効率が向上したこと。次に、第11世代以降のCPUを搭載し、性能と省電力性のバランスが良いこと。そして、リモートワーク需要に合わせてカメラやマイクなどの会議機能が強化されたことです。
一方で、中古PC全般に共通する注意点として バッテリー劣化の懸念 があります。購入時には駆動時間や交換可否を確認し、必要に応じて新品バッテリーに交換できるかをチェックすることが大切です。
1. ディスプレイ比率の刷新(16:10採用)
2021年の X1 Yoga Gen6 から、従来の16:9から 16:10比率ディスプレイ に変更されました。
これにより縦の情報量が増え、文書作成やWeb閲覧の効率が大幅に向上。中古でも使い勝手に直結する改良点です。
2. CPU世代の進化(Tiger Lake以降)
Gen6以降は 第11世代Intel Core(Tiger Lake) を採用し、内蔵GPU(Iris Xe)が大幅に性能アップ。
軽い画像編集や動画再生、オンライン会議に十分な性能を備えています。さらに、Gen7(2022年)はハイブリッドアーキテクチャの 第12世代Intel Core(Alder Lake) に進化し、マルチタスク性能が向上。
中古市場でもパフォーマンスと省電力性のバランスが良いのは、この世代以降です。
3. リモートワーク時代に対応した機能強化
Gen6以降のモデルは「コミュニケーションバー」搭載で、カメラ・マイク性能が大幅に進化。
AIによるオートフレーミングやノイズキャンセリング対応で、オンライン会議でも安心して使えます。
特にGen9(2024年)はCore Ultra+NPUでAI最適化が入り、今後のアプリ環境でも息長く使える点が魅力です。
価格帯の目安(中古市場相場)
- Gen6(2021年):10万円前後〜
- Gen7(2022年):12〜15万円程度
- Gen8(2023年):15〜18万円程度
- Gen9(2024年):20万円前後〜(まだ流通が少なく比較的高値)
中古で買うなら、
- コスパ重視なら Gen6〜Gen7
- 最新機能も欲しいなら Gen8〜Gen9
という選び方がベストです。
2021年以前のGen5以前は16:9液晶や旧世代CPUで使い勝手が落ちるため、今あえて選ぶ必要はありません。
公式販売中モデル一覧【2025年最新】

X1 2-in-1 Gen10 ILL Aura Edition
(Intel Lunar Lake)
14インチ/約1.35kg~

X1 2-in-1 Gen10 IAL Aura Edition
(Intel Arrow Lake)
14インチ/約1.35kg~
公式サイトで販売中のモデル一覧(2025年9月)
製品名 | 販売価格 | 現在のキャンペーン内容 | 発売年 | サイズ | 重さ | CPU |
---|---|---|---|---|---|---|
X1 2-in-1 Gen 10 ILL (14型 Intel) | ¥279,059~ | ポイント5倍モデルあり | 2025 | 14型 | 約1.35kg | Core Ultra シリーズ2 (200V) |
X1 2-in-1 Gen 10 IAL(14型 Intel) | ¥297,638~ | ポイント5倍モデルあり | 2025 | 14型 | 約1.35kg | Core Ultra シリーズ2 (200U/200H) |
X1 2-in-1 Gen 9 (14型 Intel) | ¥258,632~ | 2024 | 14型 | 約1.35kg | Core Ultra シリーズ1 |
2025年現在、公式ストアで販売されているX1 2-in-1シリーズは、最新の Gen10(2025年モデル) を中心に展開されています。Gen10は、同じ筐体ながらCPUアーキテクチャの違いで Intel Lunar Lake(ILL)モデル と Intel Arrow Lake(IAL)モデル の2系統がラインナップされているのが特徴です。
- ILL(Lunar Lake)モデル:Copilot+ PC準拠で、AI処理や省電力に強みを持つ構成
- IAL(Arrow Lake)モデル:最大64GBメモリや高性能CPUを搭載可能な拡張性重視の構成
また、2024年モデルの Gen9 も引き続き公式で販売されています。最新世代より価格が抑えめで、性能面でも十分実用的なため、キャンペーンや予算に応じて選べる選択肢となっています。
👉 次のセクションでは、Gen10の詳細な特徴(ILL/IALの違いやAura Editionの進化点)を詳しく解説していきます。
ThinkPad X1 2-in-1 Gen10の詳細

2025年に登場した ThinkPad X1 2-in-1 Gen10 は、最新の「Intel Core Ultra シリーズ2」を搭載したプレミアム2-in-1です。大きな特徴は、同じGen10でも ILL(Intel Lunar Lake) と IAL(Intel Arrow Lake) の2種類が存在する点。どちらを選ぶかで使い勝手が大きく変わるため、購入前に違いを理解しておくことが重要です。
共通する基本仕様
- 14インチ・約1.35kgのスリムなボディ
- 360度回転ヒンジで、ノートPC/タブレット/スタンド/テントモードに自在変形
- ペン入力対応で、メモやスケッチ、資料への注釈も快適
- MIL-STD-810H準拠の堅牢性と、ThinkShieldによる法人レベルのセキュリティ
つまり「軽量・堅牢・柔軟な使い勝手」というX1 2-in-1の本質はどちらのモデルでも共通です。
ILL(Lunar Lakeモデル)の特徴
- Copilot+ PC準拠(最大40TOPSのNPU搭載)
- 省電力性が高く、最大約16時間のバッテリー駆動
- メモリは最大32GBまで(オンパッケージ構成)
- AI処理やモバイル用途を重視するビジネスパーソン向け
IAL(Arrow Lakeモデル)の特徴
- 最大64GBメモリ対応(大規模データや開発用途に最適)
- 高性能CPU(U/Hシリーズ)を選択可能で、重い処理も快適
- Privacy Guard液晶を選択可能で、セキュリティ性を強化できる
- クリエイターや法人のヘビーユース向け
Aura Editionでの体験強化
Gen10はすべて Aura Edition として登場し、AIを活用した新しいユーザー体験が加わりました。
- Smart Mode:集中・コラボレーション・セキュリティ・ウェルネスなどシーン別に自動最適化
- TrackPointクイックメニュー:赤ポッチをダブルタップでAI機能に即アクセス
- Smart Share / Smart Care:スマホ連携やAIによるサポート機能
これにより、単なる2-in-1ではなく「AI時代のビジネスパートナー」へと進化しています。
まとめ
ThinkPad X1 2-in-1は、2016年の初代X1 Yogaから続く「柔軟に形を変えて使えるプレミアム2-in-1」として進化を重ねてきました。最新のGen10では、360度回転ヒンジやペン入力といった従来の強みに加えて、AIを活用した Aura Edition を搭載。集中・セキュリティ・ウェルネスといったシーン最適化機能により、単なるモバイルPCを超えて「働き方そのものをサポートするデバイス」へと進化しています。
最新モデルは、AI性能と省電力を重視した Lunar Lakeモデル、拡張性とパフォーマンスを重視した Arrow Lakeモデル の2系統を用意。さらに価格を抑えたいユーザーには、依然として高い完成度を誇る Gen9(2024年モデル) も選択肢に入ります。
軽さ・堅牢性・入力性というThinkPadの本質を保ちながら、AI時代の柔軟性を備えたX1 2-in-1。
モバイルワークでもクリエイティブ作業でも、安心して長く使える1台を探している方に、まさに最適なプレミアム2-in-1といえるでしょう。

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